薬と母乳育児

薬と母乳育児

母乳育児中は薬を飲んではいけないと考えているママが多いと思います。現在、医療機関で使われているお薬は、全部で15000~20000種類。年々増える全診療科のお薬情報を、すべて把握することは不可能といわれています。

基本的に、抗菌剤・抗ウイルス剤・解熱鎮痛剤・抗アレルギー剤・市販感冒薬・各予防注射・抗うつ薬・抗不安薬や睡眠薬は、ほぼすべてが授乳可能です。危険と考えられていた放射線物質の含まれた母乳でも、搾って数時間放置しておけば安全に飲ませることができます。ほとんどのくすりは飲みながら授乳を続けても、何ら問題がないのです。

しかし、世間の認識では「薬を飲んだら母乳は与えられない」と考える医師が多いことは、とても残念な現状です。内科などを受診して「薬の影響があるからしばらく母乳をやめて」と言われた経験があるママは多いはず。

医師に、「母乳を続けるのか、それとも病気を治したいのか」と選択を迫られる事もあると思います。「母乳育児」を重要視していない医師の多くは、「何かあったら困るから」と授乳の中止を指示します。しかし、この「何かって何?」と考えると、何もないことがほとんど。もしくは、目に見えないほどのわずかな下痢をする程度にすぎません。母乳育児を大切に考えてくれる医師であれば、少しでも母乳に移行しない薬を選択してくださるはずです。

母乳と薬の研究をしている医師の著書によると、「ほとんどの医薬品添付文書では授乳を中止するよう書かれているが、近年多くの薬剤は母乳中に移行はするがその影響はごくわずかなものだと分かってきた」とのこと。しかし、(母乳育児に詳しくない)医師に不必要な断乳を迫られた際に判断できるよう、ママもお薬と母乳について調べられるようにしておくとさらに安心です。相談先は以下の通り。

  • 国立成育医療研究センター「妊娠と薬情報センター」 : 03-5494-7845(平日10~12:00と13:00~16:00)
  • Motherisk Helpline : +1-877-439-2744 (相談無料ですが、英語のみ)
  • 大分県医師会作成「母乳と薬ハンドブック」
  • LactMed : 英文ホームページですが、薬剤名を入力して検索できます

ママも赤ちゃんも納得する、健康で幸せな母乳育児が続けられますように願っています。

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