【妊娠7週】つわりがピーク?腹痛は?心拍確認できる?流産の可能性は?

この記事の監修医師
ポートサイド女性総合クリニックビバリータ・院長
清水なほみ先生
http://www.vivalita.com/index.html

日本産科婦人科学会専門医。日本不妊カウンセリング学会認定カウンセラー。 「ビバリータ」とは輝くような魅力的な女性のこと。心も体も健康であるように、女性の立場を生かしたアドバイスをおこなっている。

妊娠7週は妊娠2ヶ月の4週目にあたります。
この時期は、ママや赤ちゃんにどのような変化が起こるのでしょうか。

この頃、多くの方が産婦人科で赤ちゃんの心拍が確認がされます。
心拍確認ができると「次回までに母子手帳をもらってきてください」と言われることがあります。
だんだんとママの実感も湧いてくることでしょう。

妊娠7週のママの変化と赤ちゃんの様子、つわりや妊娠初期の症状で気をつけることなど、この時期に覚えておきたいことをまとめました。

妊娠7週目のママの変化

赤ちゃんの心拍が確認でき母親になった実感ができる一方で、つわりや体調不調に苦しむ時期でもあります。
外見の変化はない方がほとんどです。

体調・気分の変化

  • 高温期が続き、だるさや頭痛など風邪に似た状態になることがある
  • つわりが始まる
  • つわりが続いている方はピークに入ることもある
  • 乳房が張る
  • 乳頭が洋服にあたるとチクチクする
  • 心拍が確認できると、母親になった実感がうまれる

妊娠7週目の赤ちゃんの変化

この頃の子宮は通常より、一回りほど大きくなります。
子宮の大きさはわずかな変化ですが、トイレが近くなることもあります。

妊娠6週ではお尻のしっぽが目立たなくなり、体の器官が少しずつ形づくられてきました。

7週目の赤ちゃんはどのような変化をしているのでしょうか。

赤ちゃんの大きさは9mm~14mmくらい

妊娠7週になると、2頭身になり脳や心臓など体の重要な部分が形成されます。

胎芽頭殿長は9mm~14mm、胎嚢は25mm~44mmほどになります。
丸まっていた体は少しずつ伸びてきて、2頭身になります。

赤ちゃんの大きさは個人差がありますが、だんだんと人らしい姿になっていきます。

※胎芽…この頃の胎児のこと
※胎嚢…赤ちゃんの入っている袋のこと
※頭殿長…胎芽の頭からお尻のでっぱりの計測値

手足

胴体から出てきた手と足の区別がつくようになります。

絨毛組織

胎盤のもとになる絨毛組織は厚みが出て、エコー写真に白く写ることがあります。

器官の形成

脳や脊髄、目、耳などの神経ができ始める時期です。

心臓

ひとつしかなかった心臓の部屋が4つに分かれ、心拍が確認できます。
心拍は6週目で確認されますが、7週目にはよりはっきり心臓の場所がわかるように確認されます。

心拍確認できるとほとんど良好な妊娠になります

日本産科婦人科学会雑誌によると、心拍の確認によってその後の妊娠は高い確率で良好になるとされています。

一度胎児心拍動を確認できた場合,95~99%の確率で妊娠予後が良好である
といわれている

心拍確認ができないと不安な気持ちになりますが、神経質にならずに過ごしましょう。

また、切迫流産と診断されたら、安静にして医師の指示に従ってください。

妊娠7週目のマイナートラブル

妊娠7週目は、つわり、ホルモンバランスによる軽いうつや肌トラブル、おりものの変化や便秘・下痢などの症状が出ることがあります。
具体的に見ていきましょう。

つわりが始まるのが多い時期です

アンケートによるとつわりが始まった時期は、妊娠6週と7週が最も多く45%を占めます。

次いで8週以降が32%、5週以前が18%です。
つわりはなかったという回答も5%あります。

「つわりに関するアンケート」(赤ちゃんの部屋調べ)

空腹時に胃のムカつきが続いたり、ピーク時は水を飲むこともつらくなる場合があります。

思うように食べられない時は、食べられるものを選んで食べるようにしましょう。
水分すら受け付けない場合は脱水症状に注意が必要です。


ホルモンバランスの変化による軽いうつ、肌トラブル

妊娠すると、ホルモンバランスに変化が起こります。
人によってはホルモンの影響を受けて、軽いうつ状態になったり肌トラブルの要因になります。

ストレスもたまりやすくなる時期なので、自分が安らげる方法を見つけて乗り越えましょう。

妊娠初期のうつの対処法

今までは気にならなかった周りの人の態度にイライラしたり、何をするにも憂鬱で気が沈む…。
それは「妊娠うつ」の症状である可能性があります。

一人で悩まず、まずは産婦人科の医師に相談しましょう。
症状が重い場合、赤ちゃんに配慮された薬が処方されることもあります。

イライラしてしまう自分を責めず、家族や医師に相談をすることが大切です。

低刺激のスキンケアを心がけて

ホルモンバランスの変化により、突然吹き出物が出たり、肌が乾燥してかゆくなるといった肌トラブルが出ることがあります。

妊娠前ならなんでもない刺激にも敏感になっていることがあるので、以下のような工夫をして乗り切りましょう。

  • 洗顔のときに顔をこすりすぎない
  • 低刺激の化粧品ラインを使う
  • スクラブのような肌に負担をかけるスキンケアをひかえる(回数を少なくする)

≫妊娠中にニキビが増えた!妊婦のニキビの原因と治し方

おりものが増える

妊娠7週はおりものが増えてくる傾向があります。

いつもと違うかゆみがあったり、白っぽいカッテージチーズのようなおりものは、カンジダ膣炎の可能性があります。
そのような症状がある場合は医師に相談しましょう。

また、下着をこまめに替えたり、通気性のよい服装を心がけて清潔に保ちましょう。

黄体ホルモンの影響で便秘・下痢になることも

妊娠すると黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が活発になります。
同時に腸の運動を抑制して、腸に蓄積した便の水分量の調整がうまくいかなくなります。

水分量の上下によって、便秘になったり下痢になったりするのです。

つわりによる食生活の変化や免疫力の低下、自律神経の乱れによっても下痢になることがあります。
お腹を温めて安静にしましょう。

下痢や食事摂取不良の症状が続くと母体の体力が落ちてしまう可能性もあります。
また、下痢だけでなく発熱が伴う場合はノロウィルスなどの細菌の可能性があります。

下痢になると下腹部の痛みもあるので流産の原因になるのではと心配する方が多いです。
しかし下痢は流産の原因にはなりません。

ただし下痢と流産のどちらからくる腹痛かを判断するのは難しいです。
下痢が続くと脱水症状の原因にもなります。

激しい痛みがあったり、長引くようでしたら医療機関へ相談しましょう。

妊娠7週目の妊婦さんの過ごし方

妊娠7週では、仕事中のママは通勤や勤務時間に無理をしないでください。
母子手帳の交付を受けたら母子手帳ケースを用意しましょう。

脱水症状にならないようにマイボトルを活用すること、散歩など軽い運動をすることをおすすめします。

“できる範囲”で栄養補給を

つわりで食事がままならないという妊婦さんも多い時期です。

無理をしてたくさん食べる必要はありませんが、体力を保つためにも口に入るものから栄養を摂る必要があります。
また、食事がとれないことによる脱水症状も危険です。

とくに、妊娠初期には葉酸鉄分を摂取することで、赤ちゃんの体の成長を助け、ママの貧血を予防することもできます。

厚生労働省が妊娠初期の葉酸をすすめているワケ
厚生労働省は、赤ちゃんの二分脊椎症や無脳症を発症させる神経管閉鎖障害のリスクを低減するため、妊娠1か月前~妊娠3か月の間の葉酸摂取を次のように推奨しています。

普段の食事でとれる葉酸(推奨量240㎍)にプラスして、サプリメントなどの栄養補助食品から400㎍の摂取を心がけてみてください。

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野菜や肉類など食べられる量だけつまむなどして、可能な範囲で摂るようにしましょう。

葉酸や鉄分のほか、各種ビタミンを総合的にとれるサプリメントも便利に使えます。

水分補給で脱水症状を防ぎましょう

この時期は基礎体温が高温期のため体が火照ります。
また、つわりで食べられないと水分が不足がちになります。

低血圧にもなりやすい時ですので、脱水症状にならないようにしましょう。

外出のときはマイボトルで飲み物を携帯するのがおすすめです。
水やスポーツドリンク、お茶などを入れて持ち歩き、こまめな水分摂取を忘れないようにしましょう。

お茶やコーヒーのカフェインが気になる方は、カフェインレスもあります。

妊娠7週での仕事とマタニティマークについて

働くママにとっては、この時期の通勤はかなりつらいケースがあります。
上司など最低限の範囲に妊娠を報告して、体調のリズムにうまく付き合いながら仕事をしましょう。

お腹は目立たない時期なので、周りの人からは妊婦だと気付かれないことがほとんどです。
バスや電車などの公共機関を利用する際は、マタニティマークをつけて周りの人にフォローしてもらいましょう。

母子手帳の交付を受けます

産婦人科で指示があったら、母子手帳をもらいに行きましょう。
病院やクリニックが赤ちゃんの成長記録やママの状態を、母子手帳に記入してくれます。

胎動を感じた日や出産予定日、日々の記録などはママ自身で記録していきましょう。

母子手帳は外出時も必ず持ち歩きますので、母子手帳ケースを用意するといいでしょう。
診察カードやエコー写真も母子手帳ケースに入れておくと、まとめられるので便利です。

母子手帳の交付や母子手帳ケースについてはこちらの記事をご覧ください。

妊娠7週目で気を付けたいこと

妊娠7週目では、生肉や猫から感染の危険があるトキソプラズマ症、出血、つわりによる脱水などに気をつけてください。

トキソプラズマ症は流産の可能性があります

トキソプラズマ症は、感染症の一種です。
ママ自身よりもお腹の赤ちゃんに悪い影響を及ぼしますので注意が必要です。

トキソプラズマ症の感染源は生肉や猫の排泄物

トキソプラズマ症は馬刺しやユッケなどの生肉、過熱が不十分な肉、未殺菌の牛乳、または猫の排泄物から感染します。

ガーデニングや砂場での土、井戸水や湧き水などの生水を飲むことも、感染率が上がります。

未感染のママは対策をしましょう

知らない間にトキソプラズマ症に感染していて、免疫がついている可能性もあります。
妊娠より6ヶ月以上前に感染したことがあれば問題はありません。

気を付けるのは、妊娠中の新たな感染です。
リンパ節が腫れたり、インフルエンザのような症状、筋肉痛が2日~数週間続きます。
感染しても気付かない場合がほとんどです。

胎内で赤ちゃんに感染した場合、妊娠初期のほうが重症になります。
流産を起こす可能性もありますので、対策をしましょう。

食事の対策

  • 肉の生食は控える
  • 肉はしっかりと加熱する
  • 牛乳は殺菌処理されたものを選ぶ

生肉を調理したまな板などの調理器具もしっかりと熱湯消毒を行いましょう。

猫を飼っている場合の対策

  • 猫の糞尿に触らない
  • 感染した猫との接触は避ける

猫の排泄物には触らず、排せつ物の処理はご主人やご家族にお願いしましょう。

また、ガーデニングでは手袋を使用し、土に触ったら必ず石鹸で手を洗ってください。

出血や腹痛は流産の兆候?

出血や腹痛があると、切迫流産かもしれないという不安に襲われるかもしれません。

また、高温期なのに体温が急に下がり不安になったという人もいます。

しかし、出血や腹痛は流産ではなく自然に収まる場合もあります。
基礎体温が下がるのは、分泌されるはずの黄体ホルモン量が一時的に少なくなったり、外気温が下がることが影響しますので、1~2日は様子を見ましょう。

神経質になってストレスをためることも問題です。
強い腹痛がある場合や色・出血量に異変がみられる時は、早めに医師の診断を受けてください。

また、切迫流産にならないように、なるべく重いものは持たないでください。
お腹が張っていると感じたら、横になって休みましょう。


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