【助産師が教える】「天の川」は母乳だった?

7月7日は七夕。
織姫と彦星が年にいちどだけ再会できる日だと、語り継がれています。

この、織姫と彦星の夫婦が遊んでばかりいることにお怒りになった天帝が、天の川の両岸にふたりを別れさせたのは、東アジアで有名なお話です。

そんな天の川は、ギリシャ神話では違うストーリーがあります。

ギリシャ神話での天の川は母乳?

ギリシャ神話では、天の川は母乳だと考えられています。天の川を英訳するとMilky Wayになるわけはここからきています。

なぜギリシャ神話では天の川が母乳だと考えられているのでしょうか。

ギリシャ神話の天の川にはこんなストーリーがあるのです。

全知全能の神であるゼウスの妻はヘラでした。
ゼウスは結婚と離婚を繰り返しましたが、正妻としてヘラを迎えます。

しかし、ゼウスの浮気ぐせはなおりません。
ヘラは嫉妬し、常に浮気に目を光らせていました。

しかしゼウスは浮気し、人間の女性との間に子をもうけます。
この子どもの名がヘラクレスです。

ゼウスはヘラクレスをとてもかわいがり、正妻である女神ヘラの母乳を飲ませようとしました。

女神ヘラの母乳を飲むと、ヘラクレスの肉体を不死身にできるからです。

しかし嫉妬した ヘラは、他の女性が産んだ子であるヘラクレスに母乳を飲ませようとはしませんでした。

そこでゼウスはヘラに睡眠薬を飲ませます。
ヘラが眠っている間にヘラクレスに母乳を飲ませようとしたのです。

しかし、ヘラクレスが母乳を吸う力があまりに強く、飲ませている途中にヘラは目覚めます。
自分の母乳をヘラクレスが飲んでいることにヘラは驚き、ヘラクレスを突き飛ばします。

その際に、ヘラの母乳が飛び出しました。
「ぶしゃ~」っと大量に。

このヘラの母乳が、空高く大量に舞い上がりました。

そして天でミルクの環となり、天の川が生まれた…ギリシャ神話ではそのように考えられています。

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昔から、母乳は「すごいもの」と考えられていた

現代の私たちから考えるとゼウスの行動に驚きますが、ギリシャ神話に出てくる神々には好色が多いようです。

創造する神だから子孫を多く残そうとしていた、または昔は異性関係に寛大だった…など諸説あるようですが、それにしてもすごいですね。

ただ、昔から「母乳はすごいもの」という認識があったことは確かなようです。

母乳には母親の免疫が含まれていて、感染症やアレルギーになりにくいことなどが科学的に解明されていない太古の昔から、「母乳を飲むと健康になる」ことが知られていたんですね。

「ヘラの母乳を飲むと、不老不死の体を手に入れられる」なんて、母乳にはすごい力があると考えられていたことは間違いないようです。

七夕になったら思い出して

全知全能の神ゼウスには、愛人が10人以上いたとされています。
ゼウスの浮気相手とその子どもたちは、今も星座として空で輝きつづけています。

星座の成り立ちは諸説がありますが、ゼウスの子どもとされている星座は以下があります。

スパルタ王の妻だったレーダーとの間にもうけた子ヘレネーは「はくちょう座」に。
エウロペー姫を誘惑し、贈り物を与えたときにゼウスが変身した雄牛は「おうし座」に。
ゼウスの愛人デーメテールとの娘、ペルセポネは「おとめ座」に。

また、神々の給仕係にしようとゼウスが美少年をさらう時の姿が「わし座」に。
美少年が給仕している姿が「みずがめ座」に…。

降り注ぐ星空を眺めながら、神々のストーリーを考えた古代人の想像力は素晴らしいと思いませんか?

七夕にお空の天の川を見上げて、ヘラの母乳が広がっているようすを思い浮かべるながら眺めると、今までとは違う見え方がするかもしれません。

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