妊娠しやすい生活習慣とは?

妊娠率を上げるためには?

妊活を行っているカップルって、とても増えていますよね。今すぐに赤ちゃんが欲しいとは思わなくても、欲しいな~と思ったそのタイミングで早く赤ちゃんを授かることができるように、早い段階から妊活をしておくということが多くなっています。今赤ちゃんが欲しい人だけでなく後々赤ちゃんが欲しい人も妊活を始めよう!

妊活とは言っても、それぞれのカップルが行う方法は本当にさまざまです。ですが、みんな妊活をしているとは言っても同じ人間です、妊活のベースとして「妊娠しやすい生活習慣」というものがあります。妊活に限らず、なんでも基本をおさえておいてからステップアップしていくものですよね。ですから、まずは妊活の基本となる「妊娠しやすい生活習慣」をおくるよう、心がけていくことが大切なんです。

体の中から改善していくべし!

では、妊娠しやすい生活習慣っていったいどんなことをすれば良いのでしょうか?

  • しっかりと睡眠をとる
  • 1日3食、バランスの良い食事を摂る
  • ストレスを溜めない
  • 過度なダイエットをしない
  • 適度な運動をする
  • 禁煙する

う~ん…、ここで述べたことというのは妊活というよりも、生活習慣病を防ぐための基本的なことばかりのように思えますよね。

ですが、妊活をしていくうえでこれらのことは欠かせない、とてもとても大切なことなんです。もちろん、タバコを吸っていても無事に妊娠・出産できる人もいらっしゃいますし、ハードワークをこなしていても妊娠・出産できる人もいらっしゃいます。とは言え、あらかじめ気を付けておけばタバコの影響は?ストレスの影響は?とヒヤヒヤする心配もありませんし、より妊娠できる確率をアップさせることも可能ですよね。

生活習慣を見直そう!

睡眠をとることについて

睡眠といえば、ゴールデンタイムという言葉がよく知られていると思います。これは、睡眠をとることで脳の中にある下垂体前葉という部分から、数時間間隔で成長ホルモンが分泌されることをいいます。成長ホルモンというのは、細胞の分裂を活発にさせるという働きがあって、ケガをした部分の修復・骨や筋肉を成長させる・代謝を上げる・体の中を快適な状態にたもつ…などの働きがあります。

さて、このホルモンを分泌する下垂体前葉というのは、成長ホルモンだけでなく「卵胞刺激ホルモン」や「黄体形成ホルモン」といった、生殖系のホルモンの分泌も行っています。ですから睡眠不足になって下垂体のはたらきが低下してしまうと、不妊にかかわることもあるということなんですね。

さらに、睡眠不足の状態が続くことで精子の運動率も悪くなると言われています。が、逆に睡眠が長すぎることでも運動率が低下すると言われています。赤ちゃんでは半日以上の睡眠時間が必要だと言われていますが、18歳を過ぎた大人の場合は7~9時間の睡眠が必要だと言われています。

つまり、仕事などで毎日寝不足、さらに休日にがっつり睡眠をとる、いわゆる寝溜めをするというのは、妊活を希望する方にとってはあまりオススメできない習慣ということです。人間は体温が下がってくるときに眠さを感じると言われていますので、寝る2時間前ほどに入浴しておくのがオススメです。

運動をする

先ほど、睡眠不足の話の中で「成長ホルモン」の話をしましたね。運動(持久走など負荷が大きいものほど)をすることで、血液の中の成長ホルモン濃度がなんと200倍ほどにアップすると言われています。これは睡眠中にも増えるので、日中に運動をしておくことで睡眠をとったときに下垂体が活発になるということです。

また、有酸素運動の中でも特にウォーキングを行うことで、セロトニンというホルモンがたくさん分泌されるようになります。セロトニンは最近では「幸せホルモン」とも呼ばれていて、精神を安定させてくれると言われています。

さらに、ほかにも腸を活発にしてくれる、血管の収縮の調節、痛みの感じ方の調節、体温調節や気分障害にかかわるなどさまざまな働きをしています。そんなセロトニンは、体の中でトリプトファンという必須アミノ酸からつくられます。トリプトファンは体の中でつくることができないので肉や魚、納豆などから摂取するほか、サプリメントなどで摂取するのがオススメです。

トリプトファンサプリメント

セロトニンはメラトニンという抗酸化物質になります。これは近年、不妊症の治療にも使われていて、抗酸化作用によって妊娠にかかわる細胞を守ってくれたり、活性化させる働きがあるためホルモンバランスが改善されるためです。ウォーキングなど一定のリズムで運動することによってセロトニンやメラトニンが作られ、さらに血流改善やストレス解消、質の良い眠りをとることができるなど、たくさんのメリットがあります。ただ、あまりにもストイックな運動は逆にストレスとなってしまうので注意が必要です!

バランスの良い食事を摂る

日本本来の食事、和食というのはとてもバランスの摂れた体に優しい食事だと言われていますよね。近年では、ファーストフードや脂っこい肉類などの食事を摂る方が増えており、生活習慣病の大きな原因になっているとも言われています。それだけ病にかかる可能性が高くなったのと同じように、バランスの摂れた食事ができないということは、体の中に妊娠しにくくなるさまざまな変化をもたらしてしまうということです。

たとえば、生活習慣病の中でも癌については、タバコやストレス、お酒の影響はもちろんですが、食事による影響がもっとも大きいと言われているほど。私たちの体をつくっているのは、私たち自身が食べたものです。妊娠しやすい体作りをしていくために、食事を見直すということは基本中の基本になります。

日本人にとって当たり前の食材である豆腐や魚(刺身)というのは、どれも肉と同じたんぱく質になります。ですが、西洋の食事には刺身も豆腐もありませんよね。肉からたんぱく質を摂る西洋の人々は、肉を食べると同時にその脂をたっぷりと摂取してしまうことになります。この生活が毎日続けば、どうしても血液がドロドロになってしまったりさまざまな生活習慣病にかかりやすいということになります。

日本人の豆腐や魚、穀物や根菜が中心の和食というのは、高たんぱく低脂質ということで体にとって嬉しい食事になっています。必要なエネルギーはしっかりと摂れるのに、消化や吸収(代謝)はスムーズ、だから太りにくく体の中もきれいで長生きしやすい…ということです。妊娠するためには、まず体の中の状態を綺麗にしてあげることが大切です。血液サラサラで体の冷えもなく、必要なエネルギーをしっかりと蓄え、赤ちゃんを迎え入れやすい環境を作ってあげましょう。妊娠中の食事と栄養についてはこちら

ストレスを溜めない

私たちはストレスを受けると、アドレナリンというホルモンが分泌されて体が緊張した状態になってしまいます。これは、体が覚醒してしまった状態のようになり、たとえば心筋や骨格筋など体表面の血管は拡張して、血流がスムーズになっているのですが、逆に皮膚や粘膜といった内側の血管は収縮してしまいます。そのため、臓器の運動が弱まってしまったり、頭痛や高血圧、動悸や不安に駆られるなどさまざまな症状があらわれるようになります。また、ストレスを受けて分泌されたアドレナリンは、男性の勃起不全(ED)を起こしてしまう原因にもなると言われています。さらに、ストレスを受けることで「コルチゾール」というホルモンが分泌されて、その量が多ければ血圧が上がったり血糖値が上がったりするほか、免疫機能が落ちてしまうために不妊になってしまうことも。ショッピングをする、好きなものを食べるといったこともストレス解消になりますが、先ほど述べたようにウォーキングをしたりしっかりと湯船に浸かって体を温めてから寝るようにすると、ストレス解消につながりますよ。

冷えないようにする

冷えは女性にとって大敵!とよく言われるように、妊娠を考えている人にとっては重大なことでもあります。体が冷えるとどうしても血流が悪くなってしまい、その結果 酸素や栄養が体に行きわたりにくくなってしまいます。特に子宮あたりの血流が悪くなれば、うまく受精卵が着床しにくくなったり、赤ちゃんの発育にも影響してしまいかねません。また、卵巣あたりの血流が悪ければうまく排卵しなかったり、卵子が育ちにくくなることがあります。

・・・かと言って、何枚も下着を重ね履きしたり必要以上に体を締め付けるような冷え対策はNGです!薄手でやわらかい肌触りのインナーを重ね着したり、おなか回りをできるだけ締め付けないように冷え対策をしていきましょう。

食事の項目で述べたように、日本本来の食事である和食ではよく根菜が使われていますよね。実は、根菜(にんじん・たまねぎ・ごぼうなど…)は体を温めてくれる働きがあるため、積極的に摂取していきたいもの。温かい汁物などにして、さらに血行促進効果のあるショウガを入れていただくと、よりその効果を実感することができますよ。妊娠中の体の冷えについてはこちら

そのほかにも、喫煙(タバコ)は血管を収縮させてしまうため血流が悪くなり、さらに臓器の働きを低下させてしまいます。肥満は特に男性の場合、ED(勃起不全)が起こりやすくなったり、精子の濃度が低くなったり、動きや形の悪い精子が多くなりやすいという傾向があると言われています。

現代の私たちの身の回りというのは、タバコやストレス、ファーストフードといったものであふれかえっています。当たり前の生活の中に、妊娠率を下げてしまうものがたくさんあるという事を知っておきましょうね!

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