梅毒とは


梅毒とは

梅毒

梅毒というワードを聞いても、いったいどんな病気なのかピンと来ない方が多いかと思います。妊娠していることが分かったら、血液型検査や、風疹、貧血の検査、HIV(エイズ)、肝炎の検査と共に、梅毒の検査も一緒に行います。梅毒とは、性感染症(性病)を代表する一つで、治療薬であるペニシリンが開発されるまでは、不治の病として知られていました。現在は、治療をしっかりと続ける事で完治する事が可能です。

どうやって梅毒に感染するの?

梅毒は、感染力が高い事で知られています。主に、性行為によって感染すると言われており、性行為時に、梅毒の原因菌である「トレポネーマ」という病原菌が傷口から入り込み、血液にのって全身に広がり感染します。口の中に梅毒によって出来たしこり(病変部)がある場合は、キスでも感染すると言われています。一昔前までは、ママが梅毒に感染している事に気づかず、生まれてきた赤ちゃんが「先天梅毒」になってしまう事もありましたが、今では妊娠が分かった時点の妊婦検診で、梅毒検査をするので「先天梅毒」で生まれてくる赤ちゃんはほとんどいません。梅毒と診断された場合は、しっかりと治療を受けましょう。それにより「先天梅毒」を防ぐ事が出来ます。

梅毒の症状とは?

梅毒の症状は、男女とも一緒で4期に渡って出てきます。感染したその日は、無症状で感染に気づかない方がほとんどです。梅毒の症状は「3週間後」「3ヵ月後」「3年後」と変わっていきます。ですが、稀に無症状の方もいるという事を覚えておきましょう!

■第1期(感染から3週間後)

感染した傷口(皮膚や粘膜)に痛みや痒みのないしこりができます。しこりの大きさは、小豆から飴玉くらいの大きさのものまであり、硬さは軟骨程度の硬さになります。しこりは、次第に中心部が硬く盛り上がります。太ももの付け根にあるリンパ節も腫れますが、痛みはありません。どちらの症状も、放置していると自然に2~3週間程度でなくなります。

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■第2期(感染から3ヵ月後)

血液に入り込み、全身に広がります。体の中心線にあたる部分にピンク色の円形のアザが出来ます。特に顔や手足に出来やすいです。その他にも、小豆サイズの赤茶色のブツブツが出来、脱毛の症状が現れます。こちらの症状は、3ヵ月~3年ほど続き、この期間を過ぎると無症状が続きます。

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■第3期(感染から3年目以降)

皮下組織に大きめのしこりが出来ます。結節性梅毒疹やゴム腫などと呼ばれますが、今現在は殆ど見ることはありません。

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■第4期(末期症状)

心臓、血管、神経、目などに重い障害が出ると言われていますが、今現在は殆ど見ることはありません。

上の症状の出方をみると分かるかと思いますが、ペニシリンが開発された今、第3期~第4期まで進行する人は殆どいません。

梅毒の治療

女性の場合は、皮膚科・産婦人科・婦人科で治療を受けることが出来ます。口から飲むタイプのペニシリンを処方されます。症状に応じて(進行状況に応じて)服用期間が決められます。

第1期の場合は2~4週間程度、第2期の場合は4~8週間程度、第3期以上の方、また無症状で感染した時期がいつ頃なのか判断出来ない場合は8~12週間程度の服用が必要とされています。

12週間、しっかりとペニシリンを服用したから「もう大丈夫だろう!」と勝手に判断してはいけません。病院で完治したことを確認してもらう必要があります。また、梅毒に感染した方はHIV(エイズ)にも感染しやすいと言われています。梅毒に感染していた場合は、必ずセットでHIV(エイズ)の検査も受けておきましょう!HIVについてはこちら

もしも妊娠中に梅毒に感染したら

妊娠初期の梅毒検査で異常が見つからなくても、ごく稀に妊娠中に梅毒に感染してしまうケースがあります。妊娠初期に感染した場合は、胎児梅毒と呼ばれ、死産になるケースが多いです。妊娠後期に入って感染した場合は、赤ちゃんは生まれてくるまでの間は無症状です。ですが、乳幼児期に入って第2期のような症状(アザ・ブツブツ・脱毛の症状)が現れる事があります。このような場合を、乳児梅毒(幼児梅毒)と呼びます。

稀に、乳幼児期には無症状のまま過ごし、遅れて思春期の頃に梅毒の症状が現れる場合もあります。このような場合を、遅発性(ちはつせい)先天梅毒と呼びます。遅発性先天梅毒は、難聴や角膜炎など、第4期のような症状が出る事があります。

梅毒だと判断された場合は、パートナーも一度、梅毒検査を受けることが望ましいです。男性の場合は、皮膚科・泌尿器科などで治療が行われ、治療内容は女性と同じです。「避妊具を使用していたから、パパは感染していないだろう」と甘く考えてはいけません。どちらが先に梅毒に感染していたか分かりません。病変部(梅毒が原因で出来たしこりなど)が、口や手足などの他の皮膚の部分であった場合は、避妊具を使用していても傷口などからから簡単に感染してしまいます。ママ自身は妊娠期間中に治療をおこない、完治したとしても、パートナーが感染したままだと、性行為などで、梅毒の菌が戻ってくる可能性があります。二人で一緒に治療を進めることが望ましいです。

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