妊娠中のママに起こるマイナートラブルを理解しておこう!

妊娠中のママに起こるマイナートラブルを理解しておこう!

妊娠中のママに起こるマイナートラブル

赤ちゃんがおなかに宿ってから出産するまで、ママは心や身体がたくさん変化します。妊娠期間中でも、初期・中期・後期によってマイナートラブルの症状は違います。妊娠中のママにどのようなマイナートラブルが起こるのか・・・原因や対処法をパパが理解し、ママと一緒に乗り越えましょう。

マイナートラブルって何?

「マイナートラブルって何?」と思われる男性も多いのではないでしょうか?妊娠中のママ達の間では頻繁に使われる言葉ですが、男性にはあまり馴染みのない言葉かもしれません。
マイナートラブルとは、妊娠中にあらわれる不快症状の事をいいます。ホルモンバランスの変化によって起こるものや、体重の増加に伴って起こるものなど色々なトラブルがあります。妊娠の時期によって、あらわれる症状が異なってくるため、ママ達は妊娠初期から、出産までの間・・・何らかの不快症状で悩まされます。

妊娠初期のマイナートラブルとは?

妊娠初期によくみられるマイナートラブルは以下のようなものがあります。

眠気
つわりの症状のひとつに「眠りづわり」というものがあります。一日中眠くて眠くて、家事や仕事が手に付かないといった症状がでます。集中力や記憶力の低下、車の運転中にも眠くなるため、眠りづわりのあるママは極力運転はさける方がよいとされています。
めまい・立ちくらみ
妊娠前は、めまいや立ちくらみといった症状がなかったママも、妊娠を機にフラフラしてしまうことがあります。これは、赤ちゃんに必要な血液を送るためママの血液量がたくさん増えるためです。また、ホルモンバランスの変化により、自律神経が乱れてしまうために起こるといわれていますめまいや立ちくらみの症状があるママは鉄欠乏性貧血になっている可能性があります。
疲労感・倦怠感
妊娠してから「毎日だるくて仕方ない」「とっても疲れやすくなった」「寝ても疲れが全然とれない」といった感じで、疲労感や倦怠感に悩まされているママはたくさんいらっしゃいます。倦怠感が起こる原因は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌と身体の変化によるものです。身体の中では、ホルモンバランスが変化しているので、少し身体を動かしただけでも疲れを感じやすくなっています。
便秘
妊娠すると今まで便秘ではなかったママも便秘になってしまうことがあります。原因は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の影響です。黄体ホルモンは栄養を逃がさないようにする働きをするため、胃や腸の運動を鈍くさせます。体内に水分を蓄える働きをするので、便に水分が行き渡らなくなり、便秘を起こしてしまいます。また、初期はつわりがつらく、嗜好も変わってしまうため、食事の栄養バランスが偏ってしまいがちです。ストレスや過労も胃腸の働きを鈍くしてしまうため、便秘の原因になります。
むくみ
妊娠中はむくみに悩まされるものです。妊娠を機に急に手足がむくむようになり不安になるママもいらっしゃいます。むくみの原因は、血液量の増加とエストロゲン(卵胞ホルモン)の影響です。妊娠初期は体調がすぐれない日々が続き、自分がむくんでいることに気づかないママもいるため、パパが確認してあげるのもよいでしょう。むくみは、手足を指で押すと跡が残り、目でも見て分かりやすいです。

「眠りづわり」や「倦怠感」により横になって過ごすことが多い時期です。妊娠初期は見た目には変化がないため、一日中ダラダラしていると思われがちですが、日々めまぐるしく変化している身体や心にママ自身も戸惑っています。パパは自分にできることを見つけ、サポートしてあげましょう。

妊娠中期のマイナートラブル

妊娠中期によくみられるマイナートラブルは以下のようなものがあります。

吐き気
つわりは、妊娠20週頃までには治まることが多いのですが、妊娠中期になってもつわりが続いたり、一旦治まったつわりが中期から再発してしまうこともあります。また、大きくなったおなかが胃を圧迫することと、プロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンが増加し吐き気の原因になっています。
胸焼け・胃もたれ
妊娠中期頃から後期まで赤ちゃんがどんどん成長し、胎盤・羊水の増量によって子宮が大きくふくらむことで、ママの臓器は圧迫され、胸焼けや胃もたれが起こります。胸焼けや胃もたれがひどい時は、食事を小分けにして回数を増やし、消化のよいものを選んで食べるようにしましょう。症状がひどい場合は食事をとることも出来なくなるので、点滴での栄養補給が必要になります。
げっぷ
プロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されることにより、腸のぜんどう運動を弱め、便秘を引き起こします。そのため食べ物や飲み物の消化に時間がかかってしまい、食べ物と一緒に飲み込んだ空気がガスとなり、ゲップとなって出てきます。つわり中にゲップを我慢するのはとても大変なことですが、人前でゲップをしてしまう事はとても恥ずかしいものです。もしも、ママがゲップを我慢できず目の前でゲップをしてしまったとしても「ゲップしないでくれよ」「きたないな」など、言わないようにしましょう。
息切れ・動悸
少し歩いただけ、階段を上がるだけで息切れや動悸をするようになります。体を循環する血液が増え、心臓の負担が増えます。大きくなった子宮が横隔膜を圧迫するため、息苦しさを感じるようになります。息切れや動悸が起こらないよう、ゆっくりゆっくり歩いているママを差し置いてトコトコ歩いていってしまうのは以ての外です。ママのペースに合わせて歩きましょう。
貧血
妊娠中期になるとママの体は、以前に比べ、血液量を増加させるため鉄欠乏性貧血を発症するママが多くいらっしゃいます。鉄欠乏性貧血になると、疲れやすい、動悸、息切れ、立ちくらみ、めまい、頭痛といった症状があらわれます。鉄欠乏性貧血の場合、病院から鉄剤を処方されますが、吐き気や嘔吐、腹痛など、副作用が強くでるものもあります。
頭痛・肩こり
頭痛は妊娠初期から後期まで起こりやすい症状です。初期に起こる頭痛は、つわりや妊娠による緊張で、中期から後期は出産に対する不安や育児に対する不安、ストレスなどが原因で起こります。ママが頭痛や肩こりで苦しんでいたら、パパは緊張をほぐしてあげたり、頭痛を和らげるツボを押してあげましょう。
妊娠線
妊娠線は、おなかや乳房、太ももなどが急に大きくなる事で妊娠線ができやすくなります。筋肉や脂肪のつき方が早すぎると皮下組織がその変化に追いつけずひび割れたような線ができます。それが薄い皮膚に透けてみみず腫れのようになってみえるのが妊娠線です。ママ達は、一度出来たら消えにくいといわれている妊娠線が出来てしまうのを恐れています。女性なので出産後も綺麗でありたいと願っているからです。妊娠線は、保湿クリームをつけマッサージをするのも効果的ですが、おなかが大きくなってくると、お尻や太ももなど手の届きにくい部分に塗るのは大変です。ママの手が届かない部分はパパが塗ってあげるようにしましょう。もしも、ママのお腹に妊娠線が出来てしまっても「一生懸命お腹の中で赤ちゃんを育てた証」と励ましてあげるようにしましょうね。
汗をかきやすくなる
妊娠すると新陳代謝が活発になり、体に水分を蓄えやすくなります。皮膚の汗腺や皮脂腺の働きも盛んになることから、妊娠中に汗っかきになるママが結構いらっしゃいます。汗っかきになったママを傷つけてしまうような言葉をかけないように気をつけましょうね。

妊娠後期のマイナートラブル

妊娠後期によくみられるマイナートラブルは以下のようなものがあります。

腰痛
大きくなってきたおなかを支えようと体の重心が変わり、その姿勢が腰の筋肉が負担をかけてしまうのです。また、ホルモンの作用で骨盤や背骨の関節、靭帯が緩みます。その影響で、骨盤が不安定になり、腰痛や背中の痛みがでてきます。マッサージが痛みを軽減できますので、ママが腰痛で悩んでいたら、マッサージをしてあげる・・・もしくは、マタニティエステに行かせてあげるなど対策を考えてあげましょう。※妊娠中の腰痛が原因で椎間板ヘルニアになってしまう方もいらっしゃいます。ママの腰痛がヒドイ場合は、早めの対策をとりましょう。
胸焼け・胃痛
妊娠後期の胸やけ・胃痛は「後期づわり」呼ばれており、多くのママが悩まされます。お腹の中の赤ちゃんが大きくなり、その事でママの胃が圧迫され、胃酸が逆流し、吐き気や胸やけ、げっぷ、胃痛というようなつらい症状が出てきます。男性の方は、妊娠初期にだけ「つわり」があると思っていたのではないでしょうか?女性は、妊娠後期も「つわり」で悩まされるんですよ。
おなかの張り
子宮が収縮するため、、おなかが張ってきます。張る場所や感じ方には個人差があります。「下腹部がキュッと痛くなる」「おなか全体がパンパンに膨らむ」「ボールのように硬く感じる」など人それぞれです。妊娠初期のおなかの張りは、子宮の筋肉が伸びてくことによって起こったり、子宮を支える靭帯が大きな子宮に引っ張られて起こります。中期になると、張りを感じるママが多くなります。腸が子宮に圧迫されてガスが溜まり、便秘がちになることも原因です。後期を迎えるころには胎動による刺激でおなか全体が張りやすくなります。出産の予行練習として、不規則な張りも起こるようになります。
頻尿・尿漏れ
膀胱は子宮のすぐ下にあるので、大きくなった子宮に圧迫されて、たくさん尿が溜まる前に排尿したくなり、頻尿になります。妊娠後期は頻尿になりやすく、就寝中に何度もトイレに行き寝不足になったり、日中も1時間に何度もトイレに行く事もあります。
尿漏れは、笑ったり、くしゃみをすると腹圧がかかり膀胱が子宮に圧迫されてしまい起こります。ホルモンの影響により、骨盤底筋がゆるむのも原因になります。
足がつる・手がしびれる
大きなおなかを支えるため、足の筋肉が疲労しています。子宮が下半身の血管を圧迫するため血流が悪くなる事や、体内の水分が増加し、むくみなるのも足がつったり手がしびれたりする原因になります。血行がよくなっている入浴中かお風呂のあとにマッサージをしてあげると、症状が軽くなりますよ。
眠れない
妊娠後期になると、大きくなった子宮が大静脈を圧迫して、息苦しくなり、トイレが近くなったりと、ぐっすり眠れなくなります。また、出産に対する恐怖心や不安感などが頭を駆け巡り神経が過敏になってしまいます。そんなときは、パパがママの不安を取り除いてあげましょう。心配事を聞いてあげたり、マッサージをしてあげたり、寝る前のひと時に、一緒に好きな音楽を聞いたりとリラックスタイムをつくってあげましょう。
手足のむくみ
妊娠すると、妊娠前より水分量が3倍にも増えます。大きなおなかに圧迫されて血行が悪くなるのも原因です。足のむくみにもマッサージが効果的なので、入浴後にやさしくマッサージをしてあげましょう。
静脈瘤
赤ちゃんが成長し子宮が大きくなると大静脈を圧迫し、下半身の静脈の流れも妨げます。流れが滞っている部分に血液がたまり、コブのように膨らむことがありこれを「静脈瘤」といいます。黄体ホルモンは静脈の壁の緊張を緩める働きがあります。これも、静脈瘤の原因になっています。一般的にはふくらはぎに出来ることが多いですが、太ももや外陰部にできてしまうこともあります。静脈瘤の写真はこちらにあります

妊娠初期、中期、後期とマイナートラブルを紹介しましたが、妊娠初期に出始めたマイナートラブルが後期まで症状を引きずる方もいれば妊娠後期のマイナートラブルが中期頃から症状があらわれ悩んだり、マイナートラブルには個人差があり、症状が出るのが早かったり、長引いたり、中にはなんの症状も出ない方もいらっしゃいます。

おなかの赤ちゃんを10か月間、毎日大切に育てているママの体には沢山の負担がかかっています。深刻なトラブルではないものの、妊娠生活を憂鬱にしてしまうマイナートラブル。見た目は元気をそうに見えるママでも、何らかのマイナートラブルをかかえている事が多くあります。他人事にせず、パパも「自分で出来ることはする!ママと一緒に乗り越えるんだ!」という気持ちで支えてあげてくださいね。

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