【助産師が教える】赤ちゃんから母乳が出る?

生まれたての赤ちゃんのおっぱいがふくらみ、なかには母乳が出ることもあります。

女の子だけではなく男の子からも母乳が出ます。
赤ちゃんから母乳が出ているのを見るとびっくりしますが、これはホルモンのいたずらなんです。

赤ちゃんから母乳が出る理由と、そのほかの症状についてまとめました。

赤ちゃんから母乳が出る理由


赤ちゃんは胎内にいたとき、ママの>女性ホルモンから影響をたくさん受けていました。

ホルモンのなかには母乳を出すための「おっぱいホルモン(プロラクチン)」も含まれていて、へその緒を通じて赤ちゃんの身体も受け取っていたのです。

そのため、男の子でも女の子でもママの体内から生まれた全員の赤ちゃんは、おっぱいホルモンを受け取っています。

おっぱいがふっくらして、母乳が出てくる赤ちゃんもいます。

しかし、おっぱいホルモンは赤ちゃんにとって必要ないため、1ヶ月もすればおっぱいのふくらみがなくなり母乳も出なくなります。

母乳が出る赤ちゃんは少ないですが、、なかには勢いよく母乳がぴゅーっと出る赤ちゃんもいます。
この症状を「魔乳」「奇乳」とよびます。
成分はママの母乳と全く同じです。

ついつい触りたくなりますが、乳腺が感染する可能性もあるため、あまり触らないほうがよいと考えられています。

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こんな考え方をしてみては?


ママの胎内にいるときに、赤ちゃんが受け取っていたおっぱいホルモン。
もしママのおっぱいホルモンが少なかったなら、赤ちゃんの身体にまで影響しないかもしれません。

赤ちゃんのおっぱいのふくらみや赤ちゃんから出る母乳は、

「ママのおっぱいホルモンが、あふれるほどたくさん分泌しているから」
「きっと私の母乳もよく出るはず!」

と考えてみるのはいかがでしょうか。

赤ちゃんのおっぱいがふくらむ程度はそれぞれですが、ほとんど全員の赤ちゃんに起こる症状なんです。

こんなふうに感じるママもいます

赤ちゃんから母乳が出るのを見たママからは

“男の子なのに母乳が出るなんて、びっくりした”

“私の胎内にいて、血液やホルモンを共有していたんだと改めて実感できた”

“生まれたときにおっぱいが大きいなって思ったけれど、すぐに小さくなっちゃった。あれは私のホルモンの影響だったんですね”

感じ方はさまざまですが、赤ちゃんから母乳が出るのを見ると、ほとんどのパパママは驚くようです。

おりものや生理があることも

胎内にいるときにママから赤ちゃんへ伝わっていた女性ホルモン。
そのなかには、生理のホルモンも含まれています(エストロゲンプロゲステロン)。
そのため、生理やおりものがみられるケースもあるのです。

生理(新生児月経)や、おりもの(新生児帯下)がみられるのは女の子のみで、全員ではありません。
この症状は長く続いても1ヶ月程度で、ほとんどは2週間前後になくなります。
生理が起こる機序は、大人のものと全く同じです。

こんなふうに感じるママもいます

この症状を見たママたちからは

“なんて早熟な!生まれてすぐに生理が来ちゃった”

“大変な病気だったらどうしよう”

“うんちが膣に入って感染してしまったのかしら”

と、感じ方もいろいろです。

なかには急いで小児科を受診するケースもありますが、その場合に連れていらっしゃるのはほとんどがパパです。

女性の膣から血のような粘液が出るのを見て、病気ではないかと動揺してしまうのでしょうね。

もちろん、新生児月経や新生児帯下で受診する必要はありません。

ホルモンのいたずら


上記のような、魔乳や新生児月経、新生児帯下は、赤ちゃんの成長後に影響することはもちろんありません。

生まれてから1ヶ月以内には必ず消える症状です。

「ママのホルモンを赤ちゃんももらっていたんだよ。つながっていたんだよ~」という証拠を残す、ホルモンのいたずらなのかもしれませんね。

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