立会い出産を希望するパパが心得ておくべきこととは?

立会い出産を希望するパパが心得ておくべきこととは?

立会い出産

出産のスタイルがさまざまになってきた近年では、夫婦で一緒に産まれてくる赤ちゃんを迎え入れよう…ということで、パパの立会い出産がよく行われています。

立会い出産にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、出産に立ち会うということは人生の中でそう多くあることではありません。守るべき我が子が産まれてくる、そしてそんな我が子を必死に出産する妻の姿を見て、感動したという方がとても多いものです。

自ら立会い出産を希望している!というパパも多くなっていますが、そんなパパが立会い出産をする前に心得ておくと良いこととは、いったいどんなことでしょうか?

出産のイメージを固めておこう!

まず、立会い出産を考えている…というパパは、できるだけ事前に「予習」をしておくと良いでしょう。

出産するのはもちろん奥さんではありますが、陣痛から分娩までの一連の流れを少しでも知っておくことで、出産の段階がわかりますし、奥さんや赤ちゃんが今どういった状況なのかわかりやすくなります。そうすることで、自分が今どんな声かけをしたら良いのか…たとえば、子宮口がもうすぐ7~8センチ!ということなら「もうちょっとだよ!」と声をかけて励ますことができます。が、まったく何も知らないと「あと何センチなの…?」とわからなくなってしまいますよね。

出産は数十分でつるん、と終わってしまうわけではありません。(中には超スピード出産の方もいらっしゃいますが)

基本的には数時間から、長い場合には数十時間かかってしまうことも。また、想像以上に体力が必要とされますし、もちろん付き添いのパパもなかなか眠ることができず長期戦に。

「まだなの!?」と言いたくなることもあるかもしれませんが、おなかの中の赤ちゃんは陣痛が起こるたびに体をぎゅうぎゅうと締め付けられているような状態。また、奥さんもそのたびに身をよじってしまうほどの激痛と戦っていますから、サポートできるように万全の体制をとっておきましょう。

立会いするなら奥さんのコンディションを整えてあげよう

予定日が近づいてきたら、まずはいざ陣痛がきたり破水しても慌てないようにしておきましょう。予定日はもちろん、お産の兆候が出始めたということであれば出産は近いですから、いつでもすぐ病院に行くことができるよう入院セットの場所なども確認しておきましょう。お産が始まった時の兆候についての記事はこちら

我が子の誕生が楽しみで「まだ?まだ?」と奥さんに聞きたくなる気持ちがあると思いますが、一番「まだなの?」とハラハラドキドキしているのは奥さんです。医師でも正確な予定日はわかりませんから、「もう少しだね、楽しみだね」というふうに声かけをしてあげると良いでしょう。

また、奥さんが家族や親せき、友人から「まだ?」と聞かれ続けて気持ちが滅入っている…ということもよくあります。そういったときにも奥さんにプレッシャーを与えないように、二人でゆったりとした時間を作ってあげると良いでしょう。

気持ちを共有して奥さんをリラックスさせてあげることで、夫婦の絆が深まるだけでなく、奥さんの出産への不安や恐怖を取り除いてあげることもできるのではないでしょうか。

ママの出産をサポートするなら便利グッズを用意!

いざ陣痛が来て産院へ…そのとき、陣痛を乗り切るために便利なグッズがあると良いですよね。

まず、分娩室の中というのは思ったより暖かくなっています。これは、産まれてきた赤ちゃんが寒くないように室温を上げているからです。

ただ、出産をするお母さんにとってはちょっと暑いもの。体の変化によって陣痛中に熱っぽくなってしまうお母さんも少なくありませんから、そういったときには「うちわ」や水分補給できる「ペットボトルストロー」などがあると良いでしょう。

ハジーストロー

こちらのように、寝転がったままでも飲み物が飲めるというタイプがオススメです。

お母さんによっては、陣痛のあまりの痛みに叫んでしまうという方も少なくありませんし、口呼吸で唇がカサカサになってしまうということも。水分補給をしっかりとサポートしてあげて、リップクリームを塗ってあげるなどの気遣いをしてあげるのも良いでしょう。

奥さんへのエールと最大限の気遣いを!

そして、いざ出産へ!

神秘的で感動的なシーンではありますが、中にはどうしても血を見てしまうことで失神してしまったり、「もう無理!」となってしまう方も。もとからそういったシーンがダメだという方は、正直に奥さんにそのことを伝えておき、もしかしたら直前になって立会いができないかもしれないということを伝えましょう。

ただ、奥さんが立会いしてほしいという希望があれば、「できるだけ頑張るね!」と前向きな姿勢でいるようにすると、角も立たないのではないでしょうか。

そして、腰などをさすっていてもあまりの痛さにうっとうしくなり「やめて!」「触らないで!」などと言われることもあります。が、これにイラッとして言い返したりしないであげてくださいね。確かに「せっかくさすってるのに!」とムッとしてしまうと思いますが、奥さんはそれだけ必死になって出産に臨んでいます。

経験したことのない痛みに耐えながら、我が子を生み出そうとしています。ですから、周りに気を遣っている余裕などはまったくありません。

パパとしては寂しい気持ちもあるかもしれませんが、ここはぐっとこらえてあげましょう。

そして、いよいよ赤ちゃんが出てくるというとき。全身の力をこめていきむことで、子宮が収縮する力を加えて赤ちゃんを出してあげることができます。

ですが、ときどきこのいきむときにお母さんの体に残っていた便が一緒に出てしまうことがあります。一般的には出産前に浣腸をして便を出しておくのですが、それでも出きっていなかったぶんがいきむときに出てくることがあります。これは、出産の場面においてはよくあることではありますが、奥さんとしては夫にそんな姿を見られたくない!と思うもの。

ここでからかったり、出産後に「あのとき…」というのは奥さんにとってとても恥ずかしいことですから、絶対にやめておいてくださいね。

赤ちゃんが産まれたら、まずは奥さんにねぎらいの言葉を。感動のあまり奥さんそっちのけで赤ちゃんにベタベタ…ということもありますが、まずは奥さんに「お疲れさま」や「ありがとう」など感謝の気持ちを伝えて。また、一番さきに奥さんに赤ちゃんを抱かせてあげるなどの気遣いができるとよりベター。

感動的な赤ちゃんとの対面、奥さんと三人でしっかりと幸せを噛みしめてくださいね。

奥さんの出産の恨みは怖いんです…

ときどき、産気づいたということでおろおろしてしまうあまり、自分のお母さん、つまり奥さんから見ると義母に連絡をして来てもらう…という事態になることを耳にします。

多くの奥さんは、ついていてもらうなら正直なところ実母の方が良いものです。陣痛中に義母に気を遣っていられませんし、叫ぶ姿や痛がる姿を見られたくないと強く思っている方も少なくありません。

また、かわいい赤ちゃん見たさにずけずけと分娩室に入っていってしまう…という義母もいるということですから、できるだけセーブしておくということを忘れずに。立会い出産は新しい家族を迎え入れるためのもので、あくまで自分の家族は奥さんと産まれてくる赤ちゃんです。

陣痛がくるとおろおろしてしまうのはわかりますが、まずは落ち着いてママの様子を見て、産院へ連れていくならばしっかりとリードしてあげる…などの気遣いをしてあげましょう。

脅かすようですが、出産時の出来事というのは女性の胸に深く深く刺さるものです。本当に何気ない一言であっても、ホルモンバランスの乱れやそのときの必死さなどによって、深く傷ついてしまうことも少なくありません。

出産時に発した旦那さんの何気ない一言がずっともやもやと残り、それがきっかけで後になって離婚の原因となることも。奥さん主体で、余計なことを言わない、しない。出産のときの夫というのは、これに尽きるのではないでしょうか。

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