【漢方薬剤師が教える】妊娠中の食養生(2)水分停滞タイプの方

皆さんこんにちは。
タクヤ先生こと杉山卓也です。

今月は「妊娠中の食養生」を紹介しています。
妊婦さんが積極的に積極的に摂ってほしい食材を、タイプ別にお話します。

食養生とは私たちの身体をつくる食べ物を見直して、健康を保つために必要な栄養を補充するための食事のことです。

今回のタイプは「水分停滞タイプ」の方の食養生について、みていきましょう。

水分停滞タイプの特徴

水分停滞タイプは漢方で分類しますと「痰湿(たんしつ)」と呼ばれます。

痰湿は水分の代謝が悪く、身体にとって余剰な水分を上手にさばけません。

そのため、溜まった余剰な水分が身体に害をなすことにつながります。

具体的には胃腸の不調、だるさ、吐き気、めまい、耳鳴り、むくみ、場合によってはメンタルの不調(うつなど)を引き起こすこともありますので注意が必要です。

「ものを食べないのに太る」という方、「あるいは暴飲暴食水太りタイプ」の方の多くがこのタイプです。

ご自身の舌を見て白い(場合によっては黄色)苔にベッタリと覆われていた場合も可能性が高くなります。


食べてほしい食材・避けてほしい食材

痰湿タイプは先天的な場合もありますが、妊娠中に過食になったりすることで急性的な痰湿体質に傾くこともあるため注意が必要です。

食べ過ぎ飲み過ぎが続くことで痰湿体質が作られます。

この場合に避けてほしいのは、やはり高カロリー食品(とくに糖分と脂肪分)の過剰摂取です。

妊娠中はあまり激しく動けませんので、運動不足により、ただでさえ痰湿体質になりやすいためです。

ことさら日々口にするものに、注意が必要です。

痰湿はベタベタしている性質ですので、やはりベタベタした糖分や脂肪分と非常に相性がよく、これらと一緒に体内に停滞します。

反対に痰湿をさばく食材としては食物繊維の豊富な野菜や穀物類、海藻や根菜(ごぼうやれんこんなど)を積極的に摂ったり、春雨や緑豆などもお勧めできます。

夏野菜もいいのですが、身体を冷やすので摂り過ぎには注意が必要です。

食養生のポイント

痰湿とは身体に入って処理しきれない老廃物、という考えていただければイメージしやすいかと思います。
と、いうことはやはり、早食いや大食いは避けなくてはいけません。

これが続くと胃腸に負担を与えて消化吸収にトラブルを起こしてしまいます。

ただでさえ妊娠中は通常と体の調子が変化する時期ですので、ストレスから過食したりすることも多くなります。

よく妊娠中に「清涼飲料水は毒になるから」と寝しなに100%ジュースをガバガバ飲む人がいますが、ある意味では清涼飲料水も100%ジュースも大差ありません。

大量の糖分の摂取につながりますのでご注意を!

繊維質が豊富なものを温めて、ゆっくりよく噛んで腹八分目位に食べる、ということを心がけていただければ、あまり過度に心配しなくても痰湿体質が増悪することは少なくなると思います。

湿気の多い時期には、とくに注意して以上の生活をしてみてくださいね。

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