児頭骨盤不均衡について

児頭骨盤不均衡について

児頭骨盤不均衡

出産は命がけです。出産は人それぞれでスムーズに出産できるママもいれば、難産になってしまうママもいらっしゃいます。難産の1つに児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう)というものがあります。聞きなれない難しい名前ですね。児頭骨盤不均衡の原因や症状をお話したいと思います。

児頭骨盤不均衡って何?

経膣分娩をする場合、赤ちゃんは狭い産道を通って出てきます。ですが、赤ちゃんの頭が大きかったり、ママの骨盤が小さかったりすると、赤ちゃんは産道をスムーズに通りきれません。産道の途中で引っかかってしまいお産がストップしてしまったり、長引いてしまうことでママや赤ちゃんが危険にさらされる可能性があります。

このように赤ちゃんの頭の大きさと、ママの骨盤の大きさがつりあっておらず、産道を通過できないような状態を「児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう)」いいます。

児頭骨盤不均衡の原因とは?

赤ちゃんの頭は出産時には一時的に変形し、さらにママの骨盤が広がるため、自然分娩が可能な場合がほとんどです。ですが・・・

  • 赤ちゃんの大きさは正常だけど、ママの骨盤が小さい場合(狭骨盤※)
  • ママの骨盤の大きさは正常だけど、赤ちゃんの頭や体が大きい(巨大児など)
  • 赤ちゃんの頭が大きく、ママの骨盤も小さい

上記のような場合に、児頭骨盤不均衡の疑いが出てきます。4000g以上の巨大児や水頭症の場合も、骨盤を通過できない可能性があります。

狭骨盤ってどんな人が疑われるの?

  • ママの身長が150㎝以下で、特に145㎝以下のママ
  • 子宮底長が36cm~38cm以上で巨大児が疑われる場合
  • 以前の出産で、帝王切開、鉗子分娩、困難な吸引分娩、遷延分娩、周産期死亡などがあった場合
  • 分娩開始後、長時間経過しても赤ちゃんの頭の下降兆候がない場合
  • 高年初産婦、長期不妊の場合
  • 骨盤腔の狭小、変形あるいは児頭骨盤不均衡が疑われる場合

上の条件が当てはまるからと言って、必ずしも児頭骨盤不均衡であるとは言い切れません。逆に、身長が160cm以上ある方でも児頭骨盤不均衡の疑いをかけられることもあります。また、ママが発育期に骨盤などの脱臼や骨折、腫瘍や感染症などが原因で骨盤に異常があわられ、その事が原因で狭骨盤になるママもいらっしゃいます。

児頭骨盤不均衡の診断方法

ママの体形や超音波検査で赤ちゃんの頭の大きさを測って、児頭骨盤不均衡が疑われる場合は、触診・レントゲン撮影をし、骨盤の広さを確認し、赤ちゃんが通れるかどうかを判断します。出産前の検査で、産道を通れるかもしれないという微妙なラインの場合は経膣分娩にトライし、状況に応じて緊急帝王切開をすることがあります。

赤ちゃんがどのように産道を通るのか、また赤ちゃんがどれだけ頭を小さくして産道を通るのかは、出産時にしか分かりません。うまくいけば経膣分娩が可能な方もいらっしゃいますが、お産の時間がこれ以上長引くと危険だと判断された場合には緊急で帝王切開に切り替えることがあります。

また、出産前の診断の結果、経膣分娩不可能だと診断された場合には初めから帝王切開となります。

その後の出産も帝王切開になるの?

上でお話したとおり、児頭骨盤不均衡だと疑われていた場合でも経膣出産が可能な方がいらっしゃいます。ですが、児頭骨盤不均衡が原因で帝王切開で出産されたという方は、それ以降の出産は帝王切開の可能性が高くなります。帝王切開をした方でも、場合によっては経膣分娩が可能な場合がありますが、子宮破裂などのリスクを伴いますので母体と赤ちゃんの身体を優先して考えるようにしましょう。「帝王切開で出産した、その後の出産は普通分娩が可能なの?」の記事はこちら

出産前に事前に検査していても、実際に出産してみないと分からないのが現実です。検査をして児頭骨盤不均衡を指摘されても、自然分娩が可能な場合も多くあります。児頭骨盤不均衡の疑いがある以上、帝王切開の可能性があるという事だけは頭に入れておきましょう。担当医としっかりと話し合い、ママと赤ちゃんにとって一番いい方法での出産スタイルを選択するようにしましょうね♪

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