赤ちゃんを産みたい!妊娠前に受けておくべき検査とは

愛する彼にプロポーズをされて、いよいよ結婚して子どもがほしいと思った時、どのような検査を受けておくべきなのでしょうか。
妊娠前に検査を受けておくことで、自覚症状のない病気を発見できたり、妊娠する前に自分の病気だけでなく、母子感染の可能性がある病気も治療できます。

妊娠中に気を付けるべき感染症についても合わせて紹介します。

妊娠前に受けておきたい3つの検査


いざ子どもが欲しいと思っても、近年は晩婚化によって高齢出産の方も多くなり「妊娠できるかな」「本当に産めるかな」と心配になる方が多いかもしれません。
そんな不安を解消するためにも、妊娠前に検査をしておくことをおすすめします。

ここでは、妊娠前に受けておきたい検査を紹介します。

健康診断

まず受けておきたいのが健康診断です。
一般検査では主に、尿検査・血液検査・血圧測定・心電図などを行います。
健康診断を行うことで、不妊の原因が早く発見できることもあり、妊娠をのぞむ女性にとっては早期に治療を始めることができます。

また、健康診断のなかには妊娠前の検査をまとめて行える「ブライダルチェック」というものもあります。
ブライダルチェックとは、妊娠することを前提としたもので、妊娠後にトラブルになるような原因がないかを目的とした検査です。
子宮の状態を診たり、おりものの検査で感染症の有無などを確認できます。

血液検査

性感染症やウイルス感染がないかどうかが分かります。

超音波検査

超音波検査では、超音波をお腹の上から当てたり、膣から超音波を挿入するなどして検査を行います。
この検査では子宮筋腫や子宮内膜症などの病気がないかどうかをチェックしたり妊娠時において大切な卵巣の健康状態をチェックしたり、流産や不妊の原因はないかどうかを調べます。

尿検査

クラミジア感染していた場合、パートナーに感染する可能性がないかを知ることができます。

婦人科検診

婦人科検診とは、女性特有の器官に現れる病気の早期発見を目的とした検査を指します。
下記のような検査を行います。

内診
内診は、外陰部や膣内を視診したり、卵巣や子宮を触診して検査をします。

視診
膣鏡を膣内に挿入し、子宮頸部を観察して、おりものの状態や炎症の有無を目で確認します。

細胞診
ブラシやヘラなどで子宮頸部を優しくこすり、細胞を採取します。

子宮頸がん検診

子宮頸がんとは、子宮の入り口付近に発生することが多く、比較的発見されやすいがんです。
早期発見できれば予後順調なのですが、進行してしまうと治療が困難になります。

子宮頸がんは早期発見することで妊娠・出産は可能です。
ただ、子宮頸がん初期は、自覚症状がなく早期発見のためには2年に1度の定期的な検査を受けることが大切です。

乳がん検診

乳がんとは、早期に見つかった場合90%以上は治る可能性の高い病気です。
しかし、乳がんが進行するとリンパ節や骨、肺、肝臓など、乳房以外の臓器にがん細胞が転移しさまざまな症状をひきおこしたり、命を脅かしたりします。
早期発見のためには、定期的な検査を受けることが大切です。

マンモグラフィ検査

乳房をはさんで撮影するx線検査です。
腫瘍や乳腺のゆがみなど、超音波検査で見つけにくい石灰化が見つけやすい検査です。

感染症の検査

感染症の検査をすることで、先天性サイトメガロウイルス(CMV)感染症やトキソプラズマ症などの感染の有無が確認できます。
検査方法は血液を少量採取し、血液中の成分を検査します。

先天性サイトメガロウイルス(CMV)感染症とは

母親が妊娠中に初めてサイトメガロウイルスに感染し、妊娠中にお腹の子どもが子宮内において、サイトメガロウイルスに感染して、さまざまな症状が子どもに出てきてしまう感染症です。

感染して生まれた子どもの治療法は、まだ確立したものはなく、抗ウイルス薬を主とした治療が試みられています。
先天性サイトメガロウイルス感染症で起こる症状は以下のようなものがあります。

  • 低出生体重
  • 小頭症
  • 紫斑(皮下出血)
  • 肝炎
  • 難聴や視力障害
  • 発達障害
  • てんかん

母親が初感染の場合は、母親の血液の中にタンパク質がないため、子どもの症状が重くなる可能性が高くなります。
反対に、以前母親が感染している再活性化の場合においても、妊娠中にそのウイルスが増殖してしまい、子宮内の子どもに感染してしまうことがあります。

ただし、子宮内での胎児への感染は、初感染ではおよそ40%の確率、再活性化での胎児への感染は、もっと低いと考えられて全ての胎児に症状がでるわけではありません。

トキソプラズマ症とは

トキソプラズマ症とは、妊娠中の女性が感染してしまうと死産や自然流産だけではなく、胎児に精神遅滞、視力障害、脳性麻痺など重篤な症状をもたらすことがあります。
妊娠中や、もし妊娠している可能性のある女性は、以下のような対応が必要です。

肉の生食は控える
肉を調理する時には、中まで十分に火を通して加熱する
まな板で肉を切るなどしたあとは、必ず熱湯消毒を行う
まな板を調理によって分ける

他にも、ネコの糞やガーデニングや砂場などの土壌との接触、感染したネコとの接触や井戸水、わき水などの無処理の状態の生水の摂取などは、感染してしまう可能性があります。
ただし、感染予防に適してそうな、次亜塩素酸やエタノールを含む多くの消毒液がトキソプラズマには無効であるため注意が必要です。

特に日本においてはネコを飼っている方が多いと思いますが、糞便においてはまずは、毎日トイレ容器を熱湯で消毒したうえで24時間以内に必ず処理することをおすすめします。
また、妊娠中に飼い猫からトキソプラズマに感染するのではないかと心配になるかたもいらっしゃると思いますが、猫の糞の処理を必ず妊婦以外の方が行うことで感染も防げると言われています。

母子感染する病気の予防接種をしよう


母子感染とは、その言葉通りママから子どもへ感染することを言います。

しかし、この母子感染ですが、妊娠前にママが、予防接種をすることで、防ぐことのできる病気もあります。
なので、母子感染を防ぐためにもしっかりと予防接種をしておきましょう。

水痘(みずぼうそう)

妊娠20週未満に妊婦が水痘に罹患すると、低出生体重、皮膚の瘢痕(ひきつれ)、四肢低形成、小頭、脳萎縮、白内障、自律神経症状など特徴的な異常が出現するようです。
※日本での報告例はないようです。

麻疹(はしか)

妊娠中にはしかにかかると、「早産」や「流産」のリスクが高くなります。
妊娠中に罹患しても、胎児に先天性の奇形が現れることは少ないといわれています。

しかし、出生後にはしかの免疫がない母親から生まれた赤ちゃんは、ワクチン接種前に麻疹にかかってしまうと、症状が重く出てしまうことがあります。

B型肝炎

母親のウイルスを多くある場合、生まれた子どもにウイルスが感染すると、体の中に長い間ウイルスを持つようになり、将来慢性肝炎や肝硬変、肝がんになることがあります。
また、ウイルスの少ない母親から生まれた場合でも、出生後に子どもが急性肝炎にかかることがあります。

風疹

妊娠中に風疹に対する免疫が不十分な状態で妊娠20週頃までに風しんウイルスに感染してしまった場合、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風疹症候群)子どもが出生することがあります。
なので、妊娠をのぞむ女性は、まずはしっかりと風疹の抗体があるかを確認し、もし抗体がない場合は予防接種を受けておくことが大切です。

妊娠前でも不安があれば産婦人科へ!


妊娠前に受けておくべき予防接種や、妊娠中に気を付けるべき感染症はたくさんあります。

そして近年では高齢出産が増えてきました。
高齢出産の場合、出産そのものが危険にさらされるだけではなく、流産や早産といった危険性も増加します。

妊娠中でなければ産婦人科に行ってはいけないという決まりはありません。
少しでも不安に思うことがあれば、産婦人科へ行き相談することをおすすめします。

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