初期流産の原因まとめ。予防は難しい?

妊娠がわかると、おなかの中の赤ちゃんに思いを巡らせ、幸せな気持ちになるものです。

そのいっぽうで赤ちゃんに万が一のことがあってはいけないと、神経質になってしまう人も多いのではないでしょうか?

とくに妊娠初期の流産は、どの妊婦さんもできるだけ気をつけたいと思っているはず。

そこで今回は、初期流産の原因予防方法について、お伝えしていきます。

初期流産とは?


そもそも、初期流産とはなんでしょうか?

流産とは、妊娠22週未満で妊娠が終わってしまうことをいいますが、初期流産は妊娠12週までに妊娠が終わることをいいます。

妊娠12週といえば、基礎体温を計っている人でなければ、通常は「生理が少し遅れているかな?」という時期なので、流産であることに気づかず、遅れた生理だと思って終わることも少なくありません。

初期流産については、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、合わせてご覧ください。

初期流産の原因

「自分のどんな行動が悪かったの?」
「仕事で無理したのがいけなかったんだ…」

流産をすると、このように自分を責めてしまう人もいますが、初期流産の原因は、胎児側になんらかの異常があるケースがほとんどです。

胎児側の異常とは、染色体の異常や遺伝子の病気などをさします。

このような異常がある場合は、胎児がおなかの中で成長することができないので、ママがどんなに気を付けていても流産になってしまうのです。

また、高齢妊娠になると、初期流産の確率も高くなるといわれています。

年齢が高くなるとともに、初期流産の原因となる染色体異常の可能性が高まるからという理由です。

このように、初期流産は、胎児の染色体異常によるケースが、ほとんどをしめています。

ただ、母体側に原因があるケースとして、次のようなケースも考えられるのです。

黄体機能不全

黄体機能不全は、女性ホルモンのひとつである、黄体ホルモンの分泌量が少ない状態のことです。

黄体ホルモンには、基礎体温をあげたり、子宮内膜を厚くする働きがあります。
黄体機能不全になると、妊娠しづらくなり、妊娠できても流産しやすくなるのです。

子宮内膜機能不全

子宮内膜機能不全は、子宮内膜機能が低下している状態です。

子宮内膜機能が弱まっていると、黄体ホルモンに反応できないので、胎盤が育たず、流産しやすくなります。

子宮筋腫

子宮筋腫は良性の腫瘍ですが、子宮が固くなり、赤ちゃんの成長に合わせて子宮が大きくなることができなくなるとともに、子宮の収縮を起こしやすく、流産しやすくなります。

※筋腫の位置や大きさによっては、問題なく出産できることもあります。

子宮内膜症

子宮内膜症は、子宮内膜の組織が子宮以外にできることをいいます。

子宮内膜症であっても妊娠・出産は可能ですが、子宮内膜が卵巣・卵管に癒着していたり、子宮が炎症している場合は、流産の可能性が高まるようです。

子宮頸管無力症

子宮頸管無力症とは、子宮頸管が子宮を支えられなくなる状態です。

そのため、まだ出産の時期ではないのに、子宮口が開いたり、破水して流産になることもあります。

母体に原因があるケースとは別に、男性の精子に異常があったり、夫婦のどちらかの染色体異常が、流産に関係している場合もあるようです。

初期流産の症状


続いて、初期流産にはどんな症状が現われるのかみていきましょう。

  • 不正出血
  • おなかの張り
  • 下腹部痛
  • つわりが無くなる

このような症状が見らるいっぽうで、痛みなどの症状を感じることなく、流産してしまうケースもあります。

基礎体温を計っていなければ、妊娠にも気づかないような時期なので、ただの生理痛だと思い、流産に気づかないこともあるのです。

また、不正出血があったからといって、必ず流産になるわけではありません

初期流産の病院での処置は?


すでに、妊娠検査薬で陽性を確認している場合は、腹痛や不正出血など、流産の兆候と思われる症状がでたら、産婦人科を受診しましょう。

流産には至らないけれど、流産になりかけている「切迫流産」であれば、病院の先生から安静をいい渡されることもあります。

指示に従い安静にすることで、妊娠を継続できる可能性もあります。

もし、妊娠を継続できず流産すると、死亡した胎児が全て排出された完全流産であれば経過観察となります。

処置が必要になるのは、下記の場合です。

  • 稽留流産
    受精卵や胎児が排出されずに、子宮内に残っている状態
  • 不全流産
    一部が体内に残っている状態

これらは、自然に排出されるのを待つか、子宮内除去手術で取り除くか、経過を見ながら判断することになります。

初期流産を繰り返すのはどうして?


妊娠初期に流産を繰り返す場合は、妊娠しても胎児が育たない「不育症」の可能性が考えられるでしょう。

2回続けて流産することを反復流産、3回以上連続で流産する場合は習慣性流産といいます。

病院で検査をすることで、原因を特定することもありますが、50%以上は、はっきりとした原因が特定できないといわれています。

初期流産の予防法はある?


初期流産の原因の多くは、すでにお伝えした通り、胎児の染色体異常によるものですから、どんなに注意しても、流産を予防することは難しいといえるでしょう。

ただ、母体に原因がある場合は、適切な治療を行うことで、ある程度の流産対策にもなります。

黄体機能不全や子宮筋腫は、妊娠してからでは治療できないため、赤ちゃんが欲しいと思ったら、事前にしっかり検査を行い、治療しておきましょう。

加えて、流産予防につながる生活習慣を見直すことも大切です。

喫煙をしない

タバコを1日20本吸う人は、まったく吸わない人に比べて、流産のリスクが2倍も高くなるといわれています。

タバコに含まれる一酸化炭素の影響で、胎児への酸素が十分に送られなくなるのです。

ニコチンには血液収縮作用があるので、胎盤を通して胎児に送られる血液量も減少します。

流産以外にも出生体重の低下や早産、発達障害、奇形、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクも高まるので、妊娠がわかったらすぐに禁煙をしましょう。

身体を冷やさない

初期流産の原因となる、黄体機能不全や子宮内膜機能不全は、冷え性により起こることいわれています。

身体を温める=運動というイメージもありますが、妊娠初期はまだ体調も不安定な時期ですから、体を温めるために運動をするのは避けましょう。

身体が冷えないような、服装を心がけましょう。

食事では、身体を冷やす生野菜ではなく、温野菜を食べるようにするのもおすすめです。

ストレスをため込まない

ストレスをため込んだ状態が続くことで、交感神経が優位になり、血管の縮小や血流の低下に繋がります。

これによって、胎児に十分な酸素や栄養が届かず、流産になる可能性もあります。

葉酸が流産予防になる?

妊娠中に、必要な栄養素として知られる葉酸。

実は妊娠前からの摂取が必要であることを、ご存知でしょうか?

血液の元となる葉酸は、胎児の成長に必要な栄養素ですが、受精してから胎児の細胞分裂がもっとも活発に行われる妊娠10週頃までが、1番必要な時期です。

妊娠に気づくのは早くても妊娠4~5週ですから、妊娠がわかってからの葉酸摂取では、もっとも必要な時期に、葉酸を摂取できない可能性もあります。

ですから、妊活中の葉酸摂取が推奨されているのです。

さらに、葉酸には子宮内膜を強くする働きもあるので、流産のリスクを減らす効果も期待できます。

葉酸の必要量を食事だけで賄うのは難しいので、サプリメントを取り入れて補うといいでしょう。

妊活中であれば、血行をよくしたり、女性ホルモンの分泌を促すビタミンEも配合されているサプリがおすすめです。

初期流産は予防が難しい


妊娠中は、些細な体の変化に敏感になりますが、妊娠初期の流産は、胎児側に原因があることがほとんどなので、予防するのは難しいものです。

妊娠中はできる範囲で、お腹の赤ちゃんが過ごしやすい環境を作るようにしましょう。

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