【妊活と漢方】元気な赤ちゃんを授かるためのstep2: 「良質な血液」から生まれる元気な命(基礎編)

皆さんこんにちは。タクヤ先生こと、杉山卓也です。
前回に引き続き、今回も元気な子宝を授かっていただけるための健康づくりについて、皆さんにお伝えできればと思っておりますので、よろしければ「こんな漢方の話を聞いてみたい」というお話があれば、どんどん編集部へメッセージを頂ければと思います。

その際、「タクヤ先生のお話がすごくよかった」というひと言を添えていただけますと何かしらの社会が上手く回ることになりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、今回のテーマはズバリ「血液」。体を温め、潤し、栄養を与える、血液の良好な状態は健康には欠かせません。
そして健康な体に宿る子宝にもまた良い影響を与えてくれることも間違いありません。今日はこの大切な血液についてのお話をしていきたいと思います。

元気な赤ちゃんに欠かせない「イキイキとした血液」

漢方の考え方での血液の働きには大きく分けてふたつ。
まずは「臓器や組織、器官に栄養を与えてうるおす」という働き。血液はさまざまな臓器と協力して作られ、そして血管を通り体中をうるおし、あたため、栄養を与えていきます。

例えば血液をたくわえるのは漢方で言うところの「肝(かん)」という場所であり、作られた血液を体中にポンプのように運ぶのは「心(しん)」という場所、そして血管から血液がもれ出ないようにコントロールしているのが、胃腸系などの消化器系の総称である「脾(ひ)」という場所です。

こうした各部位の働きが健全であることが、血液をしっかり体中に巡らせるために大切なことですので弱っている部位を指摘し、ケアすることは私の重要なお仕事となります。
元気な内臓や組織、器官が、元気な子宝へとつながっていきます。

そして血液のもうひとつの働きに「精神活動を支える」というものがあります。
血液がきちんと巡っていない場合、夜の寝付きが悪くなったり、夢を多くみたり、イライラしたり不安な気持ちにとらわれたり、頭の回転が悪くなったり、物忘れが増えたりするということが増えてきます。

何かとストレスを感じやすい妊活中ですのでこうした精神状況の不調はできる限り減らしたいところですよね。
こちらの点からも血液の良好な状態を作り出していく必要性があります。

こんな生活は血液の質を悪くする!

しかし良い血液づくりは漢方だけを飲めばいい!というわけではありません。
私がいつも子宝相談の時にお話する「血液を良くする生活習慣」をいくつかお教えしたいと思います。

1:夜更かしは避ける

夜はできる限り22時までには寝るようにしましょう。これが現代人にとってもっともむずかしいことかと思いますが、早寝早起きは健康な血液づくりの基本です!頑張りましょう!

2:適度な運動を継続する

激しい運動は必要ありません。朝晩のストレッチとラジオ体操(You Tubeなどで起床時、お風呂前など)程度でかまわないのでとにかく毎日続けることが大切です。

3:食生活を見直す

アルコールはもちろんNGですが、暴飲暴食、糖分の過剰摂取、などとにかくバランスの崩れた食生活が目立ちます。

「(特定の)何を摂ればいいですか」というご質問が多いのですが、加工品(できあいの惣菜や添加物の多い食品)を避けて肉・魚・野菜、全てをバランス良く食べることが大切です。旬のものを中心に摂りましょう。

4:ストレスからのがれる

ストレスは体の流れをとどこおらせる最大の原因です。
現代社会にはさまざまなストレスがありますが、どうしてもゼロにできないストレスはできるだけ距離を取り、好きなことで上手に発散することを心がけましょう。

あとは体を冷やさないこと。
お風呂にはゆっくり浸かる(長時間の入浴はお勧めしません)、冬は湯たんぽで足を温める、なま物や冷たい食べ物はできる限り避けるなども大切です。

もともと冷え性で便秘がちだったお体に自然にお通じがついて、冷えが弱くなってきたら生活が整ってきた証拠です。

血を補う「補血剤(ほけつざい)」と血を巡らす「駆瘀血剤(くおけつざい)」

最後に漢方薬のご紹介を。血液の状態を改善させるのは大きく分けて2種類の漢方薬。
不足している血を補い、貧血を改善させる補血剤(ほけつざい)
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」や「四物湯(しもつとう)」などがこれに当たります。

私のおすすめは「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」という漢方薬。
造血する力を持った「当帰(とうき)」という生薬の割合が大変に大きく、素晴らしい効果があります。

また、詰まったり滞ったりしている血液状態を正す「駆瘀血剤(くおけつざい)」というカテゴリの漢方薬もまた非常に効果的です。
特に毎月の生理痛が激しい、経血に黒い塊が多く混ざる、体の痛みやコリがある、子宮筋腫や内膜症を持っている方には必須といえる漢方薬です。

「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」や「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」などが一般的ですが、「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」という漢方薬を私はよく用います。
いずれの場合でも服用される方の体質に合ったものが必要となりますので必ず相談をしてから服用するようにしましょう。

前述しましたが「これを飲めばいい」「これを食べればいい」という画一的な考えでは本当の意味での体質改善に至ることは難しくなります
ご本人に何が足りないのか、何がいけないのか、というのはトータル的にそれを分析できる知識が必要になります。

ひとりひとりに合った対策をきちんと講じるためには、しっかりとお話を聞く時間が必要となりますが、ひとつひとつ積み重ねて綺麗な血液が体中にしっかり巡らせていくことが、元気な赤ちゃんと出会うための大きな一歩になります!

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