妊娠中に盲腸(虫垂炎)になってしまったら

妊娠中のトラブル、万が一の盲腸(虫垂炎)になったら?

妊娠悪阻

あなたはもし、妊娠中に思わぬトラブルに見舞われてしまったら、どうしますか―――…?

妊娠中というのは、予期せぬ事態となってしまうことがよくあります。妊娠して、無事に出産して、かわいい赤ちゃんをこの腕に抱くことができる…当たり前のようで当たり前でないのです。

もしも、妊娠中に何らかの病気になってしまったら、赤ちゃんや母体はどうなるのでしょうか。誰もがかかってしまう可能性のある、とてもありふれた病気である「盲腸(虫垂炎)」の場合、どのような治療になり、赤ちゃんは無事なのでしょうか。

盲腸って妊娠中でもなるものなの?

そもそも盲腸とは、どんな病気なのでしょうか?

昔は盲腸炎とも呼ばれていましたが、正式には虫垂炎(ちゅうすいえん)といいます。大腸の一部である盲腸からぴょこんと細長く飛び出した「虫垂」という器官があるのですが、ここが細菌感染によって炎症を起こすと虫垂炎、いわゆる盲腸となってしまいます。

ですから、盲腸…とはいっても本当に盲腸が炎症を起こしているというわけではないんですね。

盲腸というと簡単な手術ですぐ治るとよく思われていますが、発見が遅れると炎症を起こした虫垂が壊死してしまったり、そこから膿が広がって腹膜炎を起こしてしまうことも。そうなると、最悪の場合は死亡してしまうこともありますからできるだけ早く発見して治療を行いたいものです。

盲腸は右のわき腹が痛むというイメージがありますが、多くはまず胃のあたり(みぞおちのあたり)から痛み始めると言われています。そこからだんだんと右のほうに痛みがうつっていき、さらに吐き気や発熱が加わっていきます。

治療としては、軽症なら細菌を殺す抗菌薬を投与する、いわゆる「散らす」という治療になります。炎症が進んでいる場合には虫垂を取り除く手術が行われます。

盲腸になってしまう確率ですが、これは男女ともに差はなく、年齢的にもそれほど差がないと言われています。ですからたとえ妊娠中であってもその確率は特に変わることがありませんから、妊娠中でも盲腸になってしまうことはじゅうぶんに考えられます。

では、万が一妊娠中に盲腸になってしまったらどうしたら良いのでしょうか?

盲腸の症状って?赤ちゃんに影響は?

まず、妊婦さんの場合には盲腸のような症状があらわれたとしても、盲腸であるかそうでないかはすぐに判断できることは少ないと言われています。

そもそも盲腸の正確な診断自体が難しいと言われていて、右のわき腹が痛いとは言っても便秘や腸炎、卵巣の病気などさまざまな病気の可能性があります。痛みが中央から右に移動する・食欲不振・発熱・嘔吐など、10の項目から診断されます。

さらに、妊婦さんはおなかが痛むことがよくありますし、つわりの時期であれば嘔吐や食欲不振があってもおかしくはありません。

そのため発見が遅れてしまうこともありますので、なんだか違和感があるということや妙な痛みがある…というときにはすぐに病院を受診しましょう。

…さて、もし妊婦さんが盲腸になってしまったら。

軽度の場合には薬を使って細菌を抑える治療があると先ほど述べました。しかし、妊婦さんの場合は本当に軽症かどうかわかりにくいということや、万が一重症化して穴が開いてしまい、膿や腸液が流れ出して赤ちゃんに悪影響を及ぼすこともあるため手術がすすめられます。

妊娠中なのにおなかの手術ができるの!?と驚くかもしれませんが、できるだけ子宮を刺激しないように手術をして虫垂を取り除くことは可能です。実際に妊娠中に盲腸になって手術を受けたという方は少なくありません。

盲腸の治療方法は?妊娠中でも手術できる?

虫垂炎の手術ですが、一般的には開腹手術と腹腔鏡手術のどちらかで行われます。開腹手術の場合には局所麻酔、腹腔鏡手術では全身麻酔が一般的です。開腹手術なら数センチ切開して虫垂を取り除きます。妊婦さんは局所麻酔、つまり背中から麻酔を入れて意識がある中で手術を行い、大きなミミズのような虫垂を取り除いたあとは、1週間ほど入院します。

また、場合によっては流産や早産を防ぐために様子を見るため、もう少し長く入院して張り止めを処方されることもあります。赤ちゃんの大きさによっては胎動で傷口が痛むということもあると思いますが、痛み止めをもらうこともできますのでしっかりと傷口を治していきましょう。

ただ、妊娠中であっても盲腸の手術ができるとはいえ、赤ちゃんに及ぼす影響は100%ないとは言えません。子宮をできるだけ刺激しないように手術はされますが、開腹手術ですからやはり赤ちゃんにとって何らかの刺激が伝わってしまうかもしれません。

ですが、だからといって痛みを我慢したり薬でずっと散らしていくということになると、万が一炎症が進んで腹膜炎になったり、虫垂が破裂してしまうということも。最悪の事態にならないためにも、できるだけの処置をしておいた方が賢明でしょう。

いつもと違う痛みがある、違和感が消えないなどというときには夜間でも産婦人科を受診しましょう。特に、母親の勘というのは馬鹿にできないものですし、赤ちゃんに何もなければそれで良し!ということです。

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