妊娠糖尿病について

妊娠糖尿病について

妊娠糖尿病

■糖尿病に関する勘違い
妊娠糖尿病を知る為には、まず一般的な糖尿病の事を知る事から始めましょう。「糖尿病」という文字を見て、糖が尿へ漏れ出てしまい、糖が体内で不足してしまう病気だと勘違いされている方や、糖分の取りすぎで尿検査で糖分が検出されるという事が「糖尿病」だと勘違いされている方が多くいらっしゃいます。実際、糖尿病とは血糖値が高くなる病気の事を言います。

■血糖と血糖値
血糖とは、食べ物や飲み物などを消化して作られるブドウ糖の事です。ブドウ糖は、人間のからだを動かすエネルギー源となるもので、血液の流れにのって、細胞や臓器へ送られます。血糖値とは、そのブドウ糖が血液中にどのくらいあるかを示す値という事です。

■糖尿病
糖尿病になると、ブドウ糖を必要としている臓器や細胞の中へ、うまく糖が運ばれず、血液中に糖があふれてしまいます。すると、「血液中の糖の値が高くなる=血糖値が高い」という事になります。

なぜ、そのような事が起こるのでしょうか?インスリンというホルモンの働きが関係しています。インスリンはからだの中で、唯一血糖を下げるホルモンです。食後に血糖値が上がらないよう調節したり、臓器や細胞へブドウ糖を送り込み、エネルギーに変える働きを持っています。なので、インスリンが不足したり、うまく作用しなかったりすると、血液中にブドウ糖がどんどん溜まっていってしまいます。その為、血糖値が上がるのです。

そうなると、細胞や臓器にブドウ糖が行き渡らなくなり、全身のエネルギーが不足してしまう事が大きな問題です。

上でもお話しましたが、多くの方が勘違いされている「糖尿」とは、糖が尿へ漏れ出てしまい体内に糖が不足することではなく、糖がうまく細胞や臓器に運ばれず、血液中に糖があふれてしまっているために、尿にまで漏れ出てしまうという事です。尿に糖が漏れ出てしまうのは、糖尿病を発見するための症状の一つであり、あくまでも糖尿病というのは「血糖値が高くなる病気」だという事を覚えておきましょう。

糖尿病の種類について知っておこう

妊娠糖尿病

上記の表にある通り、妊娠糖尿病は妊娠中に発見される糖尿病のことです。元々、糖尿病だった方が妊娠されると「糖尿病合併妊娠」という呼び名になります。※糖尿病をお持ちの方の妊娠については、計画と準備、病院のサポートが必要となります。

妊娠すると、赤ちゃんに十分な栄養を与え、少しでも多くのブドウ糖を供給出来るようにする為に、妊娠性のホルモンがインスリンの働きを抑えます。その為、妊娠していない時期に比べると、どの妊婦さんも血糖値が高めになっています。ですが、全体の妊婦さんの2~10%の方々が、妊娠中の平均血糖値を超えてしまう方がいます。それが、妊娠中に起こる一時的な糖尿病です。

妊娠糖尿病になると赤ちゃんにどのような影響があるのか

お腹の赤ちゃんへ過剰な糖分(ブドウ糖)が送られる為、赤ちゃんの体内で余った分の糖が脂肪を蓄えるなどして、お腹の中で大きくなりすぎてしまいます。その為、出産は帝王切開になってしまったり、難産・早産・呼吸器系の障害を起こすおそれがあります。また、お腹の中にいる赤ちゃんを高血糖にさらしてしまうと、赤ちゃんの体内でインスリンの生産が過剰に行われてしまい、逆に生まれた直後に赤ちゃんの血糖値が危険なほど低下してしまうおそれがあります。

妊娠糖尿病を調べる検査であるブドウ糖負荷試験(75gOGTT)は、初回健診時と、インスリンの働きが鈍くなる妊娠20週~28週頃に再度行われます。二度目のブドウ糖負荷試験(75gOGTT)を受けるのは、妊娠糖尿病または糖尿病と診断された事のない方のみ行われます。

妊娠糖尿病になりやすいタイプとは・・・?

糖尿病になりやすい人

上記の表に当てはまる項目があるママは、当てはまらない方よりも妊娠糖尿病になりやすい傾向にあります。食生活や運動不足など、生活習慣に気をつけましょう。

妊娠糖尿病の基準値

妊娠糖尿病と診断される基準としては以下の通りになります。

妊娠糖尿病の基準値

上記の基準に達していない場合に「異常なし」という事になります。

上記の表には、2つの項目があります。「妊娠糖尿病」と「あきらかな糖尿病」です。2つの項目は全くの別ものです。2つの項目の違いについてご説明いたします。

妊娠糖尿病
名前に糖尿病という文字が入っていますが、まだ糖尿病には至っていない段階です。血糖値が基準値内の方々よりも、少し血糖値が高いという段階です。予備軍である事には変わりないので油断はしないよう気をつけましょう。
あきらかな糖尿病
名前の通り、糖尿病と診断される状態です。妊娠中であっても「糖尿病」として断定されます。

妊娠糖尿病を防ぐには

規則正しい生活と体重管理栄養バランスの取れたヘルシーな食事と適度な運動で予防する事が出来ます。妊娠中は無理のないよう、お散歩やマタニティーヨガ、水中ウォーキングなどを取り入れ運動不足を防ぎましょう。尿糖に関しての記事もお読み下さい。

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