【漢方薬剤師が教える】食事を食べないお子さんの漢方ケア

皆さんこんにちは。
タクヤ先生こと杉山卓也です。

離乳食をはじめてみたけれどお子さんの食が細くて心配…というママもいるのではないでしょうか。

今回は漢方での「食欲」の捉え方と、その改善法についてお話しします。

食べられないのは「脾虚(ひきょ)」

授乳期にもおっぱいをなかなか飲んでくれなかった、という赤ちゃんが大きくなり、離乳食が始まってもなかなか食事を満足に摂ってくれなかったり、食欲にムラが出たりする場合があります。

「なぜうちの子はこんなに食が細いのかしら…」と心配になるお母さんもいますが、これは「食べない」のではなく「食べられない」というのが正解です。

胃腸を中心とした消化器系の総称である「脾(ひ)」というところが弱いお子さんは食が細かったり、食べるとすぐにお腹をこわす、便秘がちなど消化吸収に難をもっています。

消化吸収がうまくできないのは当然、満足な栄養を体に摂り入れられませんので痩せていたり、元気がなかったりします。

こういうお子さんに対して「とにかく食べなさい」というのは逆効果です。

だって摂り入れることができないわけですから。

この記事もチェック!

スポンサーリンク

たくさん食べれるおなかづくりの漢方

まず生活として必要なのは「消化のよいものを少しずつ」というコンセプトです。

野菜やお肉を柔らかく煮たり蒸したりして食べさせてあげましょう。

油はできるだけ少なめ。
味の濃いものや甘すぎるものは避けましょう。

パンなども消化を考えるとあまりお勧めしません。

お米も食べたくない、というお子さんには朝におかゆなどを作ってあげてもよいでしょう。

こうやって少しずつ、栄養をきちんと消化吸収できる環境を作ってあげながら無理なく成長を促してあげてください。

「脾」を健康にする「補脾薬(ほひやく)」というカテゴリの漢方薬も非常に有効です。

補脾薬には補中益気湯、四君子湯、六君子湯、参苓白朮散などがあります。
しかしお子さんの体質によって使い分ける必要がありますので、きちんとご相談ください。

合わせて読みたい!

お子さんの体質を知ろう

脾が弱いお子さんは「脾虚」という体質です。
脾虚とひと言で言ってもその中にもさまざまなタイプがあります。

例えば便秘がちなのか、下痢がちなのか、好き嫌いが激しいのか、胃もたれを起こすのか、成長が不全なのか、痩せ体質なのかなどなど。

大事なのはタイプに応じての食養生が存在することを理解することです。

食べてくれない、という不安からお子さんに怒ったりしがちです。

しかしそれはお子さんのせいではない、ということをきちんと頭に入れた上で食べれるようにしてあげる、というのが親御さんのお仕事になります。

不安な場合はきちんと漢方や中医学の考えに基づいた食養生で、身体にやさしい生活をご家族皆さんで心がけると自然とお子さんにも元気な脾が育っていきます。

食べたいものを食べたいだけ食べているご主人の三段腹の段をふたつ3つ削る勢いで皆さんで食生活を見直してみてくださいね。

注目記事

成功する産後ダイエットはいつから?授乳中に無理なく痩せる方法3選!

妊娠中についてしまった脂肪、出産後はできるだけ早く落としたいけど、母体への負担や、母乳への影響が心配。産後ママでも無理なくできるダイエット方法をご紹介。

賢いママは知っている? 妊活中から産後までにやっておきたいお金の準備まとめ

妊活・妊娠・出産…いったいお金はいくらかかってどう準備したらいいの?そんなお金の話をチェック!

気に入ったらシェア

 

この記事を書いた専門家

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

赤ちゃんの部屋をフォロー