生後半年までの子どもとのコミュニケーション


生後半年までの子どもとのコミュニケーション

ことばはいつ育つ?

コミュニケーションは何歳から取れるようになるでしょう?
よく「いつごろからコミュニケーションの練習ができるのか?」と質問されることがあります。私は「どんな年齢でも、どんな子どもでも、コミュニケーションの練習はできます」と答えます。では、1歳前までの子どもたちとのコミュニケーションを前半後半に分けてご紹介します。

前半:生後半年くらいまでの子どもとのコミュニケーション

  • 赤ちゃん:(泣く)
  • お母さん:どうしたの?
  • 赤ちゃん:(泣く)
  • お母さん:お腹空いたかな?オムツがぬれたかな?(抱っこしながら様子を見る)

赤ちゃんが泣くと、お母さんは様々なシチュエーションを考え、赤ちゃんの動きや泣き方などから解釈をして、対応していると思います。こうした関わりの中で、赤ちゃんは次第に視線や体の動きを使って、「抱っこしてほしい」、「おっぱいが飲みたい」という欲求を伝えるということを学んでいきます。生理的な泣きから、徐々に能動的に泣くようになっていきます。

また、声が出せるようになると、その声に反応してお母さんが近づいたり、抱っこしたりすることで、期待をこめて声をだすようになっていきます。

この時期は、基本的には「お母さんの一方的な解釈」によってコミュニケーションをとる時期になります。

「泣いてばっかりだな」と感じることもあるかもしれません。でも実はこれは立派なコミュニケーションの第一歩になります。赤ちゃんは「泣くのは仕事」という言葉もありますが、「泣く」ことがきっかけになり、それを受け止められる経験を積むことでコミュニケーションが育っていくのかもしれませんね。

中野美有 先生

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