妊娠に気づかずにレントゲンを撮っちゃった!赤ちゃんに影響は?

妊娠しおなかに命が宿ると、とても嬉しいものです。
しかし実際に妊娠に気づくのは数週間後になるので、妊娠に気づかず、健康診断や歯医者でレントゲンを撮ってしまった、という方も少なくありません。

妊娠中にレントゲンを撮って赤ちゃんへの影響などはないか、心配なひとも多いのではないでしょうか。
そこで、妊娠初期までのレントゲン撮影はどのくらい影響があるのかを説明します。

妊娠期にレントゲンを撮ってもほぼ影響はない

妊娠超初期(0~3週)はほとんどの方が妊娠に気づかない時期ですが、妊娠初期(4~15週)は体の部位や赤ちゃんにとって重要な器官、臓器、骨などが形成される大事な時期です。
なのでこの妊娠初期にあたる時期は、赤ちゃんへの影響がとても心配になりますし、気を付けたいところです。

しかし、結論からいうとレントゲン撮影による影響はあまり気にする必要はありません。
以下、その理由について説明していきます。

妊娠期に危険とされる放射線の数値とは

妊娠初期の週数別に危険とされる放射線の数値は異なります。

受精直後(受精後0~9日) 50msv以上
妊娠4~10週 100msv以上
妊娠10~17週 120msv以上

この表にある最小値の50msvは、レントゲンでいうと健康診断などで用いられる「胸部X線単純撮影」の約5000枚分にあたります。

「腹部CT」や「注腸造影検査」の被ばく値は8.0mgy、「骨盤部CT」は25mgyと少し高い数値になっていますが、こちらも基準値以下なので心配する必要はありません。
むしろレントゲンを撮って重大疾患の早期発見をすることの方が、重要なことです。

では仮に、レントゲン撮影によって被ばくしてしまった場合は、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。

レントゲン撮影による赤ちゃんへのリスクとは

レントゲン撮影で仮に危険とされる数値を超えた被ばくをしてしまった場合に、考えられるリスクを妊娠初期の週数別にみてみましょう。

受精直後(受精後0~9日) 着床しない(流産)
妊娠4~10週 先天性奇形:無脳症や二分脊椎症、ダウン症など

発育遅延:同じ在胎週数の他の子に比べて身体が小さく、酸素レベルや血糖値が低かったり体温維持ができないなどの合併症のリスクが高まる

妊娠10~17週 精神発達遅滞:知的能力の発達が遅延し、学習面に加え社会的な生活が困難になる

表の内容を見ると「レントゲンこわい…」と感じるかもしれませんが、前述のとおりレントゲン撮影によるリスクはほぼ心配する必要はありません。
ただ可能性は低いですがリスクはゼロではないので、「レントゲンを大量に撮ってはいけない」ということだけ理解しておきましょう。

レントゲン撮影による被ばく値はどのくらい?

レントゲンは妊娠から出産までの危険とされる数値を超えない事が大事たとお伝えしましたが、具体的にレントゲンによる被ばく値はどのくらいなのでしょうか。
レントゲン撮影やX線検査は、放射線の被ばく値について、詳しくみていきましょう。

放射線の単位 gy(グレイ)とsv(シーベルト)とは

まず、放射線の単位には、gy(グレイ)とsv(シーベルト)があります。

2つの単位の違いは以下になります。

gy(グレイ) 放射線が「もの」に与えるエネルギー量
sv(シーベルト) 放射線が「人間」に及ぼす健康影響を評価するための値

単位によって放射線が影響を与える対象が異なりますが、値としては「1gy=1sv」となり、胎児の被ばく量を測るにはmgy(ミリグレイ)がよいとされています。

身体のレントゲン撮影・X線検査による被ばく値

レントゲン撮影・X線検査による被ばく値はどのくらいなのか見てみましょう。

胸部X線単純撮影(レントゲン撮影) 0.01mgy以下
腹部X線単純撮影 1.4mgy
腰椎X線単純撮影 1.7mgy
上部消化管造影(バリウム検査) 1.6mgy
注腸造影検査 8.0mgy
頭部CT 0.005mgy以下
胸部CT 0.06mgy以下
腹部CT 8.0mgy
骨盤部CT 25mgy

歯のレントゲン撮影による被ばく値

ではつぎに、歯のレントゲン撮影による被ばく値をみていきます。

デンタル 0.01mgy以下
パノラマ 0.01mgy以下

いずれも妊娠期に危険とされる被ばくの数値よりはるかに下なので、過度な心配は必要ないことがわかります。

レントゲンの影響が心配なら医師に相談を

以上のことから、リスクが起こりうる可能性はありますが、危険とされる放射能の数値とレントゲン撮影などの被ばく値を比較すると、健康診断や歯医者で行うレントゲンではまず問題ないといえます。
それでももし心配ならば、一度医師に相談してみると良いかもしれません。

また、妊娠が発覚した後は、できればレントゲン撮影をしないことが無難です。
医師にレントゲン撮影を勧められた際は、妊娠している旨を事前に伝えておくようにしましょう。

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