排卵日はいつ?基礎体温での計算方法やオリモノや出血の症状まとめ

子作りを考えている人が知っておくべきことのひとつに「排卵日」があります。
排卵日は妊娠しやすい日ですが、自分の排卵日を知るにあたり重要なのが基礎体温です。
毎日基礎体温を測って、排卵日がいつなのか把握することで妊娠の確率が上がります。

基礎体温以外でも排卵日検査薬の使用やオリモノ、出血といった症状でも排卵日をある程度特定することが可能です。

今回は、排卵日の計算方法や排卵日に起こり得る症状について解説します。

「排卵」とは?

まず、「排卵」とは何なのでしょうか。

女性は初潮(初めての生理)を迎えると、妊娠可能な身体になります。
生理がある方の体内では毎月、卵巣の中でたくさんの卵胞(卵子の元)が作られます。

卵胞は月経時では8mmほどの大きさですが、たくさんの卵胞のひとつが20mm程度に大きくなると卵胞の皮が破られ、中から卵子が出てきて卵巣から卵管采に移動します。
これを「排卵」と呼びます。

大きくならなかった卵胞は死滅し、無事に排卵できた卵子は卵管采からさらに卵管へと移動します。

排卵→受精→妊娠成立までの流れ

排卵が起きると卵子は卵管まで移動し、精子が来るのを待ちます。
排卵後の卵子の寿命は12~24時間程度と言われており、それまでに精子と結びつく必要があります。

射精で精液が膣の中に入ると、何億もの精子が卵管に向かって進みますが、無事に卵管までたどり着けるのは数百匹と言われています。
精子の寿命は2、3日で、この間に卵子がまだ卵管に到着していなければ待ち続けるのです。

精子と卵子が出会うと、何匹もの精子が卵子の中に入ろうとしますが、卵子の中に入れるのはたった1匹です。
卵子の中に1匹の精子が入ると、卵子を取り巻いている透明帯が、これ以上入ってこないようにシャットアウトします。
卵子の中に精子が入った後は2つの核が結合して1つの核ができあがり、これを「受精」と呼びます。

受精卵(受精した卵子)は数日後に絨毛(じゅうもう)と呼ばれる根を張り、子宮の壁に張り付きます(着床)。
根を張った後はどんどん細胞分裂を繰り返し、卵から赤ちゃんへと進化していくのです。
稀に卵子と精子が卵管で結びついてしまい受精し受精卵が子宮外で着床してしまうことがありますが、これは子宮外妊娠と呼ばれ正常な妊娠ではありません。

排卵はいつ起こる?

卵子が卵巣から卵管采に移動したことを「排卵」といいますが、生理が毎月定期的にある場合、生理が始まってから12~16日後に排卵が起こります。

健康体で毎月正しい規則で生理が来ているのであれば、生理が始まっておよそ2週間後にセックスをすると1年以内に妊娠するだろうと言われています。

排卵日を具体的に特定する方法としては、基礎体温を毎日測って推移を見ることです。

下記の図は基礎体温の推移をグラフ化したものですが、あくまで例なのでご自分で毎日基礎体温を測って記録してみましょう。
基礎体温表を作っておくと便利です。

基礎体温は「低温期」と「高温期」に分けられます。
生理が始まる数日前に体温が下がると低温期に入ります。
月経中は体温が低いままで、月経が終了してもしばらくは低温期ですが、この間に卵巣内にある卵胞が大きくなっていきます。

生理開始日から数えて2週間前後で排卵期に入りますが、この期間が妊娠しやすい時期です。
さらに生理周期内で一番体温が低い日(最低温日)以降の3日間が排卵の確率がもっとも高いといわれています。

排卵期が終わるにつれて体温は「高温期」へと移行し、卵子が卵巣を出ていった後に抜け殻となった卵胞が黄体に変化します。
体温が上昇するのは黄体ホルモンの影響です。

妊活中のカップルが実践するタイミング法

妊娠を望んでいるカップルの多くは、排卵期と思われる期間にセックスをする「タイミング法」を実践しています。
タイミング法は、「自然周期でのタイミング法」と「排卵誘発でのタイミング法」のふたつに分かれます。

自然周期でのタイミング法

自然周期のタイミング法では先ほどご紹介した基礎体温の記録などで排卵日を予測し、排卵期と思われる期間にセックスを行います。

排卵誘発でのタイミング法

いっぽうで排卵誘発でのタイミング法は、生理が定期的に来ないなどの問題がある場合に、排卵誘発剤を使用して人工的に排卵を起こすというものです。
排卵誘発剤は飲み薬と注射の2種類があります。

排卵日特定には排卵日検査薬も

基礎体温を測っていてもなかなか妊娠しないという場合は、排卵日を特定できる排卵日検査薬を使用することも可能です。

排卵の直前は黄体形成ホルモン(LH)というものが尿中に含まれていますが、排卵日検査薬は排卵の引き金となるLHの大量分泌(LHサージ)に反応して判定が出るようになっています。

以前は医療用医薬品に指定されていて市販で購入することができなかった排卵日検査薬ですが、2016年9月から第一類医薬品に変わり薬局やインターネットで手に入るようになりました。
1箱に入っている本数は2~12本とさまざまで、価格は3,000円前後です。

基準ラインと見比べて判定窓に陽性反応が出たら、排卵が始まっているサインです。
基礎体温や生理周期から数えて排卵期前後と思われる時期に検査薬を使うといいでしょう。
検査する時間に決まりはありませんが、なるべく毎日同じ時間帯に検査することをおすすめします。
より正確な結果を出すために、説明書に書かれている使い方をしっかり読むことが大切です。

排卵を見極める症状はある?

基礎体温や排卵日検査薬以外で排卵を見極める方法はあるのでしょうか。
排卵期になると、女性ホルモンの関係で次のような症状が起こることがあります。

ただし個人差があり、排卵が起こっても全く症状が現れない方もいればはっきりとした症状が出る方もいます。
また症状が出たからといって排卵日を正確に特定できるわけではないので、参考程度にとどめておきましょう。

オリモノの変化

排卵日が近くなるとオリモノにサラサラ感が出て、さらに近づくと粘り気のあるオリモノへと変化します。
排卵日近くのオリモノは指でとって10cmくらい伸びるようになります。
これはなぜかというと、精子が子宮内に入りやすくするためです。

おなかがチクチクする

排卵日が近づくとお腹がチクチクと痛み出したり腹痛を起こす方がいます。
排卵痛というものが原因で、卵胞から卵子が飛び出すときのサインです。
お腹全体が痛むこともあれば、片方しか痛まないときもあります。

痛みが続いたり強くなったりした場合は、病気の可能性があるので医師に相談してください。

少量の出血

卵胞から卵子が飛び出す際には出血をともないます。
生理でもないのに出血が見られたときは、排卵日が近づいていないか基礎体温を頼りにしてみてください。
個人差はありますが、生理開始日から大体2週間後に排卵出血が起こります。

排卵で出血が起こる場合は心配する必要はありませんが、子宮内膜症や子宮頸がんなどの病気を発症している場合にも出血があるため、定期的に病院で検査を受けることをおすすめします。

胸の張り

排卵が近づくと女性ホルモンの一種であるプロゲステロンの分泌量が増えます。
プロゲステロンは乳腺を発達させる役目を持っていて、このせいで胸に張りを覚えることがあるのです。

胸の張りが強くて痛みをともなうのであれば、ノンワイヤーなどの締め付けないブラジャーを着けるようにしましょう。
また、血行が良くなると胸の張りが解消されるので、水分を多めに摂ったりマッサージしてみるといいです。

眠気

排卵日が近づく頃に日中でも眠くなる場合があります。
これは催眠作用を持つ黄体ホルモンの影響です。

日常生活に影響が出ない程度の眠気なら問題ありませんが、ストレスなど心身に不調をきたしている場合は眠気がひどくなることがあります。
できるだけ日光を浴び散歩や運動で気分転換を行い、夜は携帯電話やテレビは控えるなどして生活リズムを整えましょう。

吐き気

排卵期はホルモンが大きく変化するため、胃の働きが抑えられて吐き気や胃の不快感を覚えるときがあります。
吐き気がひどいようでしたら、うどんなど消化の良いものを食べたり横になって身体を休めるようにしましょう。

赤ちゃんを授かるには体調を整えることも大切

排卵日を特定できれば妊娠確率は上がりますが、健康な身体作りも子宝に恵まれるための大事な要素です。
冷えや自律神経の乱れなど妊娠を妨げるような症状がある方は、まずは身体を健康な状態にすることに努めましょう。

また最近では妊活中の女性向けの葉酸サプリなども多く販売されているので、食べ物はもちろんサプリメントから栄養を摂ることも可能です。
不妊に悩んでいる場合は、自己管理すると同時に不妊治療の専門医に相談することもひとつのアイディアですし、漢方治療を行う方法もあります。

健康面に配慮しながら排卵日を計算して、子どもを授かるチャンスを掴み取ってください。

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