離乳食はベビーフードだけでもいいの?赤ちゃんへの影響は?

赤ちゃんは生後5~6ヶ月頃から、離乳食を摂るようになっていきます。

赤ちゃんの離乳食を作るママ達からは、「毎日手作りをするのが難しい」「お出かけのときにベビーフードを使いたい」という声があるようです。

ベビーフードには、電子レンジで温めなくても食べられるものや、下ごしらえの面倒な食材を含むものもあり、家事に育児に忙しいママにとってとても頼りになる存在です。

ここでは、知っているとためになるベビーフードの選び方や使い方、赤ちゃんへの影響について解説します。

離乳食はベビーフードだけでOK?栄養面・発達面での影響は?


市販されているベビーフードは、500種類以上あるといわれています。

ベビーフードは、管理栄養士などの専門家によく考えられて作られていることもあり、「毎日ベビーフードばかり与えてもよいのでは?」と思うママもいるかもしれません。

「絶対ダメ」とは言い切れませんが、おすすめはしません。

その理由について、詳しく考えてみましょう。

ベビーフードだけでも赤ちゃんの必要とする栄養がしっかりとれる?

ベビーフードだけで赤ちゃんの必要とする栄養がしっかり摂れるかどうかは、ママの意識とベビーフードの使い方に左右されます。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」によると、離乳食の1回あたりの量は、「穀物」「野菜・果物」「卵・豆腐・乳製品・魚・肉」の3つの食品群ごとに目安があります。

例えば、1食タイプのベビーフードであれば、食品群の栄養バランスがしっかり考えられていたり、10品目以上の野菜が入っている商品があったりします。

この商品の場合、ひとつの商品としての栄養は、しっかり網羅されており、問題はないようです。

大切なポイントは、そのベビーフードが個々の赤ちゃんにぴったり対応できているかどうかということです。

  • 量は、あくまでも目安であり、子どもの食欲や成長・発達の状況に応じて食事の量を調整する
  • 成長の目安:成長曲線のグラフに、体重や身長を記入して、成長曲線のカーブに沿っているかどうか確認する

ママは、赤ちゃんの離乳の進み具合や身体の成長などをちゃんと把握することが大切です。

まずは、下記の点についてよく観察してみましょう。

    • 食欲

赤ちゃんが満足する1回あたりの食事量は、どのくらいかを知りましょう。

    • 母乳・ミルクの量

母乳・ミルクの量が減れば、離乳食からの栄養を増やす必要がでてきます。

    • 飲み込みや咀嚼(そしゃく)の状況

赤ちゃんがむせずにベビーフードを飲み込めるか、舌や歯ぐきでつぶす動作が上手くできているかを観察しましょう。

    • 成長

母子手帳の成長曲線に身長・体重を記入して、成長曲線のカーブに沿っているかを確認しましょう。
体重の増え方が滞っているようであれば、食事量を見直します。

    • 全身状況

便秘がちな赤ちゃんであれば、野菜や果物を多く摂るなどの工夫が必要です。

赤ちゃんの状況をよく知った上で、ベビーフードをどのように取り入れると栄養がしっかりとれるのかを考えてみましょう。

ベビーフードと手作りの違い!赤ちゃんの発達への影響は?

ベビーフードの食感と、手作りで煮込んだ食材の食感は異なります。

手作りの離乳食は、米粒の感じ、芋類のざらざらした感じ、果物のみずみずしさなど、さまざまな素材の食感が感じられやすいようです。

いっぽう、ベビーフードは、機械で作られているため、手作りに比べて舌ざわりがなめらかになるようです。
ベビーフードによっては、味付けが若干濃いことも。

赤ちゃんが、ベビーフードに慣れてしまうと、「噛む」発達がスムーズに進まなかったり、手作りの離乳食を嫌がるようになるケースがあるようです。

また、ベビーフードは手作りに比べると、献立のバリエーションが少ない部分もデメリットといえます。

赤ちゃんの口の発達と離乳食の進み方


離乳食は赤ちゃんに発達に合わせて、ゆっくり進めていくといいようです。

ゴックン期(生後5~6ヶ月)

ゴックン期の赤ちゃんの舌は、前後に動きます。
ゴックン期は、飲み込む練習のため、ごく少量からスタートします。

離乳食の調理形態は、「なめらかにすりつぶした状態」です。
はじめは、重湯からスタートする方が多いようです。

ベビーフードは、お湯で溶いてすぐに与えられるフリーズドライタイプのお粥を使用することも可能です。

モグモグ期(生後7~8ヶ月)

モグモグ期の赤ちゃんの舌は、前後と上下に動くようになります。

離乳食の調理形態は、「舌でつぶせる固さ」です。
柔らかく煮込んだ野菜などにチャレンジしていきます。

ベビーフードは舌ざわりがなめらかなため、家庭で長時間煮込むような調理が難しい場合に、さっと与えられるので便利です。

カミカミ期(生後9~11ヶ月)

カミカミ期の赤ちゃんの舌は、前後・上下から左右にも動くようになります。

離乳食の調理形態は、「歯ぐきでつぶせる固さ」です。
このころになると、調理の手間は簡単になってきます。

口だけでなく全身の発達も進み、お出かけが増える時期です。

ベビーフードは、お皿のいらないタイプやスプーン付きのものなど、出先によって使いやすいものを選ぶと便利です。

パクパク期(生後12~18ヶ月)

パクパク期の赤ちゃんの舌は、自由自在に動くようになります。

離乳食の調理形態は、「歯ぐきで嚙める固さ」です。
食べ物の見た目は、大人の食事に近くなってきます。

この時期になると、ご飯にかけるタイプのベビーフードや、大人の食事からの取り分け+ベビーフードにするなど、ベビーフードの使い方の幅も広がります。

ベビーフードを選ぶときのポイント


ベビーフードを選ぶときは、なにに注目すればよいのでしょうか。

1.口や舌の発達状況に合った形状かどうか

ベビーフードのパッケージには、対象月齢の目安が記載されています。

ただし、記載された対象月齢は目安です。
離乳食の進み具合によっては、必ずしもピッタリ合うわけではありません。

まとめ買いは避けて、ひとつずつ試してみることをおすすめします。

2.アレルギーの原因となる食品が使われていないか

離乳食のパッケージには、アレルギーの表示があります。

赤ちゃんがアレルギー症状を起こしたことがある場合、原因となる食品が含まれていないものを選びましょう。

また、初めての食品を外出先で食べるのは避けましょう。
外出先での急な発症も考えられるためです。

3.好きな味かどうか

赤ちゃんにも味の好みがあるようです。

食べることが楽しいと思えるように、好きなものを選ぶことも大切です。

4.食べる状況に合わせた容器

屋外でのピクニックや、車など乗り物のなかで離乳食を食べる場合は、カップ型になっていて開けてすぐ食べられるベビーフードが重宝します。

また、外食先の店で皿を借りることができれば、袋入りのベビーフードでも問題ありません。

ショッピングモールや外食先によっては、ベビーフードを電子レンジで温めるサービスがあるところも。

メーカー・特徴別、オススメベビーフード!


最近では、さまざまなベビーフードが市販されており、どのように選べばよいかわからないという悩みをもつママも多いようです。

ここでは、人気のベビーフードのメーカーや特徴を紹介します。

手作りの離乳食と合わせてアレンジすることができる商品もあるので、参考にしてみてください。

また、お気に入りの商品や長期的に使用したい商品は、Amazon定期おトク便を利用すると、割引価格で購入することができます。

キューピーベビーフード

キューピーベビーフードは、かつおぶしの使い分けや素材の組み合わせの工夫などにより、塩分が濃くならないように「おいしいうす味」を表現しています。

こだわっているところは、「野菜の色を活かした彩り」で、赤ちゃんが食べたいと思えるような見た目への配慮をしています。

野菜も好きな子どもになるようにという願いが込められているので、野菜嫌いな赤ちゃんに試してみるとよいかもしれません。

瓶詰


容量は、70gと100gの2種類があり、和・洋・中華・デザートとバリエーションが豊富です。

にこにこボックス(カップ容器)


にこにこボックスは、おいしさにこだわっています。
シェフのアドバイスをもとにおいしさを追及したのだそう。

脱酸素製法でおいしさを長持ちさせています。

すまいるカップ


すまいるカップは、カップのまま電子レンジであたためることができる製品です。

ひとつのカップにタンパク質や野菜などをバランスよく取り入れています。

こちらは、レバーなどの「食べさせたいけれど調理しにくい素材」を入れたものがあるので、さまざまな食材を赤ちゃんに与えたいママにおすすめです。

ハッピーレシピ(レトルトパウチ)


ハッピーレシピは、月齢に合わせた具材の大きさ・固さ・味づくりで味覚と噛む力を育てます。

容量は、「野菜たっぷり1食分」タイプ(100g)、「ボリュームたっぷり大満足」タイプ(120g)があります。
12ヶ月以降の赤ちゃんなど、一般的な80gでは足りない場合のメニューも豊富です。

ベビーデザート


キューピーのベビーデザートは、果汁だけでなく、月齢に適した果肉も入っています。

容器は赤ちゃんが持ちやすい形状で、赤ちゃんの「自分で食べる意欲」に配慮しています。

和光堂

和光堂は、原材料の厳選や残留農薬検査など安全・安心を重視しています。

とくに野菜の場合は、農薬散布や収穫方法などの栽培管理から検品方法にいたるまで確認しています。

商品ごとの原材料一覧や原産地の一覧をホームページ上で公開しているので、気になる情報はしっかり調べることができます。

はじめての離乳食


1包には、フリーズドライのキューブが3個入っています。

1個が1さじのため、ちょっとだけ試してみたいときに重宝します。

また、手作りのおかゆに1個混ぜてみるなどのアレンジが効きやすいというメリットがあります。

手作り応援


手作り応援シリーズは、お湯で溶くだけで使える粉末タイプの商品です。

離乳食の最初は、ほんの少量からスタートするため、「米がゆ」の商品をを使用すれば、手間がなく簡単に準備できます。

出汁の商品は、手づくりの離乳食の味付け用としても長期的に使用できる商品です。
他にも、スープや1品メニューなど種類も豊富で、忙しいママにおすすめです。

また、粉末タイプの商品は、溶かすお湯の量を調整することで、固さの調整ができます。
お湯を少なくして柔らかい固形にして丸めると、手づかみ食べの練習としても使用できます。

らくらくまんま

参照:和光堂 らくらくまんま

らくらくまんまは、ぱぱっと簡単に作ることができる赤ちゃんのための乾麺シリーズです。

こちらは、簡単におうちごはんをすませたいときにおすすめです。

栄養マルシェ


栄養マルシェは、スプーンが入っており、カップ容器はそのまま食器として使えるので外出に便利です。

ひとつの箱には、ママに人気の主食(お粥など)とおかずがセットになっているので、献立を考えなくてもよいというメリットがあります。

こちらは、1歳以降向けのビッグサイズもあるのがうれしい商品です。

グーグーキッチン


グーグーキッチンは、月齢に合わせた具材の大きさ・固さや食べやすい食感にこだわったレトルトタイプの商品です。

こちらは、1食分の野菜が摂れるタイプやビッグタイプもあります。

おやこdeごはん


おやこdeごはんは、フライパンひとつで親子のごはんを簡単につくることができる商品です。

子どもだけでなく大人のごはんもできるので、調理の手間が格段に楽になります。

くだもの食べよっ!


くだもの食べよっ!は、複数の果物や野菜が入っており、便秘がちな赤ちゃんにもおすすめの商品です。

月齢に合わせた形状の角切りりんごが入っています。
全品が7大アレルギー食品を使用していないので、アレルギーがある赤ちゃんでも食べられるものがあるようです。

ピジョン

ピジョンは、さまざまな赤ちゃん用品を出している人気のブランドです。

ポイントは、パッケージの月齢のアイコンや、メニューが見やすいなどといった「選びやすさ」に工夫をしているところです。

各商品に、栄養が一目でわかるレーダーチャートが記載されているので、栄養バランスが素人にもわかりやすいです。

栄養士さんのおいしいレシピ


このシリーズは、育児雑誌で活躍している栄養学博士で管理栄養士の上田玲子先生が監修しており、豊富なメニューをそろえています。

魚やレバーといった下ごしらえが大変な食材を使ったメニューもそろえているので、便利です。

雪印ビーンスターク

雪印ビーンスタークは、商品パッケージに記載されている原材料だけでなく、個包装・箱・発送用段ボールにいたるまで規格に基づいて製造するなど、安全性への徹底を行っています。

また、製造過程は、全て機械任せではなく、野菜のヘタや筋、魚の小骨が紛れていないかを人による目視や手作業で丁寧に確認しています。

素材満菜シリーズ

参照:雪印ビーンスターク 素材満菜シリーズ

素材満菜シリーズは、名前やパッケージのイメージ写真でもわかるように、たくさんの食材が入っています。

ひとつの商品に野菜が11品目も入っているものもあり、野菜不足を感じているときにおすすめです。

森永乳業

森永乳業のベビーフードは、レトルトパックでありながら、縦に自立するスタンディングタイプなので、お皿いらずで食事をすることができます。

種類は、和・洋・中とバリエーションが豊富です。120gの大満足タイプもありたくさん食べる赤ちゃんにも対応しています。

大満足ごはん


材料は、100%国産野菜を使用し、おいしさだけでなく安全性も重視しています。

栄養面では、鉄・カルシウムといった栄養素を積極的に含んでいるので、離乳食が進んできた赤ちゃんにもおすすめの商品です。

いてふや

いてふやのベビーフードは、日本国内の有機JAS認定の素材を使用しています。

材料には、遺伝子組み換え農産物、添加物、科学調味料、エキス類を一切使用していません。

有機まるごとベビーフード


有機まるごとベビーフードは、有機栽培された農産物を使用しておりオーガニックにこだわりたいママにおすすめです。

味付けはしておらず、素材の味なので、赤ちゃんが濃い味に慣れてしまう心配もなく安心です。

いかがでしたでしょうか。
便利なベビーフードは、生活やシーンに合わせて、上手に選ぶとよいでしょう。
ママも赤ちゃんもストレスフリーで、楽しく離乳食を進めていきましょう。

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