摂食障害を患っている方の妊娠で注意すべきことと

女性に多い摂食障害ってどんなもの?

摂食障害の妊娠

女性というのは、いつでも美しさに気を遣うものですよね。

スキンケアはボディケアはもちろんですが、やはり太っている・痩せているという見た目についてはどの年代の女性も敏感に反応するものではないでしょうか。でも、容姿を気にするあまり食事を摂ることができなくなってしまったという方、逆に痩せたいストレスから衝動的にドカ食いしてしまうという方も、少なくありません。

このように、食生活について支障をきたしてしまうほど食べられなくなる(拒食)・食べ過ぎてしまう(過食)ことをまとめて「摂食障害」といいます。

この摂食障害ですが、現在では厚生労働省が定める難病にも指定されています。ただ単にストレスからくる拒食・過食…というだけでなく、摂食障害は心の奥深くに何らかの原因を抱えているということが多いそうです。太るということ、肥満への恐怖によってやり過ぎなダイエットをしてしまうのはもちろん、5歳くらいまでの小さな子どものころに親との関係がうまく築けていないことでも起こると言われています。人間の人格の基礎を作る時期ですが、ここで愛情をしっかり受けることができないと脳の食欲をつかさどる中枢に障害が出てしまうということなんです。

摂食障害がある人が妊娠したら?

摂食障害を治療していくにあたって、拒食・過食を治すというだけでなくその原因になっている不安や心に残っている問題を取り除いていかなくてはなりません。ですから、摂食障害の治療は薬を飲んだから治る…というものではなく、とても長期間にわたるものになります。

そんな中でもし「妊娠」したら、どうなるでしょうか。摂食障害を患っていても、妊娠することはできるのでしょうか…?

妊娠するとつわりや体調不良などで食欲が一気に落ちてしまうことはよくありますし、赤ちゃんの成長とともにお母さんの体も体重がどんどん増えていきます。そうなると、ダイエットや痩せたいという思いを持っている摂食障害の方はよけいに症状がひどくなってしまったり、赤ちゃんの成長に必要な栄養を摂ることができなくなるのではないでしょうか。摂食障害によって、おなかの赤ちゃんにどんな影響があらわれるのでしょうか?

摂食障害の妊婦さんが抱える危険

妊婦さんは体重管理が大変…とよく言われますが、拒食の人なら体重も増えないんじゃ?と思うのではないでしょうか。確かに、妊婦さんは食欲が増しやすいこともあり、自分で思っているよりも体重が増えやすいので体重管理が大変です。しかし体重がまったく増えない、むしろマイナスという方も中にはいらっしゃいます。そういったときに、おなかの赤ちゃんも低体重で産まれたり早産になってしまう可能性が高まってしまうと言われています。低出生体重児に関する詳しい記事はこちらから

逆に過食のために体重がぐんと増えたりすると、帝王切開になる可能性が高くなるだけでなく妊娠中毒症になってしまうことも。妊娠中毒症になるのはさまざまな原因がありますが、その中のひとつが強いストレス。

腎臓の機能や自律神経といった、体の調子を整える機能が低下してしまうのでむくみ・高血圧・尿蛋白が出やすくなり、臍帯(へその緒)の血流が悪くなったりするおそれがあります。

…ですから、妊娠している期間では体重の増え方にも適性があるということになります。(8~12キロ程度)

摂食障害があると、この適正体重にならないこともありますし、さらに過食嘔吐の場合は吐いてしまうことでおなかに力が入ってしまいますよね。これを毎日・毎食続けていると、やはり赤ちゃんにとっては刺激になってしまいますし、良いことではありません。毎日何度もおなかを圧迫することによって、切迫流産切迫早産の原因になってしまいます。これは流産・陣痛が起こりかけているという状態のことをいい、程度によっては入院して一日中おなかの張り止めの点滴を受けなくてはなりません。

赤ちゃん・自分のため摂食障害を克服しよう

ただ、摂食障害を患っている=赤ちゃんにも自分にも悪いこと…、ではありません。

確かに、実際におなかの赤ちゃんや出産時に何かしらの影響を及ぼすことはあります。ですが、摂食障害になってしまうのにも原因があり、それは服薬くらいでは治らないほど深刻なものなのです。いくら「赤ちゃんのため」とはいってもなかなか止められないということも多いですし、妊娠をきっかけにさらに悪化してしまうことも。

ですが自分を責めるのではなく、赤ちゃんのためにも自分のためにも、パートナーのためにも治そうという気持ちを持つようにしましょう。摂食障害を患っていても、何事もなく無事に出産したという方はたくさんいらっしゃいます。家族や産婦人科の先生に話しづらいと思うかもしれませんが、正直に話して一緒に赤ちゃんを産んであげる環境作りに取り組んでいってください。産婦人科の先生も何も知らずに体重が増えたことをチクリと注意してくることがありますし、それがきっかけで過食嘔吐になってしまうこともあります。そういった可能性を少しでも減らしていくよう、先生に相談しておくなど赤ちゃんのためにも行動していきましょうね。

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