「新生児訪問」を知っていますか?


「新生児訪問」を知っていますか?

赤ちゃんが生まれて産院を退院してからは、多くのママが小さなことも不安に感じます。母乳は出ているの?泣き続けるのはなぜ?ウンチの回数は多くないのかな?お洋服の枚数は?…などなど。 そんなママの不安を和らげてくれるのが「新生児訪問制度」です。

新生児訪問は、「新生児の発育、栄養、生活環境、疾病予防など育児上重要な事項の指導を目的として、各市町村の保健所や保健センターの保健師、助産師またはその他の職員が訪問する事業」のことをいい、「母子保健法」により定められています。この制度が始まったのは、昭和36年。まだ無介助分娩や新生児死亡もあったころに、丁寧に赤ちゃんを育てることを目的として始まった制度です(当時は児童福祉法に定められていました)。

※母子保健法第11条には、「市町村長は、当該乳児が新生児であつて、育児上必要があると認めるときは、医師・保健師・助産師またはその他の職員をして当該新生児の保護者を 訪問させ、必要な指導を行わせるものとする。」と書かれています。

「新生児訪問指導」を受けられる時期や回数は各市町村によって若干異なりますが、一般的に「産院を退院後から2~4カ月までの間」で、「1回または2回」の市町村が多いようです。また「お1人目のお子さんのみ」の市町村もあれば、何人目でも同じように受けられる市町村もあります。

ただ、このサービスは強制ではなく「希望した方」が対象なので、保健所や保健センターに「出生報告はがき」を出していないと受けられないまま対象時期が過ぎてしまうことがあります。里帰り中であれば、「赤ちゃんが生活している場」で受けることができるので、日本国内であればどこにいても受けられるありがた~い行政サービスなのです。

具体的には…。まずは問診を受け、ママが育児で不安に感じている点や、もしくはどのような育児をしているのかをお話しします。そして、赤ちゃんのおからだを丁寧に診てもらい、湿疹のケアの説明や体重の測定等を受けます。授乳については、ママのおっぱいの状態に合ったラクな吸わせ方の紹介や、ミルクの追加量が適切かどうかを一緒に考えてくれます。

そして産後のご体調に合わせた食事の摂り方の工夫や、二人目以降のときは上のお子さんとの関わり方について…など、その方に合わせた内容を教えてもらうことができます。

私も新生児訪問をしています。今まで数千人の赤ちゃんのお家へ訪問してきました。よく「体重を計って終わりだと思っていました」「こんなにゆっくり話せるとは知りませんでした」という声を聞きます。時には「未熟児しか受けられないと思っていたので」とか、「出生報告の葉書を出すことを知らなかった」というかたもいらっしゃいます。

いやいや、おひとり1時間程度の「無料」相談の機会をどうぞ活用してください。妊婦健診や入院中は、マンツーマンで1時間も相談する機会はほとんどなかったのではないでしょうか。

ごくごくたまに「散らかっているので玄関先で」という方もいらゃっしゃいますが、赤ちゃんとの生活の場を見ることで、その方に合ったより具体的なお話ができることもあります。また、「母が来ているので」とか「夫が休日なので」と、家族が不在の日を希望する人もいますが、赤ちゃんとの生活のお話はご家族もご一緒に聞いてもらったほうがよいことがほとんど。特に母乳育児や沐浴のお話は、パパにも聞いていただきたいと思っています。

私はいつも、「助産師訪問を受けて、少しでも育児が楽しくてラクになるコツをつかんでもらえますように」と祈るような気持ちで訪問しています。かわいい赤ちゃんに会えるだけでもうれしい。

中には、訪問する助産師との相性が合わなくて、期待していたような訪問指導が受けられないこともあるかもしれません。また、産後は疲れているから来客は面倒くさい、ということもあると思います。

しかし、無料で受けられるお得な行政サービスを知らないのはもったいない。日本中どこに住んでいても保健所・保健センターの助産師訪問は受けられます。里帰りが長い方は里帰り先で受けられるので、ぜひご活用いただきたいと思っています。詳細は、お住まいの地域の保健所・保健センターにお問い合わせくださいね。

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