排卵日の腹痛は?排卵痛?原因・症状・対策・期間などのまとめ

生理ではないのに、突然下腹部が痛むと「なにか異常があるのでは」と不安になりがちです。

排卵日の付近であれば、排卵痛の可能性があります。
しかし、痛みの原因は、排卵痛だけとは限りません

女性特有の腹痛にどんな種類と原因があるかを知り、正しい対処ができるようになりましょう。

多くの女性が悩んでいる、腹痛問題


多くの女性が、腹痛に苦しんだ経験があります。

しかし、腹痛の悩みは、周囲になかなか相談しにくいものです。

どのようなときに、腹痛を感じているのでしょうか。

どんなときに腹痛を感じている?

女性の感じる腹痛は、どのような原因でおきているのでしょうか。

以下は、4,813名の女性を対象にしたアンケート結果です。
5人にひとりが、「腹痛の原因がわからない」と回答しています。

生理時 29.3%
原因がわからない 22.3%
おなかが冷えたとき 16.4%
食べすぎたとき 12.1%
飲み物を飲んだとき 4.7%
ストレスを感じたとき、その他 15.2%

ツライ腹痛、みんなはどう対処しているの?

こちらも腹痛に関する、アンケートです。

おなかの痛みを感じたとき、半分以上の女性が「何もしていない」と回答しています。

とくに何もしていない 52.8%
体を温める 22.1%
食生活を改善する 4.6%
休息時間を増やす 3.7%
病院へ受診する 1.6%
市販の薬を使う、その他 15.2%

腹痛の原因がわからないと、対処のしようもありません。

まずは、腹痛の原因を知ることが大切です。

腹痛の原因はなに?病気のサインなの?


女性特有の腹痛は、さまざまな理由で発生します。

生理周期や、妊娠に関連した腹痛であれば、病気ではないでしょう。

どんな原因が考えられるかを、紹介します。

排卵日付近であれば、排卵痛の可能性が高い

排卵日や、その前後数日(排卵期)に発生する痛みを「排卵痛」といい、症状がある人もない人もいます。

次の生理予定日から、14日ほど前に感じる痛みであれば、排卵痛の可能性が高いでしょう。

卵巣付近に、チクチクとした痛みを感じることが多いようです。
左右のどちらが痛むか、はっきりわかる場合もあります。

排卵痛は、排卵にともなって発生する自然な痛みなので、病気ではありません

排卵痛については、詳しくはこちらの関連記事をご覧ください。

その他の腹痛の起こりやすい時期と原因

排卵痛以外にも、女性特有の腹痛はいろいろな原因で起こるものです。

腹痛の原因は、生理周期や妊娠のメカニズムと深い関わりがあります。

腹痛の原因を判断するには、自分がいま生理周期のどこにいるのかを知ることが大切です。

毎日基礎体温を測り、基礎体温表をつけると判断しやすくなります。

生理痛

  • 発生時期の目安:月経期
  • 主な原因
  • 経血を押し出すときの子宮の伸縮、骨盤内のうっ血、全身の血行不良、過度なストレスによるホルモンバランスの乱れ

排卵痛

  • 発生時期の目安:排卵期
  • 次にくる生理の14日前
    低温期と高温期のさかいめ。

  • 主な原因
  • 卵子が卵巣の表面にある卵胞から飛び出す際に感じる痛み

着床痛

  • 発生時期の目安:次の生理予定日の1週間前~直前
  • 主な原因
  • 着床した受精卵が、子宮内膜の中へと潜り込んで根を張ろうとしたときの痛み。個人差があり、医学的根拠は明確ではない。

妊娠初期症状

  • 発生時期の目安:着床してから妊娠4ヵ月まで(4週~15週)
  • 主な原因
  • 妊娠による黄体ホルモンの分泌量の変化による便秘や下痢による腹痛。子宮の大きさの変化による痛み、骨盤付近の靭帯の緩みによる痛み。
    早めの受診をおすすめします。

婦人科系の病気のサインである可能性

生理周期の変化や、妊娠による腹痛であれば、問題がない場合が多いようです。

とはいえ、腹痛が病気のサインの可能性があります。

病気が原因の腹痛が、たまたま排卵期や着床期のタイミングに重なって発生することも。

次の病気が、代表的な腹痛をともなう婦人科系の病気になります。

子宮筋腫

子宮の壁にできる良性の腫瘍です。

成人女性の4人にひとりの割合で発生する、といわれており、珍しい病気ではありません。

放っておくと、不妊流産の原因になるとも考えられています。
筋腫が小さいときは、自覚症状がでません。

大きくなると生理痛の悪化や、周辺の臓器を圧迫し、痛みを引き起こします。

子宮内膜症

訴求内膜症は、子宮内にある内膜が、子宮以外の臓器に増殖する病気です。
30代~40代の女性に多くみられます。

腹痛を引き起こすのは、腹膜・卵巣内・卵管内や小腸などに、増殖したケースが多いようです。

卵巣嚢腫

卵巣嚢腫は、卵巣の中に腫瘍ができることをいい、婦人科系の病気の中では、比較的起こりやすい病気です。

症状がかなり進行しないと、自覚症状は現れません。

病気が進行し、嚢腫が肥大すると卵巣が腫れあがります。

その影響で、周辺の臓器が圧迫されることが、痛みが発生するのです。

激痛を感じるほどの腹痛など、さまざまな症状をともないます。

子宮内膜炎や卵管炎

子宮内膜炎は、なんらかの原因で子宮に細菌が入り込み、炎症を起こす病気です。

免疫力の低下や、性感染症などが主な原因といわれます。

子宮内膜炎が進行し、炎症が卵管にまで広がるのが卵管炎です。

症状から腹痛の原因を考える


自然現象で発生する痛みなのか、病気の兆候なのか、判断が難しいことも多いようですが、痛みの強さは、判断のひとつの目安です。

日頃から、自分の排卵痛の特徴に注意しておき、ほかの痛みと比較できるようにしましょう。

排卵痛

チクチクする、しくしくする、重い感じ、などと表現されます。
腰痛や少量の出血が見られる場合もあります。

期間は長くて3日程度です。
3日後にも出血や痛みが続くようであれば、ほかの原因を疑いましょう。

子宮筋腫

月経期間が長くなったり、強い生理痛がおきたりします。
生理開始日から1週間後も、出血や痛みが続くようであれば可能性を考えましょう。

痛み以外の症状は、腰痛、発熱、吐き気や下腹部の張りなどです。
月経時の出血量が増える場合もあります。

子宮内膜症

だんだんひどくなる生理痛、という感じ方が多いようです。

子宮内膜症は、子宮内膜に似た組織が、子宮の内側以外の場所に生着します。

そして、生理のたびに出血・炎症・癒着を起こし、痛みを引き起こすのです。
ときには激しい腹痛を感じる場合も。

ほかにも、頭痛や吐き気、のぼせ、性交渉時の痛みなどの、症状が出るケースもあります。

卵巣嚢腫

月経とは関係なく、下腹部に激しい痛みを感じることが多いです。

痛みを感じるときは、かなり症状が進行している可能性が考えられます。

便秘、頻尿の症状や、出血がある人もいるようです。

ツライ腰痛の対策や対処法


少しでも早く解消したい、ツライ腹痛。
生理痛や排卵痛の場合、鎮痛剤を飲んで耐える方が多いようです。

今回は、なるべく鎮痛剤には頼らない対処法を紹介します。

身体を温める

生理痛や、排卵痛の場合、下腹部を冷やさないことで解消できる場合が多いです。
下半身、とくに骨盤周りを温めましょう

カイロや湯たんぽなどの、温感グッズもオススメの冷え対策のひとつです。

ストレッチをする

骨盤周りの筋肉をほぐすための、ストレッチが効果的です。
骨盤周りの血行が滞っているために、うっ血が発生し、痛みが悪化することがあります。

ストレッチ体操は、うっ血解消にオススメです。

ただし、強い痛みを感じている場合は、ムリせずリラックスして過ごしましょう。

病院に行く

排卵痛がひどい場合、低用量ピルによって、排卵を一時止める方法もあるでしょう。

しかし、そもそも原因が排卵痛ではない可能性もあります。

冷えたい策やストレッチ、休息でも解消しない場合は、病院で検査しましょう。

とくに妊活中の女性は、いつもと違う痛みを感じたら、早めの受診がオススメです。
これらの不調が、妊娠確率を下げてしまう可能性があります。

腹痛がない方が危険!?自覚症状のでない病気もある


腹痛があると、病気を疑って心配になるものです。
しかし、実は腹痛という自覚症状があるほうが、早期発見につながる場合もあるので、悪いことではありません。

もっとも恐ろしいのは、まったく自覚症状がない病気です。
腹痛というのは、身体からの大切なサインなのです。

子宮頸がん

子宮から膣につながる、口の細くなっている部分を子宮頚部と呼びます。
この部分に発生するがんが、子宮頸がんです。

早期発見により治療が可能ですが、初期段階では自覚症状がほとんどありません

ガンが進行すると、性交時の出血や痛み、おりものの増加、という自覚症状が出ます。

卵巣がん

卵巣がんは、卵巣に悪性腫瘍ができる病気です。
自覚症状がほとんどないことから、別名「サイレントキラー」と呼ばれます。

すぐに満腹感を覚える、腹部の膨張感などのサインが現れる場合も。
こういう症状が出たときにはすでに、腫瘍は大きくなっている可能性が高いようです。

痛くなる前に取り組む、日頃からできる下腹部痛の事前対策


生理周期に関係する腹痛は、ホルモンバランスの乱れや、冷えから悪化することが多いです。

痛くなってから、薬などの治療に頼るのではなく、事前対策を心がけましょう。
生活習慣の見直しなど、身近な取り組みをご紹介します。

ホルモンバランスを整える

女性ホルモンのバランスを整えるためには、食事・睡眠・運動が重要です。

食生活

タンパク質、脂質、糖質、ミネラルやビタミンをまんべんなくとりましょう。

とはいっても、細かい栄養素計算は大変です。

「三食同じ時間に食べる」
「主食・主菜・副菜をとるようにする」というだけでも効果的でしょう。

睡眠

睡眠は、量より質が重要といわれています。

夜12時までには就寝し、リラックスして熟睡できる環境づくりが大切です。

ベッドのなかで、寝る直前までスマホを見るのも、スマホが出すブルーライトが安眠の妨げになるので、寝る直前はスマホを見ないほうがよいでしょう。

運動

運動は、本格的な運動でなくても大丈夫です。
自宅でできるヨガやストレッチで血行をよくすることができます。

また、ウォーキングは、一番手軽な有酸素運動なので、日常生活に取り込みましょう。

ストレス解消

ストレスをためすぎることも、ホルモンバランスを乱す原因です。

自分にあった方法で、ストレスをこまめに解消しましょう。
音楽を聴く、ゆっくり入浴する、アロマをたくなどがオススメです。

身体の冷えをとる

身体が冷えると、血行が悪くなります。
冷えは、子宮に十分な血液が届きにくくなり、下腹部痛を悪化させる原因のひとつです。

身体を冷やさないように、洋服に気をつけましょう。
冷たい飲み物や食べ物の摂取を控え、適度な運動で筋肉をつけることもオススメです。

冷え性対策については、こちらの関連記事が参考にしてください。

年に1回は婦人科検診を受ける

婦人科系の病気は、症状がわかりにくいもののほうが、深刻なケースがあります。

とくに自覚症状がなくても、年1回婦人科検診を受けましょう。

多くの場合、無料~数千円で検査が受けられます。

気になる症状があれば、検診に合わせて医師に聞いてみるといいでしょう。

日ごろから自分の体調に関心を持つことが大切


多くの女性が悩まされる腹痛は、さまざまな原因で起きています。
生理痛や排卵痛であれば、病気ではありません。

しかし、深刻な病気の状態をあらわしている場合もあります。

日頃から、自分の生理痛や排卵痛の傾向を、観察しておきましょう。
少しでも異変を感じたら、なるべく早く病院で相談することをオススメします。

また下腹部痛は、ホルモンバランスを整えることで解消できる場合もあるのです。
日頃から、睡眠をしっかりとったり、適度な運動・食事に意識を向けることで、ホルモンバランスがよくなることもあります。

自分の身体に関心を持って、冷静に対処していきましょう。

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