高齢出産のリスクとメリットやダウン症について


高齢出産のリスク

高齢出産のリスク

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)

妊娠中毒症(娠高血圧症候群)になる確率は高齢になるほど高く、初産の人になりやすいものです。重症の場合、血行が悪くなり胎盤の機能が低下してしまうため、早産や未熟児出産になる可能性も出てきます。妊娠高血圧症候群についてはこちら

流産

高齢出産そのものが流産の原因になることはありませんが、急激な運動は避け、過労にも注意が必要です。精神的なショックやストレスが原因になりうるので、ゆとりとストレスは溜めないようにしましょう。流産についてはこちら

合併症

妊婦に持病があったり、肥満である場合、妊娠中毒などの合併症に注意。高齢出産だとリスクが高まってしまいます。医師と相談して進めていきましょう。妊娠中に持病がある方の注意点はこちら

※高齢出産で気をつける事

自分にリスクがあることを十分に理解し、リスクを最小限に抑えるために心がけることが大切です。

ダウン症について


高齢出産には、ダウン症などのリスクが付きまといます。高齢出産のリスクを理解したうえで正しい知識を身につけましょう。

ダウン症候群

高齢出産=ダウン症候群と思う方も少なくはありません。しかし、そうではなく「高齢出産になるとダウン症候群の確率が高まる」ということになります。実際、20代の発生率が0.1%未満なのに対し35歳以降は0.3%、40歳以上になると1%にまで上がります。誰しもが避けられないのが、加齢に伴う卵子の損傷により、卵子が受精した受精卵は染色体異常が生じる可能性があるということです。

日本では新生児の約1000人に1人の割合でダウン症の子が生まれる確率となっています。体細胞の21番染色体が1本余分に存在し、計3本(トリソミー)持つことによって発症します。25歳では1200人に1人、35歳では290人に1人というように年齢順に確率が高まりますが、約80%以上が35歳以下の母親から生まれてくるのです。高齢出産が増えてるとはいっても、35歳以上の出産は数自体は少ないのです。年齢に関係なくだれからでも生まれる可能性があり、その確率をどう受け止めるかは、それぞれの妊婦さん次第になります。

赤ちゃんの染色体異常はほとんど偶然的なものです。両親のどちらかに染色体異常のあるケースもありますが、どちらも予防はできないものです。
赤ちゃんに異常があるか、出生前に調べる事もできます。出生前検診といっても、超音波検診・血清マーカー検査・羊水検査・絨毛検査などがあります。出生前診断検査ではスクリーニング検査(ふるいわけ検査)と確定診断検査に分けられます。スクリーニング検査には、超音波検査・血清マーカー検査があり、特定の病気を持っているか調べるための検査です。一方、確定診断検査には、羊水検査や絨毛検査があり、ある程度正確な診断ができます。

超音波診断
超音波を腹部にあて発信し、胎児を含む子宮内の様子を映像化し異常がないかを診断することを指します。胎児の心拍・体重から身長・血液・骨格などいたるところまで安全に、痛みがなく観察できます。
血清マーカー検査(クアトロテスト)
母体血液中のいくつかの物質を調べ、胎児の染色体数の問題および神経管閉鎖障害の可能性を「パーセント数値」で推定します。検査の時期に限りがあり、妊娠15週21週までが可能です。しかし、この結果を待ってからの羊水検査を受ける場合は18週までと、なるべく早く検査する必要があります。
羊水検査
羊水とは子宮内の胎児を取り巻く無色透明の液体です。それを少量採取し、その中のアルファフェトプロテイン値を測定します。染色体や遺伝子異常の有無を血清マーカー検査より正確に診断することができます。しかし、1/200から1/300の確率で検査後の4週間以内で流産または死産に至っています。この検査は強制ではありません。羊水検査に不安なるようなら、まずクアトロ検査を受けましょう。羊水検査で分かる染色体異常(ダウン症や18トリソミー)についてはこちら
絨毛検査
妊娠10週12週の時期に行われ羊水検査に比べ早い時期に結果を得られることが出来ます。しかし、胎児奇形発生の誘因となる外的な刺激は、器官形成期が過ぎてから行うほうがよいとされており、現在ではほとんど行われていません。

検査を受けるのも、受けないのも妊婦さんの自由です。

高齢出産はデリットだけではありません

高齢出産にはリスクばかりが目立ちますが、メリットも沢山あります。

◆経済的なゆとり
出産を迎えるまでに、経済面で貯める期間がある為、心にもゆとりが出来るということです。また、仕事と育児の両立で多忙な場合、託児施設などの機関を有効に活用することなどができます。
妊娠中の仕事についてはこちら
職場に産休の相談をするについてはこちら
産前産後休暇制度についてはこちら
育児休暇についてはこちら
精神的なゆとり
高齢出産の場合、人生経験が豊富な為、ゆとりがあり精神力も大きく影響してきます。
高齢出産で若返る
高齢で妊娠すると、年齢を重ねるごとに減少していく女性ホルモンの分泌量が増加する為、肌にツヤが戻り若返るということがあります。また、女性ホルモンが増えることで、冷え性の改善効果も期待できます。若年層の妊娠より、リスクを考え、生活習慣に気を付けるため若返りの助けをすることでしょう。妊娠中のニキビや肌荒れを防ぐ方法はこちら
妊娠中のシミについてはこちら

年齢とともに体に変化が起こる

高齢出産
35歳以上の女性と、20代の女性では赤ちゃんを授かる能力に差がでてきてしまいます。規則正しい生活を心がけ、ストレスや疲労をためないように気をつけましょう。適度な運動、体を健康に保つことで、高齢出産のリスクを大きく軽減する事ができます。

ストックされていた原始卵胞の減少

卵巣の中には卵子のもととなる【原始卵胞】が沢山あります。母親のお腹の中にいる時(胎児)にすでに原始卵胞をもっています。妊娠16週~20週がピーク時になり、卵巣に600~700万個の原始卵胞を持っています。しかし、多くは消失してしまい、出生時には100万~200万個にまで減ってしまいます。赤ちゃんには月経が無い為、卵巣の中で「冬眠状態」となりますが、その間も減少し続け、思春期を迎え、「初経」を迎えるころには30万個にまで減り、増えることはありません。そして、「閉経」する50歳の頃には殆どが消失してしまいます。卵子も一緒に歳を取る…卵子は体内でも特別、寿命が長く、大きい細胞になります。その為、加齢によって卵子自体にダメージが起きる可能性が高くなります。40歳女性の卵子は40歳ということになり、一緒に歳をとるのです。卵子が老化すると、精子との受精率が下がります。

女性ホルモンの減少

女性ホルモンとは、卵巣から分泌されるホルモンでエストロゲン(卵胞ホルモン)・プロゲステロン(黄体ホルモン)があり、妊娠・出産・授乳にはホルモンがあってこそ可能になります。20代~30代にかけて女性ホルモンの分泌が最高潮に達し、バランスも安定しますが、35歳頃から年齢とともに減少していき、個人差は出ますが45歳~急激に減少します。ホルモンの分泌が減ると、排卵回数が減り、月経が毎月あっても、必ず排卵するとは限らなくなります。妊娠の確立は、無排卵月経の回数が増えるほど低くなります。

骨盤内の子宮・卵巣への血行が悪くなる

年齢を重ねていくうちに、血行が悪くなっていき、ひどい時には子宮内膜に栄養がいかず薄くなってしまい、着床しづらい・卵子の質の低下を加速させてしまうといった心配も出てきます。「最近、生理の出血が少なくなってきて、すぐに終わってしまう」という方には、血行を良くする体操や運動、受診を勧めます。

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