母体血清マーカーテストをすると何が分かるの?

母体血清マーカーテストをすると何が分かるの?

妊娠15週目に入る頃から「母体血清マーカーテスト」という言葉を耳にするようになります。母体血清マーカーテストとは、どのような事が分かり、どのような検査を受けるのか・・・全く想像も付かないというママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。母体血清マーカーテストについて詳しく解説していきたいと思います。

母体血清マーカーテストって何?

母体血清マーカーテスト

母体血清マーカーテストとは・・・出生前診断のひとつで、妊婦さんから少量の血液を採取し、血液中のタンパク質の濃度を調べ、お腹の赤ちゃんに染色体の異常があるかどうかを「確率」としてパーセント数値で知ることができる検査です。

母体血清マーカー検査には、トリプルマーカーテスト、クアトロテストの種類があります。あくまで推定であり、可能性が高い場合には「確定診断」を得るため、羊水検査を受ける必要があります。

この検査で高い数値が出ても、生まれた赤ちゃんには何の問題もない場合があります。あくまでも分かるのは「確立」なのです。

トリプルマーカーテストとクアトロマーカーテストの違いって何?

トリプルは「3」という意味だという事を知っている方は多いと思いますが、クアトロという言葉は初めて耳にする方もいるのではないでしょうか。

クアトロはポルトガル語で「4」をあらわす言葉です。簡単に説明すると血液中の3つの物質を調べるか・・・4つの物質を調べて検査するかという違いだけです。

トリプルマーカーテストは、母体の血液中の3つのマーカー(指標となる物質)「アルファフェトプロテイン」「ヒト絨毛ゴナドトロピン」「エストリオール」の濃度を調べます。

クアトロマーカーテストでは同じ目的で上記3つに加えて「インヒビンA」についても検査を行ないます。測定する血液中の成分が多いクアトロテストは、トリプルマーカーと比べて、ダウン症候群の確立を割り出す精度が向上します。ダウン症候群の確率の算出においてのみ、4つの成分を測定することが重要なのです。

母体血清マーカーテストの検査可能な時期

妊娠15週~21週6日まで検査可能ですが、検査結果をみて「確定診断」として羊水検査を実施することを考慮すると、妊娠17週頃までに検査することが望ましいとされています。ですが、この検査は同年齢の方と比較してたんぱく質の数値が高いかを測定するものなので、高齢出産の方には向いていないと言われています。

母体血清マーカーテストの検査方法

妊婦さんから少量の血液を採取し、妊娠中に胎盤などから作られる4つの成分(AFP、hCG、uE3、Inhibin A)を測定します。ママの採血だけですむ検査なので、羊水検査のようにリスクを伴う検査ではありません。

母体血清マーカーでわかる疾患

母体血清マーカーテストを行うことで以下のことが分かります。

  • 21トリソミー(ダウン症候群)
  • 18トリソミー(エドワーズ症候群)
  • 開放性神経管奇形
13トリソミー・18トリソミー・21トリソミーとは
一般的に染色体異常として知られており、18トリソミーや13トリソミーは女の子が多いです(男の子の場合は流産することが多いようです。)両方とも、重度の先天性障害として知られており、多くの奇形および重度の知的障害を持って生まれるため、生後1年以内に亡くなる子が多いといわれています。21トリソミーは、ダウン症で知られている「ダウン症候群」のことです。
開放性神経管奇形とは
妊娠初期に形成される赤ちゃんの神経管が正常に形成されないために、赤ちゃんの脳や脊髄に障害が起きてしまう状態のことです。脊椎が正常に形成されない「二分脊椎」や頭蓋骨が正常に形成されないために、脳が発達しない「無脳症」があげられます。

母体血清マーカーテストは、採血による検査でリスクがなく、手軽に受けられる検査ですが、おなかの赤ちゃんがダウン症などの限られた障害である可能性があるとわかるだけで、「確定診断」ではありません。リスクを「パーセント数値」で推定し、赤ちゃんに疾患があるかどうかを確率として知ることができる検査です。

最終的には羊水検査などの確定診断を受ける必要があります。初めから確定診断である羊水検査を受けることを決めている場合は、マーカーテストを受ける必要はありません。

母体血清マーカーのメリット・デメリット

母体血清マーカーを受けようと考えているママは絶対知っておくべきメリット・デメリットがあります。以下のことを頭に入れておき、検査を受けるようにしましょう。

メリット

  • ママから少量の血液を採取するだけなので、危険を伴う検査ではありません
  • 費用は1~3万円と比較的安く、受けやすい金額です

デメリット

  • 確率でしか分からないため、異常がある可能性がある場合は確定診断も受ける必要がある
  • 100%の精度ではないため偽陽性の結果が出ることがある

※偽陽性とは・・・ 陰性であるのに、誤って陽性と判定される事を言います。

母体血清マーカーテストは比較的受けやすい検査です。年齢や妊娠歴、家族歴などから心配事があって可能性を知っておきたいという場合はお医者さんや家族の人とよく話し合って受けましょう。

もし、母体血清マーカーテストで陽性反応が出た場合、確定診断を受けるために羊水検査をするかどうかは 夫婦でよく話し合い、医師の十分な説明を受けて判断する必要があります。

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