妊娠中に感染すると怖いリステリア症の症状と予防方法について知ろう!

「リステリア」ってどんなウイルス?

リステリア

妊婦さんが出産するとき、おなかの赤ちゃんに何らかの病気がうつってしまうということがあります。

以前ならB型肝炎がその有名な例で、現代ではHIV(エイズウイルス)などが母子感染によってうつってしまいます。赤ちゃんがおなかの中にいるときに感染する胎内感染、母乳を赤ちゃんにあげることによって感染する母乳感染、そして出産するときに感染する産道感染があります。

この中でも、妊婦さんが注意しておきたいのは胎内感染。赤ちゃんがおなかにいるという妊婦さんは、自分もなんらかの病気にかかったりウイルスに感染しないように注意したいものです。特に恐ろしいと言われているのが「リステリア」というウイルス。

バクテリアの一種であるリステリア菌は、あまり聞きなれない名前ではありますが、自然の中や私たちの身の回りのあちこちに存在している菌。では、なぜそんなありふれた菌が妊婦さん・赤ちゃんにとって恐ろしいものなのでしょうか?

リステリアで胎児・新生児に大きな影響が

リステリア菌は、普段とくに感染を恐れるようなことはないものです。

が、免疫力が下がっているという人や、小さな子ども、お年寄り、そして妊婦さんは要注意しなくてはなりません。妊婦さんの場合、他の大人と比べるとなんと20倍もリステリア症になりやすいと言われています。リステリア症というのは、リステリア菌に感染したことによって起こる病気をまとめて言います。

胎児への影響

リステリア菌に感染すると、風邪やインフルエンザのような症状が起こり始めます。体のだるさ(倦怠感)、発熱、頭痛、嘔吐といったよくある症状です。これが悪化すると髄膜炎を起こし、けいれん・意識障害・脳神経障害などの後遺症が残ってしまうこともあると言われています。

こうした症状が起こってしまう、本当は恐ろしいリステリア菌。

20倍もリステリア菌に感染しやすいと言われている妊婦さんですが、万が一リステリア症になってしまうと「周産期リステリア症」という言い方になります。お母さんがリステリア症になってしまったとしても比較的症状は軽いと言われています。が、赤ちゃんについてはそうはいきません。

早産・流産・死産の確率が上がってしまいますし、さらにおなかの中で赤ちゃんが胎児敗血症になってしまうということも。また、赤ちゃんが産まれてからも新生児髄膜炎・新生児敗血症の原因にもなってしまいますから、赤ちゃんの生死にかかわるものになってきます。

どこにでもいるリステリア、感染予防は?

リステリアですが、残念ながらワクチンなどで予防する手段がありません。自然界のそこかしらに存在している菌ですから、特別に予防する…ということはできないのです。普段はとくに怖がる心配のない菌ではありますが、妊婦だということでさまざまな注意をしておかなくてはなりません。健康な成人なら、たとえリステリア菌のいる食べ物を食べたとしても発病しないことがほとんどですが、妊婦さんや小さな子どもなど免疫力の低い人たちの場合には避けたい食べ物があります。

まず、生肉・ナチュラルチーズには注意をしておきましょう。リステリア菌は加熱を行えば大丈夫なので、肉などはもちろん野菜でもできるだけ火を通してから食べるようにしましょう。生野菜を食べる場合には、よく洗ってから食べるようしましょう。妊娠中に出来るだけ食べない方がいいとされているものに関しての記事はこちらから

アメリカでは2011年にメロンによるリステリア食中毒が起こっていて、日本でも2000年に輸入された生ハムからリステリア菌が見つかったということなんです。これだけ身近なものですから、特に妊婦さんは感染リスクを減らすためにもできるだけ生ものには気を付けるようにしましょう。

万が一妊婦さんがリステリア菌に感染してしまったら、抗生物質を使って治療をしていきます。よくある食中毒とは違って、リステリア症は腹痛や下痢・おう吐といった症状がほとんどありません。胃腸ではなく、脳や脊髄を包んでいる髄膜に感染していき、髄膜炎などの重い症状を引き起こしてしまうということなんです。あまり知られていないリステリア症ですが、妊婦さんがかかると赤ちゃんにとても大きな影響を与えるほか、妊婦さんは感染しやすいということなので、感染しないようできるだけ予防に努めていきたいものですね。

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