【助産師が教える】涙を流すと母乳が減る?

妊娠中は「元気な子を無事に出産できますように」と、そのことだけを目標に過ごし、無事出産してようやくゴールかと思いきや、今度は母乳育児のスタートがやってきます。

産後は心身ともに不安定で、涙がぽろぽろあふれてくることもあります。

なかには一滴でも多くの母乳を飲ませたいと思うあまり、身体から水分が出ないように涙をぐっとこらえているママもいます。

涙と母乳量は、関係ないようで実は関係があります。
そんな涙と母乳量の関係についてまとめました。

母乳が出やすい身体の状態って?

「かわいいわが子に、母乳を飲ませてあげたい」のはすべての母親の願いです。

では、母乳がたくさん出るためにママの身体はどのような状態がよいのでしょうか。

「水分や栄養のある食事を摂る」「ストレス少なく過ごす」「たくさん吸わせる」ことも、もちろん大切です。

でも、ママがガチガチに緊張して肩に力を入れている状態で授乳をしていたら、身体はぎゅうっと凝り固まって、ふわふわの母乳が出にくくなってしまいます。

実は、身体にはこんな共通点があるのです。

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身体から出るものすべての共通点

その共通点とは、「身体から出るものはすべて、リラックスしていないと出にくい」ということ。

身体から出るものとは、具体的に以下のようなものです。

【身体から出るもの】

  • 尿
  • 便
  • おなら
  • 鼻水
  • よだれ
  • げっぷ

「緊張してガチガチだったから、よだれがダラダラ出る」という人はおそらくいません。

面接やお見合いの席で、げっぷやおならを出していたら信用されません。
旅行に行くと便秘になった人もいることでしょう。

でも、怖い思いをしたあとに、「大丈夫?」となぐさめれたら涙があふれた経験をしたことはありませんか?

家族がにこにこ団らんしているときにおならがついぷう~っと出たことや、休日のんびり過ごしていたら便秘が解消した経験は誰にでもあるはずです。

心身ともにのんびりと過ごしていると、身体がリラックスして緩みます

その状態が、身体からいろんなものが出やすい状態なのです。

それは、母乳も同じです。

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ママがリラックスしていることが大切

「泣くもんか」と歯を食いしばって頑張っているときは、身体がガチガチに緊張しているとき。
緊張しているときは出るものもうまく出ません。

つまり、「泣いたら水分が出て母乳も減ってしまう」のではなく、リラックスして涙が出るような状態のほうが母乳は出やすいのです。

思いっきり泣いたあとに、すっきりと軽くなる経験をしたことはありませんか?

「お母さんになったんだから頑張らなくては」と肩に力を入れて頑張るよりも、とにきは赤ちゃんと一緒に「え~ん」と泣いてみるとすっきりして母乳も出やすい状態になるのです。

ママの身体を緩めてリラックスするために、こんなこともおすすめです。

  • ストレッチで身体のコリをほぐす
  • よく噛んで食べる
  • 深呼吸をする
  • ごろごろする
  • 笑う!とにかく笑う!できなかったらつくり笑顔だけでもOK
  • 気持ちを吐き出す(家族にとことん話を聞いてもらう)

「リラックスしよう!」と頑張るとリラックスしにくくなりますが、まずは「ゴロゴロのんびりしよう!」と頑張らないと決めることからはじめてみませんか?

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