妊娠前の体重について

妊娠前の体重について

妊娠前の体重

妊娠中のダイエットに関しての危険性は、別記事でご紹介いたしましたが、近年の研究の結果、妊娠前にダイエットをしていたり、妊娠前の体型が痩せ型や肥満であった場合も、妊娠期のトラブルや分娩異常のリスクが高まる可能性がある事が分かっています。

自分の体型が痩せ型・普通・肥満、どちらに当てはまるのか、体格区分を調べる為には、BMI(Body Mass Index)を算出し、ご自分の体格区分を調べます。

BMI指数は、「BMI=体重÷身長(m)の二乗」で算出する事が出来ます。例えば、身長160センチ、妊娠前の体重が50キロの方の場合だと1.6×1.6=2.56となります。次に、体重を2.56で割ります。50÷2.56=19.53125 という数字になります。この場合、BMI指数は“19.5”という事になります。

BMIの自動計算はこちら

体格区分の内訳は以下のようになります。

体重管理

では、なぜ痩せ型の人の妊娠・出産が危険になるのでしょうか。妊娠前の体格が痩せ型や普通であった女性で、妊娠中の体重増加量が7キロ未満の場合は、低出生体重児を出産するリスクが有意に高いことが報告されています。

低出生体重児とは、出生時に体重が2,500g未満の新生児のことを言います。低出生体重児は、さまざまな合併症のリスクが高いうえに、成長や発達が遅れる可能性があります。また低出生体重児は、体のさまざまな機能や器官が未熟な為、免疫力が弱く、さまざまな感染症にかかりやすくなります。また妊娠中の喫煙・飲酒も、妊娠前の過度なダイエットや妊娠中のダイエットと同じく、赤ちゃんが低出生体重児で産まれてくる原因として上げられています。

イギリスの疫学者デビッド・バーカー氏によるバーカー説と呼ばれるもので、「胎児期に栄養失調状態にあると、成人後には糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症しやすい」という報告も発表されています。今まで生活習慣病の原因は、運動不足・暴飲暴食・喫煙・肥満などの生活習慣や遺伝によるものだと考えられてきました。ですが、バーカー氏による調査で上記には該当しないが、生活習慣病になる人が多くいる事が分かりました。その人たちの幼少期をさかのぼって調査したところ、胎児期や乳幼児期に栄養が不足していたという事が分かりました。少ない栄養で育った赤ちゃんは、少ない栄養で生きていける遺伝子をもち、その遺伝子をもった子が大人になり、栄養豊富な食事を取るとメタボリックシンドローム(メタボ)のリスクが高くなるということです。

痩せ型

妊娠中のダイエットの危険性はこちらから

では、体格区分が肥満に当てはまる方の妊娠・出産はどういう危険がともなうのでしょうか?妊娠糖尿病や、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)などを発症するリスクが高まります。また、緊急帝王切開や、分娩後の大量出血等の異常も多くなるとの報告があります。ですが、上記の症状や異常を避けようと、妊娠後にダイエットを始めるのも良くありません。赤ちゃんが栄養失調状態に陥ってしまいますので、お医者様と相談の上、体重管理をしっかりと行ってくださいね。

肥満型

注目記事

【妊活サプリランキング】葉酸だけでは不十分!本当に必要な成分、効果、値段で徹底比較

妊活に必要な成分は葉酸以外にも沢山。妊活の為に本当に必要な成分を男女別に解説!夫婦で一緒に摂れる妊活サプリを比較しランキングにしています。

賢いママは知っている? 妊活中から産後までにやっておきたいお金の準備まとめ

妊活・妊娠・出産…いったいお金はいくらかかってどう準備したらいいの?そんなお金の話をチェック!

気に入ったらシェア

スポンサーリンク

スポンサーリンク