虐待相談窓口「189」に電話する勇気を持とう!


年々増え続ける虐待について考えてみよう!

虐待

今まで会社でバリバリと働いていた方も出産を機に、仕事を休業(退職)したりして、子ども中心の生活となっている方も多くいるでしょう。常に子どもと2人きり・・・という育児中心の生活にプラスして、家事も育児も24時間365日休みがなく行うことになると・・・どんなママでも、どんどんストレスが溜まってしまい、イライラしがちになってしまいます。心から待ち望んだ最愛のパパとの子どもなのに「全然言うことを聞いてくれない」「自分の思い通りにならない」と、大きな声で怒鳴り・・・わが子に対して手をあげてしまうママは実際のところ少なくはありません。

ただ、このようなことは子どもとママだけの空間のできごとなので、なかなか周りの人も気づけませんし、ママも自分のしたことが「虐待なのか?」という事で悩んでいるのが現状です。

実は、虐待は年々増加傾向にあるという事をご存知でしょうか?平成11年に比べると平成24年には5.7倍に増え、件数にすると年間66,701件もあると言われています。これと同じように虐待による死亡も高い水準で推移しているんです。虐待とは、どのようなことをしたら虐待となってしまうのか、また虐待を食い止めるための方法はあるのでしょうか?

叩いたら虐待?

虐待と聞くとどのようなことを想像しますか?わが子に暴力を加えてしまう事を連想してしまうママが多くいらっしゃいます。ですが、実際には虐待は4種類に分類されます。皆さんが一番始めに想像するであろう暴力行為は「身体的虐待」といいます。

身体的虐待

  • 殴ったり蹴ったりする
  • 赤ちゃんを投げ落とす
  • 泣き止まない赤ちゃんを激しく揺さぶる
  • やけどを負わせる
  • わざとお風呂などで溺れさせる
  • 首を絞める
  • 縄などでくくりつけて拘束する

などがあげられます。それ以外の虐待とは一体どのようなものがあるのでしょうか?詳しく見てみましょう。

ネグレクト

  • 家に閉じ込めておく
  • 食事を作ってあげない
  • 赤ちゃんの体調が悪くても病院に連れて行かない
  • 車内に子どもを長時間のせたままにしておく(パチンコや遊びに行っている間、車内に放置する)
  • お風呂にいれたり、着替えさせたりしない

ネグレクトとは育児放棄を意味する言葉です。殴ったり蹴ったりなどの暴力的な行為は一切行いませんが、子どもを育てるということを放棄するため、食事を与えなかったり、お風呂に入れないなど、赤ちゃん(子ども)が生きていくうえで大切なことを一切してあげません。家の中で起こる事が多いので、周りが気がつきにくいのが特徴です。

心理的虐待

  • 言葉で脅す
  • 子どもの事をひたすら無視し続ける
  • 子どもを差別(ひいき)して、気に入らない子にはひどい扱いをする
  • 子どもの目の前で、暴力沙汰の喧嘩などを見せる(ドメスティック・バイオレンスなど。)

小さな子どもの心に、大きな傷をつけてしまうような行為がこれにあたります。「ママ!」と呼び続けてもひたすら無視し続ける行為。女性はイライラしてしまうと、そのことが許せるようになるまで無視してしまう方が多くいらっしゃいます。大人でも長い期間、無視をされ続けるとつらいものがありますが、ママの事が大好きで仕方がないという小さい子が長い間ママに無視され続けるとどうなるでしょうか。「自分には見方がいない」「ママは自分の事が好きではない」と心を閉ざしてしまいます。

それ以外にも、ママがパパから暴力を受けていたり、上の兄姉が暴力を受けているのを見るとショックで心に大きな傷を負ってしまいます。家族間での暴力争いや虐待を見てしまうと、大きくなってもその子の中でトラウマとして残ってしまう可能性が大きくあります。

性的虐待

  • 子どもに対して性的な虐待を行う
  • 親の性行為などを見せる
  • 性器を触る、または触らせる
  • カメラで裸姿を写す

女性が子どもに対して性的虐待をすることは、殆どありません。ですが、稀にわが子がパパやおじいちゃんから性的虐待を受けていると知っていても見てみぬフリをしてしまうケースがあります。子どもは「こんなことを言ったらママに嫌われてしまうのではないか」と考え、言えずに自分ひとりで我慢している事があります。そんな時わが子を助けてあげられるのはママだけです。このような事に気づいたら、見てみぬフリをするのではなく「自分しか守ってあげられない!」と勇気を奮い立たせて助けてあげるようにしましょう。

一体どこからが虐待?

実は虐待はその人その人で、定義が大きく違います。例えば、何回も叩いたり蹴ったりしてしまったら虐待という方もいますし、大声で怒鳴ったら時点で虐待と考えている方もいます。このように人によって様々な場面で虐待と判断しますが、中にはどれも子どもの心が傷ついているので、すでに虐待という人もいます。

実際に、子育て中のママたちに意見を聞くと、多くのママが感情まかせにイライラをぶつける形で子どもを怒鳴ること自体が虐待になるとは言いながらも、多くの方が子どもに手を上げた経験があったり、その後に子どもをフォローするという人が多くいらっしゃいました。ママも人間なので、頭でわかっていてもイライラがつのり、手を上げた結果・・・後になってとても後悔してしまい、余計に自分自身を追い込んでいってしまうという結果に繋がっているのです。

ここまで読んでみて、皆さん自身はどのようなことが虐待だと考えますか?

筆者としては、

叱る
悪いことをして何度言い聞かせても直らないため、しつけの一環で怒鳴った(叩いてしまった)。
虐待
ママがイライラしている時に、子どもが不注意からミスをしてしまい、それを見たママはプッツンとキレて手をあげてしまった。

虐待と叱るの境界線は、ママの感情にあると思うのです。ママの八つ当たりで叩いたり、無視したり怒鳴ったりしてしまうのは、しつけではなく暴力に分類されるのではないかと考えます。子どもや赤ちゃんに八つ当たりをしてストレスを発散するという行為が虐待と直結しているように思えます。もしも、心当たりがあるという方は、イライラの感情をを赤ちゃんや子どもにぶつけるのではなく、違う解消法を見つける努力をしてみましょう。

なぜ虐待が増えているの?

上でも少しお話しましたが、虐待の件数は年々増加傾向にあります。なぜ、虐待や虐待による死亡事故が増えているかというと、問題はママの孤立化です。結婚を期に実家から遠く離れた場所に嫁いだというママは、周りに頼れる身内や友人がおらず、一人きりで子育てをするという事が多くあります。毎日育児や家事に追われる生活を送っていると、イライラしてしまったり「もう私には無理だ。子育てに向いていなかった」と、子育てをあきらめてしまう(放棄してしまう)方がいます。一人で色々な事を抱え込みすぎた結果、心身ともに疲れきってボロボロになってしまいます。誰にでも育児ノイローゼになってしまう危険がある!?私って子育てに向いていない?子どもの事が可愛いと思えない・・・

周りに頼ったり、パパに甘えたり出来ればいいのですが、どちらも出来ないというママが、一人でいっぱいいっぱいになってしまった結果、虐待に繋がる事が多くなるといわれているんです。

虐待通報「189」を知っていますか?

「自分がやっている事は虐待ではないか」「お隣さんから虐待を受けているような声が聞こえる」といった場合に相談できる窓口があるのはご存知でしょうか?虐待を疑ったら誰でも「189」(覚え方はイチハヤク)に電話をする事で虐待に関する事を相談出来るんです。「これは虐待なの?」という疑問などにも親身になって答えてくれるので、ちょっとした育児相談窓口のような作りになっているんです。同時にオレンジリボン運動もしており、1人でも多くの子どもが虐待を受けない社会へ向けて活動をしています。オレンジリボン運動ホームページ:http://www.orangeribbon.jp/

実際に、近所の家から日常的に子どもの泣き声とママの怒鳴り声が絶えず、虐待を受けているのではないかと疑いを持ったら迷わず虐待通報189へ相談してみましょう。

虐待通報189の電話を7割の人が切ってしまう現実

「私がやっている事は虐待なの?」と悩んでいるママが、いざ、虐待相談窓口「189」までせっかくたどり着いたにも関わらず、電話がつながるまでの最長2分の待ち時間のあいだに、7割もの人がその電話を切ってしまうという現実があります。※なぜ2分間の待ち時間があるかというと「189」は全国共通ダイヤルです。その為、自分が住んでいる都道府県などを番号で入力していくフロー方式なので繋がるまでに最長で2分程度かかってしまう事があります。

その理由として「もしも虐待通報が間違いだったら」と頭をよぎる人が多いと言います。それは、通報をしたのが自分だとわかると、ご近所付き合いが上手くいかなくなると感じるからです。

しかし、気づいたら通報すれば助かる命は確実にあるのも事実です。間違いだったら、それに越したことはありませんし、誰が通報したかまではわかりません。通報された方は「私の叱り方はご近所からは虐待しているように聞こえるんだ!」と、自分のヒステリックな叱り方を考え直すいいキッカケにもなるでしょう。

また、「189」に電話する全ての方が虐待に関する通報をする方だけではないんです。電話を切ってしまう7割の方の中には、子育てに1人で悩み、自分の理性すらコントロールすることができなくなってしまい、もしかしたら、自分は子どもに虐待をしているのではと感じたママ本人の電話もあります。虐待相談窓口「189」の大きな目的のひとつは“虐待の防止”でもあるのです。

しかし、189の虐待通報に電話をかけて待つ2分間で、もしかしたら自分は罪を犯していると警察に通報されるのではないかという恐怖心がわき電話を切ってしまうママが大半だと言います。ですが、安心してください。「189」に電話をして警察に逮捕されるという事はありません。「189」に相談することで、ご自身が「虐待かも?」と考えている行為を止めるための対策を一緒に考えてくれます。

もしも、身体的虐待・ネグレクト・心理的虐待・性的虐待に心当たりがあるという場合には、お子さんの心や体に大きな傷をつけてしまう前に「189」に相談するようにしましょう。

悩んだら迷わず虐待通報189に電話しよう

上でも触れたように虐待相談窓口189では、子育てに悩んだママからの電話も受け付けてくれます。電話相談なので、顔を合わす事もなく(匿名可能)、誰にも言えないような子育ての悩みを打ち明けることができます。その虐待相談窓口189に電話して待ち時間2分を待つ勇気は、ママだけでなく子どもも救うことにつながっていきます。

例えば、まだ言葉が話せなくても子どもは、大好きなママをじっと見ています。悩み苦しんでいる姿より絶対に笑顔が見たいし、優しい言葉をかけて欲しいのです。自分のママとしての悩みや、もし自分の子どもの叱り方が異常かもしれないと気づいたら、包み隠さずに話して相談しましょう。虐待を自分がしているかもしれないと、自分自身で気づけただけでも素晴らしいことなんです。

そのせっかく気づけたことを放って置いたまま、エスカレートしていくと深く傷つくのは、子ども自身で、幼いがゆえに、自らSOSを発することもできません。確かに「虐待」という言葉を考えると、電話を躊躇してしまう気持ちもわかりますが、子育てに1人で悩むママの敵ではなく、必ず強い味方になってくれます。その時の電話だけでなく、その後もママと赤ちゃんの成長をサポートし続けてくれます。

何も怖いことも悪いこともありません。虐待相談窓口189がママにとっての救世主になってくれることは間違いありません。つながる間の2分間の待ち時間にくじけないで待ち続けることで、明るい未来が確実に開けていきます。「もしかして・・・」と思った方は、ママ自身のため、可愛いわが子の為に勇気をだして相談してみましょう。

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