【葉酸サプリの副作用】妊娠中におすすめの葉酸も取りすぎは注意

妊活・妊娠に欠かせない成分「葉酸」は、赤ちゃんをお腹で育てるのに欠かせない栄養素です。
妊婦は通常のときとくらべると約2倍の葉酸を消費するんだそう。

そこで、食品だけでなくサプリメントで取ることが推奨されています。

しかし、そのサプリは本当に信頼できるものですしょうか?
とりあえず何でもいいから安いものを…と買ってしまうと大変なことになるかもしれません。
葉酸サプリは取りすぎると、副作用が出ることがあるので正しく取り入れましょう。

妊婦が本当に必要な葉酸摂取量は?

妊婦のお腹のなかでは、赤ちゃんのからだをつくるために細胞分裂が行われます。
とくに、妊娠0週~7週目は、赤ちゃんの脳や脊髄、内臓を作っている大切な時期です。
この細胞分裂に葉酸がたくさん使われるということです。

この時期に葉酸が不足をする赤ちゃんへの影響で、もっとも心配されるものは「神経管閉鎖障害」といい、無脳症や二分脊椎症になる可能性があるものです。

ネットで妊婦の葉酸摂取量を調べると、400μgや480μgとサイトによって数値が分かれています。
どちらが本当か分からずに混乱している人が多いようですが、結論からいうとどちらも正解です。

厚生労働省が2015年に発表した食事摂取基準によると、妊娠中は食事から1日480μgの葉酸を摂取して、さらにサプリメントから400μg摂ることをすすめています。

実際に厚生労働省が推奨している葉酸摂取量

(食事 480μg)+(サプリ 400μg)=880μg

厚生労働省は食事とサプリの両方から葉酸摂取をすすめています。
この量を毎日摂取するようにこころがけましょう。

なぜ食事からの摂取だけではダメなの?

食事から取れる葉酸には、ある問題があります。

食事からとれる葉酸は、天然葉酸(プテロイルポリグルタミン酸型の葉酸、Folate)といいます。
水溶性ビタミンの一種なので水や熱に弱く、調理中に損失する割合が50%、つまり実際の利用率は食品に含まれている量の50%になります。

生で食べれば葉酸はそのまま摂取できますが、食品に含まれる葉酸は吸収率が悪いという特徴があります。

また、葉酸は体内に蓄積できないため、一度にたくさん摂取しても使われない分は尿として排出されてしまいます。

このように葉酸は食品からの摂取だけでは、適切な量を摂取しづらい栄養素といえるでしょう。

サプリメントの葉酸摂取は厚生労働省が推奨

食事だけでは適切な量を摂取することがむずかしいので、サプリメントを利用することを厚生労働省が推奨しています。

妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの 低減のために、付加的に 400µg/日のプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる。

この「プテロイルモノグルタミン酸」を合成葉酸(Folic Acid)といいます。

サプリメントで摂取することで、効率よく適正な量を摂取することができ、赤ちゃんの細胞分裂に必要な栄養を補うことができます。

上限摂取量を超えると副作用の危険がある

しかし「とにかく葉酸を食べなくっちゃ!」と毎日たくさんの葉酸を摂取し続けると、どうなるのでしょうか。

ちなみに、厚生労働省によるとサプリメントの葉酸摂取の上限は1日1,000μgまでです。
食事からの葉酸摂取に上限は設けられていません。

では、毎日葉酸を1,000μg摂取したケースをみてみましょう。

過剰摂取による症状

毎日サプリで1000μg以上の葉酸を取り続けると、「葉酸過敏症」とみられる次のような症状が出ることがあります。

  • 食欲不振
  • 吐き気
  • むくみ
  • 不眠
  • かゆみ
  • 呼吸障害
  • 紅斑

軽度から重症になるものまで、からだにさまざまな症状があります。

とくに注意したいのは、ビタミンB12不足を隠してしまうことです。
ビタミンB12が不足すると、正常な赤血球をつくることができずに貧血(巨赤芽球性貧血)を起こします。
また、下半身がしびれたり、運動ができなくなるという症状があらわれます。

しかし、葉酸を過剰摂取していると、このような症状があらわれないという特徴があり、ビタミンB12が不足していることがわからず、診断が遅れ、しびれなどの神経症状を悪化させるという恐れがあります。

ビタミンB12が不足すると、正常な赤血球が作られないので、母子ともに貧血状態になり、赤ちゃんはむくみや酸欠をおこし、流産するというケースもあるので注意しましょう。

オーストラリアの研究によると妊娠30週~34週における葉酸の過剰摂取で赤ちゃんが喘息になる確率が26%あがったという報告がありました。

葉酸は妊娠初期だけでなく後期も飲み続けたほうがいいですが、大量摂取はせずに規定量を守りましょう。

サプリの品質がとても重要!

葉酸の過剰摂取によって副作用が起きるケースは「飲む量」の他に「サプリの品質」が問題になることがあります。
数あるサプリの中から安心して飲めるサプリを見極めましょう。
値段が全てではありませんが、安心できる製品ほど高価になる傾向があります。

サプリには天然由来成分と合成成分がある

食品から取れる天然の葉酸を「ポリグルタミン酸型葉酸」と呼び、サプリに入っている葉酸は体内への吸収率を高めた「モノグルタミン酸型葉酸」と呼びます。

天然のポリグルタミン酸型は吸収率が悪く、50%程度しか吸収されません。
サプリに使われているモノグルタミン酸型は、吸収率を約85%まで高めた葉酸です。

さらにモノグルタミン酸型には「天然由来成分」と「合成成分」に分かれています。

天然由来は食品から抽出した葉酸ですが、合成成分は石油などが原料になります。

一般的に天然由来の物より合成成分のほうが価格が安く、体内に溜まりやすいので過剰摂取の副作用を起こしやすくなります。

添加物に着目する

葉酸サプリを選ぶときは、葉酸の量だけをチェックすればいいわけではありません。

見落としがちですがサプリメントには葉酸以外にもビタミンやミネラルなどが入っており、それらをまとめるために多くの添加物が使われています。

残念ながら安いサプリメントは価格を抑えるために合成添加物ばかりになる、ということが多いのです。

食品添加物のなかには、流産や赤ちゃんの細胞分裂を妨げるもの、染色体異常によるダウン症、がん、脊椎癒着など、重大な影響を及ぼすものがあります。

せっかく赤ちゃんのために葉酸を摂るのであれば、添加物の少ないサプリを選びましょう。

脂溶性ビタミンの配合率

そのほかにも脂溶性ビタミンの配合率にも注目しましょう。

ビタミンは「水溶性」と「脂溶性」に分かれます。

「水溶性ビタミン」は水に溶けるので、尿から排泄されます。
食物の調理や保存方法によって破壊されやすい傾向があります。
葉酸は水溶性ビタミンです。

「脂溶性ビタミン」は脂質に溶けるので、肝臓や脂肪に蓄えられる傾向にあります。
脂溶性ビタミンはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどがあります。

脂溶性ビタミンは、体外に排出されにくいので過剰摂取になりやすく、量を配慮されていないサプリメントは副作用を起こす可能性が高まります。

なかでも、とくに過剰摂取を注意しておきたいのはビタミンAです。
ビタミンAの1日あたりの推奨量は妊娠初期~中期が700μgRE、妊娠後期だと760μgRE、ビタミンA摂取の上限は2,700μgREといわれています。
過剰摂取による赤ちゃんへの影響は、水頭症や口蓋裂などのリスクがあり、流産の確率があがるケースがあります。

必ず成分表を確認して他の成分も含めて過剰摂取にならない製品なのかを見極めましょう。

葉酸は体に優しい商品を選ぶ

過剰摂取はいけませんが、葉酸は赤ちゃんの成長に必要な栄養素です。
そこで、きちんと「選んで」取り入れましょう。

毎日飲むものですから安心できる商品を選びましょう。

葉酸サプリの賢い選び方

葉酸サプリを購入する前に次のことを気をつけて調べましょう。
信頼できるサプリを探すために必要なポイントは次の4つです。

1:天然由来である

体への負担が少ないものは天然由来になります。
天然由来は値段が高くなる傾向がありますが、安心には変えられません。

2:過剰摂取への配慮がある

葉酸や他の栄養素も含めて、過剰摂取の危険を明記してあるなど、きちんと安全に配慮がされている商品は安心です。

3:添加物が少ない(無添加である)

少しでも添加物が入っていないものを選びましょう。

4:販売元が明記されている

しっかり販売元が明記してあり、会社の住所や連絡先がわかるものを選びます。
もしもサプリを飲んで調子が悪くなったり、わからないことがあった場合に連絡し、サポート体制があるかも大切なポイントです。

以上のポイントを踏まえているサプリメントとして「はぐくみ葉酸」や「ベルタ葉酸サプリ」があります。


≫はぐくみ葉酸公式サイト


ほかにもどういったサプリメントがあるか知りたい人はこちらの記事がおすすめです。

ランキングを見る!
➔【本当におすすめしたい葉酸サプリベスト3】効果・成分・値段で徹底比較!

薬の飲み合わせも注意が必要

サプリメントは「食品」ですが、薬と相性があります。
体に作用する栄養成分はときに常用薬の効き目を弱めてしまったり、葉酸の摂取を阻害してしまう薬も。
常用している薬がある方は主治医に相談しましょう。

葉酸と飲み合わせの悪い薬

  • フェニトイン(抗てんかん薬)
  • バルプロ酸(抗てんかん薬)
  • ピル(経口避妊薬)
  • バルビツール(睡眠薬)
  • メトトレキサート(抗ガン剤)
  • フェノバルビタール(抗けいれん薬)
  • アスピリン(解熱鎮痛剤)
  • クロムフェニコール(抗生物質)

特にフェノバルビタールなどの抗けいれん薬は、葉酸の摂取を阻害する働きがあります。
抗てんかん薬のフェニトインは葉酸を摂取すると、薬自体の効きを悪くしてしまう効果がわかっています。

妊娠が発覚した際に、薬の継続などを主治医に確認をする方が多いようです。
その際に、葉酸サプリも一緒に飲んでいいか聞いてみるとよいでしょう。

良質な葉酸サプリを継続的に飲むことが大切

日本で一般的に売られている商品ではがぶ飲みをしない限り、摂取上限を超えることはありません。
ただしサプリ大国の海外製は1粒で葉酸1000μg取れる商品も出回っているようなので個人輸入の際は成分表に注意してください。

葉酸は貧血を抑えてくれる効果があるので妊娠、出産後も継続して摂ることが望ましいです。
長期間飲むものですから品質に疑問を感じたら販売者に質問してみてください。
きちんと回答してもらえる会社なら大丈夫です。

食品からの葉酸では過剰摂取になりません。
サプリで毎日上限値を超えて飲まない限り、副作用の心配はないことを頭に入れておくと安心です。

きちんと見極めて安全な葉酸サプリを取り入れましょう。

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