妊娠周期ってなに?排卵日との関係は?出産予定日までの数え方まとめ

妊娠したり妊娠を考えるようになってはじめて、妊娠周期という言葉を聞いた女性もいるのではないでしょうか。

妊婦さんにとって、妊娠周期を知ることはとても大切です。

妊娠周期って何?
どうやって数えるの?
なぜ妊娠周期を知ることが大切なの?
どうしたら妊娠周期を簡単にわかるの?

などを、今回はお話しします。

妊娠周期と排卵日の関係や、出産予定期までの数え方もあわせてお伝えしていきます。

妊娠周期とはいつからいつまでの期間をいうの?

妊娠周期とは、「妊娠している期間」のことをいいます。

世界保健機関(WHO)によれば、妊娠周期に関して以下の定義があります。

  • 最終月経開始日を満0日として数える
  • 日数や週数を「満」で数える
  • 正常妊娠持続日数は280日とする
  • 28日を妊娠歴の1ヶ月と定め、妊娠持続を10ヶ月とする
  • 7日を1週と定め、妊娠持続を40週とする

それぞれ生理周期は個人差がありますが、最終月経開始日を「妊娠0週0日」とします。

そして、すべての妊婦さんが生理周期を28日周期と考えて計算していき、出産予定日は満280日目となる「妊娠40週0日」となるのです。

しかし、実際は出産予定日に必ず赤ちゃんが産まれるわけではありません。

そのため、この妊娠0週0日から出産するまでの間が、それぞれの妊婦さんの妊娠周期といえます。

参考文献:メディックメディア「病気がみえるvol.10産科第3版」P4、P6~14

妊娠周期の数え方

妊婦さんが外出していると、「今何ヶ月なの?」と聞かれることもあります。

しかし、妊娠周期は「妊娠●ヶ月」といった時期だけではなく、「妊娠初期」「妊娠中期」「妊娠末期(後期)」と週数によって期間が定められています。

 

期間 数え月(第〇ヶ月) 満妊娠週数
初期 1ヶ月 0週0日~3週6日
2ヶ月 4週0日~7週6日
3ヶ月 8週0日~11週6日
4ヶ月 12週0日~15週6日
中期 5ヶ月 16週0日~19週6日
6ヶ月 20週0日~23週6日
7ヶ月 24週0日~27週6日
末期(後期) 8ヶ月 28週0日~31週6日
9ヶ月 32週0日~35週6日
10ヶ月 36週0日~39週6日
11ヶ月 40週0日~

妊娠したかもしれない?と妊娠検査薬で調べて陽性反応がでて、初めて病院やクリニックを受
診するタイミングでは、早い人でも妊娠4~5週になっています。

最終月経開始日が「0週0日」なので、妊娠に気づいたころは数え月ではすでに「妊娠2ヶ月」になっているのです。

一般的につわりが落ち着き、胎盤が完成する妊娠16週以降を「安定期」といいます。

安定期はすでに妊娠周期では中期という区切りになります。

やっと安定期に入ったと思ったら、もう妊娠5ヶ月で妊娠の半分まできたとびっくりする妊婦さんもいるようです。

出産予定日、妊娠周期は途中で変わることがある?

妊娠したことがわかり、病院を受診すると一番初めに医師から聞かれる問診の中に、最終月経開始日があります。

基礎体温をつけていた方や、不妊治療後で医師が排卵日を正確に把握している場合は別ですが、ほとんどは最初の出産予定日をこの最終月経開始日から計算していきます。

しかし、胎児の成長とともに出産予定日が変更になる可能性も多くあります。

実際の排卵日と最終月経開始日には、それぞれ個人差があるからです。
すべての妊婦さんが同じ月経周期ではありません。

月経不順な女性が妊娠した場合は、妊娠週数と胎児の発育にズレがみられることもあります。

いつも月経周期が一定という女性でも、排卵日と月経開始日はその月によって少しずつズレているケースもみられます。

単純に最終月経開始日を間違って覚えていることも。

もし妊娠週数が途中で修正されたからといって、心配する必要はありません。


どうやって妊娠週数は修正されるの?

妊娠週数が変更される場合は、胎児の発育状態から判断します。

妊娠初期の胎児の大きさはそれほど個人差がないために、この大きさなら何週何日だろうと週数を計算できるのです。

妊娠初期の診察では、出産予定日が決定するまでに何度か、超音波検査で胎児の大きさを検査します。

出産予定日が決定するのは初回受診ではなく、だいたい妊娠8~9週ごろです。

出産予定日が変更になるということは、何週何日という妊娠週数も変わります。


妊娠周期を知っておくのはなぜ?


妊娠周期の数え方についてお話してきました。

なぜ妊婦さんは出産予定日だけでなく、妊娠周期を知っておかなくてはいけないのでしょうか。

ひとつには、医学的な妊娠周期による対応の違いがあります。

また、妊婦さんの身体に現れる変化と胎児が発育する状態は1日ごとに大きく変わるため、妊娠周期を知っておく必要があるのです。

妊娠周期によって、医療の対応が変わる

妊娠周期は前期、中期、後期だけでなく、流産期、早産期、正期産期、過期産期といった分類があります。

死産期(妊娠12週0日~)や人工妊娠中絶可能時期(~妊娠21週6日)なども、全て妊娠周期によって定められています。

人工妊娠中絶可能の時期とも重なりますが、胎児が産まれても生きていくことができるかという胎外生存可能時期(妊娠22週0日~)という決まりもあります。

妊娠周期 分類 死産扱い 人工妊娠中絶 胎外生存
~妊娠11週6日 早期流産 可能 不可能
妊娠12週0日~21週6日 後期流産 死産(役所に届出が必要)
妊娠22週0日~36週6日 早産 不可能 可能
妊娠37週0日~41週6日 正期産
妊娠42週0日~ 過期産

妊娠中は何が起こるかわかりません。
何かしらの異常事態が起こり、まだ早産の時期に出産を余儀なくされる可能性もあります。

妊娠21週6日までは、残念ながら胎外生活が不可能と判断される時期です。

そのため、生存のための治療は積極的におこなわなわず、産まれても死産になってしまう可能性もあります。

妊娠22週0日であれば胎外生存可能時期と判断しされます。

生まれた後に後遺症がある場合も考えられるため、両親の意向も考慮しますが、医師たちは産まれた後に積極的な治療をおこない、赤ちゃんの命を救おうとするのです。

たった1日の違いで、産まれてくる赤ちゃんの未来が変わるケースもあるのです。


早産と正期産の場合も同じです。

早産期(~妊娠36週6日)での出産と、正期産(妊娠37週0日~)の出産では、たった1日の違いです。

早産期に出産すると治療時期での出産だったと判断されるので保険適用になったり、母子手帳も早産とされます。

そのため、赤ちゃんのフォローが自治体でもおこなわれます。


妊娠周期ごとに気をつけたい症状がある

妊娠中はママの身体への影響は大きいものです。

妊娠週数が1週や1日違うだけでも、自分では自覚することが難しいことも。
目には見えなくてもママの身体における状態は、かなり変化します。

また、妊娠週数によって出やすい症状もあります。
貧血や高血圧、合併症には気をつけましょう。

毎回の妊婦健診で、血圧測定や体重測定、尿検査、子宮底長といって子宮の大きさを測る検査が必ずあります。

ほかにも週数に応じて中期に1回、後期に1回といったようなペースで血液検査や詳しいエコー検査などがあります。

それも週数で起こりやすい合併症をチェックするためにおこなっているのです。


「●週●日」で妊娠周期を把握しよう

胎児も週数によって成長の度合いが決まっています。

どの器官がつくられてくる時期だとか、心拍はいつぐらいから確認できるとか、体重や身長はどのくらいか、週数によって変わってきます。

1日で大きく成長することもあります。

そのため、早産傾向にあって入院治療中のときなども、母体に悪影響がない限りは正期産の時期になるまでお腹の中で胎児を1日でも長く成長させようとします。

「妊娠何●ヶ月」と月単位で妊娠周期を区切ると、その1ヶ月の間でも月の始めと終わりでは大きな差があります。

そのため、妊娠周期は「●週●日」と言える様に把握しておくことが大切です。

最近の病院や産院では、自分の妊娠周期を週数で言えるように指導されることが多いようです。

健診のときも「今何週ですか?」とあたりまえのように聞かれるので、答えられるように妊娠周期を理解しておきましょう。

妊娠周期を忘れないためには?


妊娠周期の大切さがわかえりました。

ところで、どうやったら妊娠周期を忘れずに済むのでしょうか。

簡単な計算方法や聞かれてすぐに答えられるように、おすすめの方法をお伝えします。

妊婦健診も週数でほぼ決められているので、自分が「●週●日」と覚えておくことで、次の健診のタイミングも忘れずにすみます。

カレンダーや手帳に記入する

妊娠周期を忘れないためには、出産予定日が決定してからカレンダーや手帳に出産予定日を「妊娠40週0日」と記入しておくことがおすすめです。

そして、同じ曜日の1週前を39週0日、38週0日…とカレンダーを逆にたどってチェックしていきましょう。

出産する病院や産院から、出産予定日が決定したら、「週数カレンダー」などをもらえる場合もあります。

「●週0日」にあたる日を記入して、母子手帳に挟んでおけて便利です。

母親学級などでも、数え方を教えてもらえたりカレンダーに記入しておくように指導されることがあります。

妊娠週数アプリを利用する

妊娠週数計算機アプリは、スマホやタブレットで利用できる便利なツールです。

出産予定日を入力するだけで、今日が●週●日か教えてくれるというアプリです。

スマホやタブレットでアプリを検索すると無料アプリもたくさん出てきます。

レビューを参考にしたり、自分が使いやすいアプリを選んでください。

ただし、最終月経開始日を入力して、妊娠週数を計算するアプリはあまりオススメできません。

最終月経開始日から出産予定日を計算する方法はあくまでも目安なので、途中で出産予定日が変更になる可能性は高いからです。

ほかにも妊婦さんの体重管理や、胎児の成長について教えてくれるアプリもあります。

陣痛時間の計測をしてくれるアプリや、産後の赤ちゃんの成長記録をつけられるアプリなど、妊娠・出産・育児に関するアプリは多数あるので、自分にあった使いやすいアプリをみつけましょう。


妊娠周期は「●週●日」と言えるようになろう


妊娠周期は、た妊娠中の区切りをあらわすだけのものではなく、自分がいま妊娠中のどの時期なのかを知れるものです。

●週●日になるのかを知っておくことで、その週数に合った胎児の成長具合の様子を知ることができます。

自分が気をつけるべきポイントがわかることで、医師や助産師に質問もできて、時期にあったアドバイスがもらえます。

また、急な出血など異常が起こったときにいつもの担当医師ではなかったり、違う病院を受診するケースもあります。

そのときに、自分が●週●日の妊婦だと伝えることはとても大切です。

医師の診察も処置もスムーズに進み、ママとお腹の赤ちゃんを守ることにつながります。

これから産まれてくる赤ちゃんのために、今日からあなたも妊娠周期を「●週●日です」と言えるようなって、マタニティ生活を楽しんで過ごしましょう。

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