【専門家が教える】産後のぽっこりお腹に腹筋運動はNG?腹直筋離開の危険も!

出産をしたら、大きくなったお腹は自然に元に戻ると思っていませんか?

出産してから3ヶ月以上経つのに、なかなか戻らないぽっこりお腹…。
「もう1人、入っているみたいだね。」などの周囲の言葉に傷つくこともありますよね。

ぽっこりお腹だけでなく、お腹のシワシワなたるみも気になりますね。

もしも、そのような悩みをご自分で何とかしようと産後に頑張って腹筋運動を行おうと考えているのなら、とても危険な事です。

産後のぽっこりお腹に腹筋運動はNG?


産後整体を行っていると、腰痛を訴えている方の多くは、腹直筋離開を認めることができます。
最近、続けてぽっこりお腹に悩んでいて、腰痛を抱えている症状をお持ちの方の施術を行いました。
皆さん、同じようにぽっこりお腹を気にされて腹筋運動を行っていました。

ぽっこりお腹を治すために腹筋運動を行ったことによって、ぽっこりお腹をさらに悪化させてしまったり、腰痛を引き起こすこともあるのです。

腹筋の影響が、なぜ腰痛に繋がるのか?
不思議に思いますね。
実は、拮抗筋といって、腹筋と背筋はお互い影響しあっているのです。

簡単にいうと、腹筋と背筋のアンバランスによって腰痛を引き起こしてしまうのです。

私は、施術の前に、お身体チェックをさせて頂きます。
症状が1番重い方では、産後4ヶ月で、お腹に幅3cmの離開が剣状突起から恥骨までありました。
腹直筋離開という言葉をはじめて聞いたとほとんどの方が話されます。

産後のお身体を鍛えることは、とても大切な事です。
しかし、間違った方法で悪化させてしまっては本末転倒です。

腹直筋離開は、痛みなどの自覚症状はありません。
また、医学的にも重要視されていないのが現状です。

「時間が経てば少しずつ元に戻る」「腹筋でもやってみたら…」なんて言われる事もありますので注意が必要です。

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腹直筋離開ってなに?

お腹を覆っている腹筋の真ん中に白線という腱があります。
この腱が緩んでくると腹直筋が2つに分かれ、腹直筋離開を引き起こします。
妊娠中には、リラキシンというホルモンが分泌されているため、全身の関節や靭帯を緩ませてしまうというお話は何度かさせていただきました。この白線も例外ではありません。
お腹が大きくなることや分娩中のいきみが影響して起こるため、妊娠後期から出産直後の9割の方がなると言われています。

腹直筋の役割

腹直筋は、お辞儀をする時のように身体の前屈を主とし、身体を横に倒す側屈、身体を捻る回旋運動などさまざまな動作のときに使われます。

他にも腹腔内臓器を保護したり、腹圧の維持と臓器の位置の固定しています。
更に腹圧を増し分娩はもちろん、通常の生活の中でも排便、分娩、嘔吐、咳などのときに強く働きます。

腹直筋離開が妊娠中から産後に及ぼす影響


最近増えている回旋異常、逆子、微弱陣痛、前期破水などは、腹直筋離開が多少なりとも影響を与えているものと考えられます。

身体の筋肉が上手に使われていると、ママのお腹はまんまるで、とてもキレイな形をしています。

特に腹直筋が弱いとお腹の中の赤ちゃんの姿勢が悪くなり回旋異常や逆子、前期破水などになる可能性も考えられます。

特に回旋異常は、赤ちゃんの頭が骨盤の中の真っ直ぐに入って来なかったことにより赤ちゃんの頭に余分な負荷がかかったり、分娩時間が長くなったりします。

赤ちゃんへの負担を減らすために自然に陣痛が弱くなり微弱陣痛へと繋がるのです。
ママにも赤ちゃんにも更に負担がかかると帝王切開になることも考えられます。

分娩が上手に進行した場合、お産の際に助産師さんから「いきんで〜!」と言われますね。

分娩介助をしていると、力が全く入らずいきめないという方が増えているように感じます。
原因は、長時間の陣痛で疲れてしまっていきめない場合もありますが、腹直筋の離開ということも考えられます。

産後には、内臓下垂や尿もれ、消化機能の低下などさまざまな影響が考えられます。
直ぐに自覚症状がある事は、あまりありません。

数年後、さまざまな不調が現れる可能性があります。

腹直離開かは自分で判断できる?

下記のような症状があったら腹直筋離開の可能性を考えてみてください。

  • 妊娠中のお腹の形がいびつであった。
  • いつまでも治らないぽっこりお腹。
  • おへその周りのシワシワなにたるみ。
  • お腹に力が入らない。

ぽっこりお腹が自然に治る人と治らない人の違いって?

お腹が自然に元に戻らない人には下記のような特徴があります。

  • 普段の癖で、姿勢が悪く、正しく筋肉を支えていない。
  • 生活習慣、運動習慣などの影響により、元々の筋肉量の違い。
  • 間違った運動をしている。

自分で出来るエクササイズを

正しい身体の使い方を知っていれば、特別なエクササイズを慌ててする必要はないのです。

子宮が元の大きさに戻るのは、産後6週間ほどです。
また、リラキシンホルモンの影響がなくなるまで、少なくとも産後1ヶ月です。

1~2ヶ月は、自宅で静かに過ごしましょう。
とは言っても、寝たきりでいる必要はありません。

その間は、深呼吸をしたり、正しい姿勢を心がけて過ごしましょう。

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