母子健康管理指導カードの使い方まとめ。つわりがつらい社会人必見!

妊娠がわかっても働く女性は増えていますが、安定期前のつわりは、やっぱりつらいものです。

「体調が悪いけど、つわりは病気ではないと言われるのが嫌」
「仕事を休むと言いづらい」
という声をよく耳にします。

一昔前よりは改善しているようですが、妊婦さんの状態を、なかなか理解されない職場環境に悩んでいる方は、まだまだ多いようです。

「つわりがひどくて仕事の行くのがつらい」
そんな働く妊婦さんの負担を、軽くするために活用できる、母子健康管理指導カードをご存じですか。

今回は母子健康管理指導カードについて、どのような効果があるのか、カードの申請方法などを紹介します。

母子健康管理指導カードとは


母子健康管理指導カードは、妊婦さんの状況を医師が、事業主に伝えるためのツールです。

もう少し詳しくいうと、医師によって妊婦さんの症状と、妊婦さんへの標準措置を表示することで、勤務先に妊婦さんへの配慮を伝えます。

事業主は、母子健康管理カードに書かれていることを、守らなければならない義務があるのです。

母子健康管理指導カードは、医師が発行する診断書と同じ効力を持ちます。

妊婦さんの健康状態を、会社に客観的に伝えることができるので「自分では直接勤務先に言いづらい」という方も、スムーズに伝えられるのではないでしょうか。

標準措置とは?
「仕事を軽減する必要がある」
「通勤時間または通勤手段を変更した方がよい」
といった、医師による妊婦さんへの指導に対して、事業主が講じる措置のことをいいます。

つわりについて知っておこう

つわりとは、妊娠初期に現れる、吐き気などのさまざまな不快症状のことをいいます。

個人差はありますが、つわりは妊娠週数4~7週頃に始まり、8~11週がつわりのピークで、安定期に入る12~16週頃治まってくるようです。

母性健康管理指導カードの活用方法をチェック


妊娠がわかったら、定期的に健康診断を受けましょう。

勤務時間のなかで、妊婦検診を受けるときは、会社に申請すれば、妊産婦検診のための時間を確保できます。

  1. まずは産婦人科を受診し、健康状態を診断、医師から指導を受けます。
  2. 措置が必要な場合は、先生に母子健康管理指導カードを記載してもらいます。
  3. 勤務先に、母子健康管理指導カードを提出しましょう。
  4. 勤務先に、適切な対応をとってもらいます。

事業主は、医師からの指導があれば、それに基づいて適切な措置をとるように法律で定められています。(男女雇用機会均等法)

母子健康管理指導カードによる措置


では、母子健康管理指導カードを提出すると、どのような措置を受けられるのでしょうか。

妊娠中の通勤緩和

「満員電車がつらい」という方も多い通勤。
時差出勤や通勤時間の短縮などで、通勤の緩和を図ります。

始業時間や終業時間に、30~60分程度の時差を設けたり、フレックスタイム制を採用したりできるのです。
もちろん、マイカー通勤も対象です。

妊娠中の勤務時間の変更・短縮

休憩時間を長くしたり、休憩の回数を増やすなどして、勤務時間を短縮することで負担を軽減します。

法律では、休憩の回数などは定められていないので、職場で相談しながら、決めていってください。

また、残業休日出勤夜勤免除してもらえます。

妊娠中の症状等に対応する措置

ほかにも、妊婦さんの負担を軽くするための措置があります。

負担の少ない業務への転換

仕事の負担が大きい場合は、より負担の少ない仕事に替えてもらえます。

外歩きの続く外勤や、長時間の立ち仕事のような、肉体的負担だけでなく、精神的負担の大きい仕事も含まれるのです。

作業環境の変更

つわりの症状を改善するため、状況に応じた改善措置がとられます。

騒音が激しい場所や、換気が悪い場所での作業などから替えてもらうこともできるのです。

危険な作業の制限

妊婦さんは、危険・有害な場所での作業は、できません

妊産婦が重い物を持ったり運んだりする腰に、負担がかかる仕事、同じ姿勢が長時間続く作業なども制限されているのです。

有害ガスを発する場所での作業など、妊娠・出産について有害と思われる勤務は、妊婦だけではなく、すべての女性に禁止されています。(女性労働基準規則)

休業措置

妊娠悪阻や切迫流産など症状が重い場合は、症状がよくなるまで、休業などの措置がとられることもあります。

妊娠悪阻(にんしんおそ)とは

1日中嘔吐を繰り返し、脱水症や栄養障害を起こすこともある重いつわりです。
入院が必要なこともあります。

切迫流産とは

妊娠22週未満で、流産の一歩手前である状態のことをいいます。

胎児はまだ子宮内に残っているので、妊娠を継続できる可能性があり、安静に過ごすことが大切です。

母子健康管理指導カードについてのQ&A


母性健康管理指導カードについて、よくある質問をまとめました。

母子健康管理指導カード、どうやって入手できる?

母性健康管理指導カードは、母子手帳にあります。

母子手帳と別の用紙がよい場合などは、厚生労働省ホームページからダウンロードするとよいでしょう。

カードの発行に費用はかかるの?

母子健康管理指導カードは、医師が発行する診断書と同じなので、無料ではありません

産婦人科の病院によっても、金額が違いますので、問い合わせてみてください。

申請すればいつでも対応してもらえる?

母子健康管理指導カードは、いつでも利用できます。

主治医から指導を受けたら、勤務先に申請して、カードを積極的に利用しましょう。

休業した場合、お給料、ボーナスは出る?

事業主の就業規定によって異なるので、勤務先に確認してください。

ただし休業期間によっては、傷病手当の対象になるケースもあります。

妊娠中、休業したら傷病手当はもらえる?

傷病手当は、病気やけがが原因で勤務ができず4日以上休んだ場合、健康保険から支給される手当です。

切迫流産や妊娠悪阻など、入院や安静が必要だと医師に診断された場合には対象となります

出産後も健康管理指導カードは使える?

母子健康管理指導カードは、出産後1年以内まで延長して適用されます。

症状が重く、産後も影響がある場合は、医師の指導を受けながら、カードを活用しましょう。

産休後、仕事に復帰するときは


もうすぐ出産する、赤ちゃんが生まれた後は産休を取ることになります。

産休(産前と産後に取得できる休暇)

  • 産前:出産予定日の6週間前から取得できます。
  • 産後:出産の翌日から8週間は働くことができません。

産休後に復職する際にも働くお母さんに対して、負担を軽くする必要な措置を受けることができます。

母性健康管理措置

出産後1年未満の女性は、医師から指導を受けた場合、妊娠中と同じく勤務時間の変更・短縮などの、必要な措置を受けられます。

母子健康管理指導カードを利用しましょう。

育児時間

生後1年未満の子供を育てる女性は、1日2回、少なくとも30分間の育児時間、を取得できます。

困ったら専門家に相談してみよう


「女性にやさしい職場づくり相談窓口」では、妊娠中の症状・職場環境など、働く妊婦さんやお母さんの悩みや疑問を、専門家に相談できます。

専門家の意見は、きっと参考になるはずですよ。
もちろん、母子健康管理指導カードについての質問も受け付けてくれます。

働きながら安心してママになろう


母性健康管理指導カードは、まだまだ利用者が少ないようです。

つわりの時期ってつらいですよね。
吐き気がひどいと気持ちも沈みがちに。

少しでも心と身体の負担を軽くするために、これを機会に母性健康管理指導カードをぜひ、活用してください

仕事と育児を両立して、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。

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