妊娠初期のつらいつわり…原因は?解消法はあるの?

妊娠していることが判明して嬉しい!
そう喜んでいるのもつかの間、つわりで体調がすぐれない……。

つわりは妊婦さんのおよそ8割が妊娠初期に経験するものです。

つわりと一言で言っても、軽いものから重いもの、食べづわりや吐きづわりなど人によって症状が違います。

妊娠初期に始まるつわりの原因と症状、解消方法について解説します。

そもそも「つわり」って何?

つわりは妊娠悪阻(おそ)とも呼ばれ、妊婦さんに起こる生理現象です。

妊娠2〜3ヶ月頃に始まり、8週目〜11週目にかけてピークを迎えます。

しかし、中には妊娠中期や後期までつわりが続く人も。

つわりの症状って?

つわりと聞くと吐き気を思い浮かべる人が多いですが、実は様々な症状があります。

ざっとあげただけでも、以下のような症状が知られています。

・胃のムカムカ
・吐き気、嘔吐
・怠さ
・眠気
・頭痛
・匂いに敏感になる
・食べ物への嫌悪
・便秘、下痢
・喉の不快感など

吐きつわり

吐きつわりは吐き気、嘔吐が続くといった症状です。

食べていても食べていなくても吐き気をもよおしてしまうため、食事の量が減ってしまい体重減少につながります。

朝起きた直後など胃に食べ物が入っていない時は、胃液を吐き出してしまうことも。

吐きつわりの場合、少しの食事でも栄養が摂れるようになるべく栄養素が高く消化のいい食べ物を選びましょう。

食べつわり

食べつわりは食べていないと気持ち悪くなるという症状です。

空腹になると胃のムカムカや吐き気を感じるようになります。
食べても胸焼けやげっぷなど不快な症状が出てくるため、食べたからといって楽になるわけではありません。

食べつわりの妊婦さんに多いのが妊娠初期段階からの体重増加です。
過度な体重増加は妊娠中毒症や妊娠糖尿病の危険性を増加させるので、注意が必要です。

眠りつわり

とにかく眠くなるのもつわりの一種です。
十分な睡眠を取っているはずなのに、日中に居眠りをすることが多くなったという人は眠りつわりの症状かもしれません。

眠気以外の症状として倦怠感が一日中続いたり、物忘れや記憶力の低下、頭がぼんやりすることがあげられます。

においに敏感になる

今まで平気だったタバコのにおいや生活臭、食べ物のにおいに対して嫌悪感を感じることが増えます。

炊飯器を開けたときのご飯のにおい等、妊娠前はいいにおいと思っていたものにも敏感になるようです。

食の好みの変化

今まで食べる事の出来なかった食べ物が食べられるようになったり、逆に好きだった食べ物が嫌いになったりする事がります。
この変化は出産後もずっと続く方もいます。

意外と知られていないつわり中の頭痛

つわりの症状の中に頭痛が含まれていることは、あまり知られていないのではないでしょうか。

つわり中に頭痛が起こる原因としては、体の水分が羊水に取られてしまうことで頭部に栄養がうまく流れないことがあげられます。
他にも子宮が大きくなることで内臓が圧迫されて頭痛が起こったり、自律神経の乱れ、つわり中に運動不足になることも原因となります。

つわりの原因は?

妊婦さんの生理現象とはいえ、なぜつわりは起きてしまうのでしょうか?

実は、つわりは未だはっきりとした原因が特定できていません。
医学的に次のような説が考えられています。

ホルモンの影響

妊娠すると赤ちゃんに必要な栄養を届けるための胎盤が作られます。
赤ちゃんが育つのに欠かせない胎盤が速いスピードで作られる過程で、大量の女性ホルモンが分泌されるのです。
ホルモンの大量分泌により体が急激に変化していることがつわりの原因と言われています。

体が酸性になる為

本来人間の体はアルカリ性ですが、妊娠中は酸性に近づきます。
そうすると体がアルカリ性不足を訴えてつわりが起こると言われています。

果物や野菜をたくさん食べる人は体がアルカリ性のままなのでつわりは起こらないとも言われています。

体が赤ちゃんを異物と判断する

今までお腹の中にいなかった赤ちゃんが成長していることで、体が赤ちゃんのことを異物と判断してしまい拒否反応のようなものを起こすという説があります。

精神的な要因

妊娠すると体が急激に変化していく為、精神的にも負担がかかり、つわりに繋がるとも言われています。
よく寝ている時や何かに没頭している時はつわりのことを忘れてしまうという話を聞きますが、病は気からというようにつわりも心配や不安の感じすぎで助長されるのかもしれません。

他にも毒素を排除する為や流産を防ぐ為などの説がありますが、どれも医学的に証明はされておらず、はっきりとした原因がわかっていないのが現状です。

その他の説

妊娠3週目の終わり頃に尿の中から検出されるHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン:Human Chorionic Gonadotropin)が関係しているのではないかなどの説があります。

ちなみに妊娠検査薬はこのHCGに反応して陽性となります。

症状別のつわり解消方法

吐き気がして食事が摂れなかったり、逆に食べ過ぎて胸焼けやげっぷが止まらないなど、つわりには様々な症状がありますが、それぞれ適切な対処法を行うことで上手に解消することができます。

吐き気、嘔吐の解消方法

妊娠初期中は栄養バランスの取れた食事を規則正しく食べるのが理想的ですが、吐きつわりの場合は難しいでしょう。
吐きつわりは無理に食べると症状が悪化してしまうことがあるので、うどんやお粥など、消化しやすい食べ物だと安心です。

朝に吐き気がする人、夜に吐き気がする人と人によって症状が強くなる時間帯が異なります。
また、何を食べたら気持ち悪くなるというのも個人差があります。
日々過ごしているうちに吐き気の要因がわかってくるので、それを避けるようにすることをおすすめします。

ただし、水分はしっかり摂ることが大切です。
嘔吐すると水分も奪われてしまいますので、水分を摂らないでいると脱水症状を引き起こす恐れがあります。

ただの水でもいいですし、氷を舐めるのもオススメです。
妊婦さんに人気の飲み物も吐き気を催さなければぜひ摂取してください。

・ミネラルを多く含むスポーツ飲料
・つわりを軽減させる生姜湯
・胃のムカムカを取り除く炭酸水、炭酸飲料
・ノンフェインのハーブティーなどのお茶
・酸味のあるレモン水

サプリメントなど栄養補助食品を使っても

食べ物で十分に栄養が摂れないのなら、医師に相談してサプリメントに頼っても。
その際にはビタミンB6や葉酸が含まれているものを選びましょう。

ビタミンB6はつわりを軽減させる効果があるという研究結果が出ています。
葉酸は赤ちゃんが健康に育つのを助ける役割があるので、つわりの期間でも積極的に摂取したいですね。

胃もたれや胃のムカムカ、胸焼け、げっぷの解消方法

妊娠中に胃もたれや胃のムカムカ、胸焼けやげっぷがするといった症状は、妊娠中に多く分泌される黄体ホルモンが胃の働きを弱めてしまうことに起因するといわれています。

それだけでなく、大きくなっていく子宮で臓器が圧迫されるために起こる場合も。
特に食べつわりの方にはよく起こり、食べ続けることで胃酸が多くなりこれらの症状を引き起こします。

解消する方法として、1回の食事は少量に抑えることがポイントです。
一度に大量に食べてしまうと、消化に時間がかかり症状を悪化させる可能性が。

妊婦さんの中には妊娠してから油っぽいものが無性に食べたくなったという方もいますが、油ものは胃酸を多く分泌させてしまうため、適量を心がけましょう。

食べ物だけでなく「姿勢」にも注目

猫背は胃の働きを鈍くさせてしまうため座る時などは背筋を伸ばすように心がけましょう。

横になる時は頭を高い位置に保つことで胃酸の逆流を防ぎます。

下痢、便秘の解消方法

妊娠初期の下痢や便秘には、自律神経の乱れが大きく関わっています。

食べつわりの場合は食べ過ぎでお腹の調子が悪くなっていたり、つわりから運動不足になっていることも原因になります。

下痢や便秘になった場合には、消化酵素を多く含む食材を積極的に摂るようにしましょう。

野菜やフルーツは火を通さずに食べることで、健康な体を保つための酵素を補うことができます。

果物のなかでも、キウイフルーツは特に消化酵素多いのでオススメ。

適度な運動も便秘や下痢を抑えるのに効果的です。
外に出ても大丈夫な場合は、日中天気のいい時に散歩に出かけると気分転換にもなります。

下痢や便秘に効くお薬で妊娠中でも飲めるものがあるので、つらいときは医師に相談しましょう。

だるさ、眠気の解消方法

妊娠初期に怠さや眠気が酷くなることはよくあります。
日常生活に支障が出るほどであれば、休める時に休むように心がけましょう。

仕事中は難しいですが、休憩時間などを利用して体を休めることが大切です。

頭痛の解消方法

つわり中の頭痛は酷くなりがちです。
水分不足や自律神経の乱れ、運動不足など色々な原因が考えられるため、思い当たる原因を見つけて対処していくことが必要です。

水分補給

先ほども書いたように、羊水で体の水分が取られている時や食欲がない、嘔吐してしまう時には特に水分補給をしっかりしましょう。
ただし一度に大量の水を飲むとむくみの原因になるので、こまめに摂ることがオススメです。

夜寝る前にスマホやテレビを見ない

寝る前のスマホやテレビは、自律神経の乱れを引き起こします。
本来寝る前は回復やリラックス効果のある副交感神経が働きますが、スマホやテレビなどで脳が刺激されると交感神経が優位になります。

交感神経が優位になるということは、体や脳が緊張してしまうということです。
寝る前には電気を暗めにして光を放つものは避けることがポイントです。

肩周りを温める

妊娠中は血流が悪くなることで体が冷えやすい状態になっています。

冷えで頭痛が起きている場合には、肩周りを温めて血行を良くしましょう。
肩や首のマッサージや半身浴、温めたタオルを肩にあてるなどすると頭痛を緩和することができます。

つわりの解消は継続が大切

今回ご紹介したつわりの軽減方法以外にも、つわり軽減グッズやツボマッサージといった色々な方法があります。

いずれにせよ、つわりは1日で治るものではありません。

一番大切なことは、つわりばかりを気にせず、リラックスできること。

気持がまぎれること、好きなことをして、心身を休めるように心がけましょう。

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