【助産師が教える】新生児のうんちと便秘の対処法

赤ちゃんのうんちは変化します。

生後まもなくは黒っぽいぺたーっとしたうんち、数日たつとべちょべちょしたうんちになります。

そして、その後に便秘になるお子さんもいます。

今回は赤ちゃんはなぜ便秘をするのか、どんな対策をすればよいのかについて紹介します。

新生児のうんちの変化

新生児のうんちは、母乳を飲んでいるかミルクを飲んでいるかによって柔らかさが違います。

生まれてすぐのうんち

赤ちゃんが生まれてすぐのうんちは「胎便」といい、黒っぽくてぺたーっとしています。

まだ何も飲んでいない赤ちゃんのうんちの中身は、胎内にいるときにためていたものなのです。

赤ちゃんが胎内にいたとき、からだはぐんぐん成長します。
羊水のなかには、はがれた皮膚や髪の毛などがぷかぷか浮いています。

赤ちゃんは、羊水をきれいにするためにその老廃物を水から飲み込み濾過して尿から再び羊水に戻します。

このように羊水を濾過する際に、赤ちゃんのおなかにたまっていたものが「胎便」の中身なのです。

うまれて2~3日めのうんち

生まれて2~3日たつと、母乳やミルクを飲んだうんちと胎便が混ざりあったうんちに変化します。

つぶつぶが混ざっているこのうんちのことを「移行便」といいます。

生まれて数日たってからのうんち

さらに数日たつと、赤ちゃんが飲んだ母乳やミルクが消化したうんちになります。

母乳を飲んでいる赤ちゃんのうんちはゆるく水っぽい黄色で、甘酸っぱいにおいがします。

そして、ミルクを多く飲んでいる赤ちゃんのうんちは茶色で、母乳を飲んでいる子のうんちよりも水っぽさがありません。

このころのうんちを医師や助産師が見れば、母乳を飲んでいるのかミルクを多く飲んでいるのかがすぐにわかるほど、わかりやすいうんちの違いがあります。

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便秘になるのは、とっても愛らしい理由から

生まれてすぐはべちょべちょしたうんちだったので、赤ちゃんが力まなくても出てきます。しかし数日たつと、頑張ってうんちを出さなくてはいけません。

生まれてまもなくの赤ちゃんは、自分で頑張ってうんちを出す経験がありません。

そのためどうやって頑張ったらいいのかわからずに、便秘になる場合もあります。

赤ちゃんが顔を真っ赤にしながら手足を伸ばし力んだり、泣き声を出していることがあります。
これは「うんちを出すためにどうしたらよいかを学習中」なのです。

排便の経験を重ねれば、どこにどのように力を入れたらうんちがでるのかを知っています。
赤ちゃんはこのコツをまだ知らないので、体中に力を入れて頑張っているのです。

大人になってからも、顔を真っ赤にして手足を伸ばし声を出しながら力んでみたら上手に排泄できません。

「赤ちゃんはまだうんちを出す経験が少ないから頑張っている」と思うと、つい応援したくなりますね。

便秘になったときの対策

赤ちゃんは「うんちを出すために頑張っている」とはいっても、何日も出ない便秘を放置していいわけではありません。

新生児から始められる便秘の対策を紹介します。

腹部マッサージをする

うんちがなかなかでないときにまず始めたいのはおなかのマッサージ

うんちがたまりやすいのは左下腹部です。

そのあたりが固くなっていたら、やわらかくなるようにマッサージすると、よりうんちが出やすくなります。

左下腹部を中心に、円を描くようにマッサージしましょう。

マルツエキスを飲ませる

マルツエキスは、麦芽糖の発酵作用で腸の働きを活発にするため、おだやかに排便を促してくれます。

甘いシロップなので、母乳で育てている赤ちゃんにも飲ませやすいのが特徴です。

綿棒刺激をする

綿棒刺激を繰り返すと癖になるのではないかと心配するママもいますが、癖になることはありません。

なぜなら、「うんちが出るためにどこに力を入れたらいいのか教えているだけ」だからです。

赤ちゃんは、肛門に綿棒が入ってくると押し出そうとします。
従って、自然に肛門周りに力を入れるコツを覚えることができるのです。

綿棒の先にオイルをつけて1cmほど肛門に入れます。

綿棒につけるオイルは、ベビーオイルだけではなく、ごま油やオリーブオイルもオススメです。

肛門に入れてから肛門を押し広げるように優しく回していると、早ければ数秒でうんちが出てきます。

綿棒刺激を毎日する必要はありません。
3日間出なければ綿棒刺激をするくらいがめやすです。

浣腸をする

マッサージや便秘薬、綿棒刺激でも出なければようやく浣腸です。

うんちが固くなりすぎて、赤ちゃんの力では出せないので、浣腸に含まれるグリセリンでやわらかくしてから出す方法です。

グリセリン浣腸はドラッグストアでも購入できますが、新生児の浣腸は小児科で処置をうけたほうが安心かもしれません。

うんちで健康チェック

このように、生きていく上で欠かせない排便ですが、赤ちゃんにとっては日々練習なのです。

赤ちゃんの時期の便秘が、将来に影響することは絶対にありません。

パパやママが赤ちゃんのうんちをよく見ることは、赤ちゃんの健康のバロメーターの確認にもなりますよ。

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