排卵日の出血はなぜ?妊娠の可能性はある?量・色・期間は?

生理予定日ではないのに、突然の出血を体験することがあります。

病気なの?妊娠なの?といろいろな可能性を考えて心配になるもの。

女性に特有の出血は、デリケートな女性の身体からの大事なサインです。

サインにしっかり気がつけるように、出血の代表的な原因や症状を紹介します。

排卵のしくみを知る


女性の毎月の生理は、排卵があることから始まります。

出血の原因は、排卵と深く関係している場合が多いです。

排卵はどうやって起きているのか

卵子の元である卵胞は、成熟すると、卵巣の表面を突き破って破裂します。
そして、中に入っている卵子を排出することが排卵です。

排卵後、卵子は精子と出会うため、卵管を通って運ばれていきます。

排卵から妊娠までの詳しい流れはこちらの記事をご覧ください。

排卵はいつ起きるの?

排卵は、次の生理が始まる2週間前(12~16日前)くらいです。

生理が、27日周期で起こる人であれば、前回の生理開始から13日前後で排卵日がきます。

女性によっては、排卵日をはさんで2、3日間体調の不調を感じる人も多いようです。

腹痛腰痛眠気頭痛おりものが増えるなどが、排卵の代表的な症状。
こういった症状も、排卵が起きていることのひとつの目安になります。

排卵日に出血するのは病気のサイン?


排卵日付近は、おりものが増える女性が多いようです。

いつものおりものに血液のようなものが混ざっていると、驚いてしまうでしょう。

排卵日付近の出血は、「排卵出血」と考えられます。

排卵出血とは?

排卵出血とは、排卵に伴う出血のことです。

生理と生理のちょうど間くらいの時期に起きるので「中間期出血」ともいいます。

排卵出血は病気ではありません
毎月排卵出血が起こる人もいれば、滅多に起きないという人もいます。

全く排卵出血の症状がみられない方もいるようです。
排卵出血の有無は、年齢や体調にも大きく影響されます。

排卵出血が起こる原因

排卵出血には、大きく2つの原因が考えられます。

排卵出血は、生理的な現象なので、病気ではありません

排卵により卵巣の壁が傷つくことによる出血

排卵は、卵胞が、卵巣の壁を突き破って卵管内に排出されることです。

そのため卵子が飛び出す際に、卵巣の壁を傷つけてしまいます。

卵巣からの出血が、卵管から子宮を伝わって出血すると、排卵出血です。

ストレスによりホルモンバランスが乱れると、出血量が増えるといわれています。

排卵期のホルモンの減少による影響

排卵前の卵胞期と呼ばれる時期に増えるのが、エストロゲンという女性ホルモンです。

しかし、排卵期には、エストロゲン一時的に減少します。

そのため、子宮内膜が剥がれ落ち、これが生理のように少量の出血となってしまうのです。

排卵出血の特徴


排卵出血は病気ではない、といっても、それは量や期間に問題がない場合のことです。

身体からのサインを間違わないためにも、排卵出血の基本的な症状を知っておきましょう。

排卵出血の量・色・期間は?

通常の排卵出血の特徴は、以下の3つです。

出血の量

少量で、下着に少し付着する程度です。

おりものシートで十分に対応できる量であることが目安です。

出血が続く期間

排卵日前後に、1~3日出血するだけで終わることがほとんど。

まれに、1週間ほど続く方もいるようです。

長びくようであれば、ほかの原因がある可能性が高いといえます。

血液の色

排卵出血は、ほとんどがピンク色や、おりものに血が混じった茶色です。

人によっては、鮮血のように真っ赤な人もいます。

下腹部痛がある場合もある

人によっては、排卵出血と同時に腹痛を感じる方もいます。

そのため、生理と勘違いしてしまうかもしれません。

この下腹部の痛みは「排卵痛」と呼ばれます。

排卵が起こると、卵巣の壁が傷つくことで起こる、チクチクとした下腹部痛が、排卵痛です。

人によっては、生理痛のような、下腹部全体の重い痛みの場合もあるようです。

はっきりとした排卵痛が毎月ある人もいますし、全く痛みを感じない人もいます。

個人差がある排卵出血時の症状

排卵出血時の症状は、腹痛だけではありません。

排卵日付近は、さまざまな体調変化が起きます。

頭痛吐き気めまい腰痛目眩など、個人差があります。

排卵出血と妊娠の関係性


排卵のタイミングは、妊娠確率をあげたい女性にとっては、とても大事なことです。

排卵出血は、排卵日の前後に起きるといわれています。

そのため、排卵出血を妊活のひとつの目安にする女性もいるようです。

排卵出血が妊娠のタイミング?

排卵出血があったということは、排卵があったということ。
しかし排卵出血が、妊娠しやすいタイミング、とは限らないのです。

体内での出血が、外に出てくるまでは時間がかかります。

排卵出血があっても、何時間前に排卵があったのかは予測ができないのです。

さらに、一般的に卵子が受精可能な時間は排卵から6時間~24時間。

排卵出血を確認してから性交してもすでにタイミングが遅い可能性が高いのです。

出血中の性交は病気感染のリスクがあり、ひいては不妊につながることも考えられます。

排卵出血があると妊娠しにくい?

逆に、排卵出血が不妊の兆候なのでは、と不安になる方もいるでしょう。
通常の排卵出血であれば、生理現象なので妊娠に影響はありません

ただ、排卵出血と他の原因による出血を、勘違いしてしまうと危険です。
排卵出血の様子が少しでもいつもと違ったら、すぐ産婦人科に相談しましょう。

着床出血の特徴

明らかに排卵日を過ぎているのに出血があれば、「着床出血」の可能性もあります。

着床出血は、妊娠兆候のひとつです。

色や量は、排卵出血ととても似ています。

チクチクとした下腹部痛を感じる人がいるので、症状も似ている場合が多いようですが、排卵出血とは違うのは時期です。

排卵日を過ぎて1週間~10日ほどしてから出血があれば、妊娠による着床出血の可能性があります。

着床出血の仕組みについては、こちらの記事を御覧ください。

排卵出血と、危険な不正出血の違い


排卵期に少量の出血があっても、それが100%排卵出血とはいい切れません

身体の異変が原因の不正出血が、たまたま排卵期に起こったという場合もあります。

危険な不正出血の特徴を知り、早めに身体の不調を発見しましょう。

危険な不正出血の症状

生理時以外に性器から出血すること、全般を「不正出血」と呼びます。

そのため、排卵出血も不正出血のひとつです。

不正出血の症状は、原因や個人の体質によって異なります。

月経時と同じように赤黒い色や、鮮明な赤色の出血の場合など、人によってさまざま。
いっぽう、おりものに茶褐色の出血が、微妙に混ざるだけのケースもあります。

基本的に出血の状態は、排卵出血の症状に似ている人が多いでしょう。

危険な不正出血かどうかの判断目安は、期間と時期がポイントのひとつです。

・生理周期と関係ない時期に起きてないか。
・3日程すぎてもダラダラと出血が続いていないか。

これらのポイントで不安になることがあれば、すぐ産婦人科での検査を受けましょう。

不正出血が起こる原因

排卵出血は、異常のサインではないですが、身体の異変を示す不正出血もあります。

病気が原因の「器質性出血」

子宮卵巣などの、器官の不調によって起こる出血のことです。

代表的な病気は子宮頸がん子宮体がん子宮筋腫子宮内膜症などがあります。

良質か悪質かは病院で検査をしてみないと判明しません。

ホルモンの乱れが原因の「機能性出血」

ホルモンバランスが、崩れたたためにおこる出血のことです。

ホルモンバランスが、安定しない思春期や、更年期のころにもよくみられます。

ダラダラと出血が続く無排卵月経や、生理前に少量の出血が続く黄体機能不全などです。

卵巣など、ホルモン分泌に関係している器官の働きが弱くなっている可能性があります。

突然の出血にあわてないために


突然の不正出血があると、驚いてしまうもの。

正しく対処できるように日頃から準備しておきましょう。

日頃から備えておくことで、過度に不安になることも避けられます

自分の身体の状態を知る基礎体温測定

排卵出血?着床出血?それとも危険な不正出血なの?
その特定は、出血の色や量からは判断が難しいものです。

女性の生理周期は、「月経期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」の4つ。
どの時期にあった出血か、が判断のポイントのひとつです。

自分が今どの時期にいるのか把握できる方法に、基礎体温の測定があります。

生理周期や身体の変化を把握するために、基礎体温表をつけることがオススメです。

生理日管理アプリの活用

生理日を記入するだけで、排卵日生理予定日予想できるアプリがたくさんあります。

基礎体温の記録も、とても簡単にできます。

無料のアプリでも便利なものがあるので、使いやすいものを探してみましょう。

記録をつけておくと、いざ婦人科にかかったときにとても役立ちます。

すぐに相談できる産婦人科を見つけておく

排卵出血か、不正出血か悩んだら、産婦人科を受診することが一番安心な方法です。

子宮頸がん子宮体がんは、早ければ完治が可能です。

身体からのサインを、軽視しないようにしましょう。

婦人科受診というと、初めての受診のときは、緊張してしまう方もいるかもしれません。

個人病院では、電話で診察内容を事前に相談できるところもあり、女性の先生もたくさんいます

検査や病気の治療以外でも、気軽に相談できる産婦人科を日頃から探しておきましょう。

排卵日前後の出血は、いつもと同じか確認が大切

排卵出血は、排卵による生理現象なので、過度に不安になる必要はありません。

しかし、危険な不正出血着床出血と間違う可能性もあります。

排卵出血だから安心だろうと、軽視しては危険です。

日頃から基礎体温をつけるなど、自分の身体のことをよく知っておくことが第一。

そして少しでも「おかしいな?」と思うことがあれば病院に相談しましょう。

出血はデリケートな問題なので、人にはなかなか相談しにくいものです。

いつか赤ちゃんを授かるための大事な身体を守れるのは、本人だけ。
身体が送ってくれる、いろいろなサインを見逃さないようにしましょう。

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