妊婦さんの希望に沿ってお産を全力サポート!久保田産婦人科病院の久保田一郎先生にインタビュー

妊活をはじめたり妊娠がわかると、どんなお産をしたいか悩む方もいるのではないでしょうか。

お産までの流れを知りたい
希望するお産をかなえるにはどうしたらいいの?
できれば医療処置をしてほしくない…

など、お産について心配なこともあり、さまざまな情報を調べる方もいます。

たくさんの情報が書籍やインターネットで見られますが、産婦人科で直接、疑問を解決することも大切です。

そこで今回は、久保田産婦人科病院の久保田一郎先生に、お産の流れや妊婦さんが希望するお産のサポートについて聞きました。

また気になる医療処置や、無痛分娩についてもあわせて伺いました。


久保田産婦人科病院 久保田 一郎副院長

「一人ひとりの理想を実現させるお産」のために

久保田産婦人科病院では、「安全なお産」はもちろんですが「一人ひとりの理想を実現させるお産」に力を入れています。

そのためにどのようなサポートをおこなっているのか、お話しを伺いました。

ーーー「妊婦さん一人ひとりの理想を実現させるため」に、サポートする際に心がけていることはなんでしょうか。

お産にはさまざまな理想がありますが、共通して心がけていることは「リスクがないかどうか」です。

異常があれば速やかにみつけて、リスクに素早く対応できるような体制を整えています。

妊婦さんが満足できるお産のためにスタッフ一同でサポートしていますので、心配なことは遠慮せずに相談してください。

ーーーどのような流れで「理想のお産」を考えていくのでしょうか。

まずは外来に来ていただき、妊娠検査をおこない、経過が順調であれば、妊娠10週で妊婦検診を受けていただきます。

初期の検査は、妊婦さんの肝機能や腎機能、血糖、甲状腺、感染症、がん検査などです。

妊娠10週前後までは、エコー検査で赤ちゃんが入っている袋(胎のう)が見られます。

この妊娠初期の段階で、助産師がお産の希望を聞いてバースプランを立てていきます。

安全面で問題がないか、妊婦さんの状態や経過に合わせて医師の判断が必要です。

希望されるお産のイメージに近いのが理想ですが、リスクが大きい場合は不用意にはおこないません。

その場合は、希望に添えないことを納得していただくことが大切です。
そのため妊婦さんが理解できるように、リスクを説明しています。

ーーー妊婦さんからは、どのような理想が寄せられますか。

「自然なかたちのお産」を望まれる方からは、陣痛促進剤の使用や会陰切開の処置をなるべくしないでほしいという希望をよく耳にします。

立ち会い分娩を希望される方も多くいます。

また、上のお子さんがいらっしゃったり、ご主人の立ち会えるスケジュールが限られているため計画的に出産したいという希望もあります。

できるだけ希望日に合わせますが、子宮口の準備ができていないときは無理におこないません。

妊婦さんの経過をきちんとみた上で、慎重に判断しています。

陣痛促進剤とは…
お産は子宮が収縮することで赤ちゃんを外に押し出します。
子宮の収縮を促すのが、陣痛促進剤です。

陣痛促進剤については、こちらの記事もご覧ください。

会陰(えいん)切開とは…
出産のときに赤ちゃんが通れるように、腟口から肛門の部分(会陰)を切開する処置のこと。

会陰切開は以下の記事で、詳しく説明しています。

ーーー立ち会い分娩を希望される方はどのくらいでしょうか。

7割以上の方が立ち会い分娩を希望されます。

当院の立ち会い分娩は基本的に、ご主人の立ち会いを受け付けています。

久保田産婦人科病院での分娩の進め方は?

ーーーそれでは、分娩時のサポートについてお伺いしていきます。
普通分娩はどのように進めていくのしょうか。

普通分娩では陣痛が10分間隔になるか、痛みが強くなったり破水があったら当院に連絡をいただいて来院してもらいます。

連絡は24時間体制で受け付けていますので、安心してください。

病院に来てからは、助産師が妊婦さんに寄り添って、お産の不安や痛みを軽くできるようにサポートします。

和やかにお産を進められるよう心がけて、お産を指導していきます。

陣痛とは…
お産のときに赤ちゃんを押し出すため、子宮が収縮することによって感じる痛みのこと。

陣痛については以下の記事で解説しています。

ーーー無痛分娩を希望する方も増えているとのことですが、無痛分娩ではどのようなことに気をつけていますか。

当院の無痛分娩では、痛みを和らげてお産ができます。

麻酔が強くききすぎてしまうと、妊婦さんのいきみがむずかしくなるため、ちょうどよいところでコントロールするのが理想です。

痛みの感じ方やお産の経過によって麻酔を調整するように、気をつけています。

ポイントをおさえて自由なマタニティライフを

ーーー妊娠中の過ごし方についてお聞きします。
妊婦さんから多く寄せられる悩みとして、妊娠中の旅行があります。
旅行についてはどのようにアドバイスされていますか。

経過が順調であれば旅行に出掛けていただいても、問題はありません。

しかし、旅行でつい無理をしてしまいがちですし、妊娠中は普段よりも疲れやすいものです。

ですので無理のない旅行計画を立てて、休憩時間を多くするなど妊娠中の身体に配慮したスケジュールにするとよいでしょう。

旅行以外でも妊婦さんの普段の生活では、自由に大らかに過ごしてもらいたいと考えています。

そのために気をつけるべきポイントは、しっかりをおさえておくことが大切です。

ーーーポイントをおさえておけば、心配しすぎることはないのですね。

母親学級などでも、さまざまな質問をお受けしています。
中には考えすぎて、不安になってしまっているのかなと思われる方もいらっしゃいます。

妊娠・出産で気をつけることはもちろんありますが、思いつめてしまわないようにしてほしいですね。

たくさんの情報を見て不安になったら、病院で直接ご相談ください。

しっかり説明いたしますので、安心してもらえると思います。

「奉仕の精神」を大切に「地域医療の責任」を果たしていく

ーーー大切にしている理念や、目指していることをおしえてください。

「奉仕の精神」を持って、「地域医療としての責任」を果たしていくことをが、当院の理念です。

常に安心して分娩に臨める環境を提供するために、妊婦さんの立ち位置で考えて寄り添う病院であり続けることを目指しています。

そのため、妊婦さんが必要以上の心配を感じないように、しっかりと説明することを心がけて診療にあたります。

また広い地域をカバーして、安心できる病院としての責任を果たしていきます。

ーーー患者さまに伝えたいメッセージをお聞かせください。

ちょっとした悩みにも相談に乗りますので、不安があったらぜひご相談ください。

スタッフ一丸となるために意見を出しやすい環境をつくったり、協力できる体制を保つよう意識しております。

出産は人生の中でも、何度とない貴重な経験の場です。

その場所として当院を選んでいただければ、スタッフ一同で全力を尽くしてサポートいたします。

久保田産婦人科病院の情報

  • 住所/東京都練馬区東大泉3丁目29番10号
  • 電話番号/03-3922-0262
  • アクセス/西武池袋線「大泉学園駅」北口より徒歩5分。JR中央・総武線、京王井の頭線「吉祥寺駅」からバス約30分。駐車場あり(8台)。
  • ホームページ/http://www.kubota-hosp.jp/

 

ーーー練馬区大泉学園駅から徒歩5分ほどに位置する久保田産婦人科病院。
練馬区を中心とした広い地域に向けて、医療を提供しています。

練馬区や周辺地域の方はもちろんのこと、近年は吉祥寺からバスで来院する方なども多くなってきたそうです。

分娩できる医療機関が減っている中で、さらに広い地域をカバーする産婦人科としての期待がますます高まります。

また、慣れない妊娠で不安を抱えた妊婦さんの悩みを軽くするため、一人ひとりに寄り添う真摯な姿勢を強く感じました。

妊娠や出産について心配ごとがある方は、ぜひ相談してみるとよいでしょう。

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