さまざまな避妊方法、正しく知りましょう!


望まない妊娠を避けるために

望まない妊娠を避けるために

家族計画をしている家庭は多く、何歳の差で次の子をもうけようか、自分たちの年齢や上の子の入園・入学などとの兼ね合いがあるなど、さまざまな計画を立てることができるかと思います。そのためにはまず夫婦で同じ気持ちと計画を共有していく必要があります。

そして、その計画通りに進めていくためにはそれまでの「避妊」が必要になるのではないでしょうか。子どもは授かりものとはよく言ったもので、どんなにタイミングを図ってもなかなか子どもができないという方もいれば、思わぬところで子どもを授かったという人もいます。

なかなか計画通りにいかないこともありますし、逆に計画が早まったということもあります。子どもができてうれしいものの、中にはまだ余裕がない・キツいということから、パートナーに産むことを反対されるという悲しい事態に陥ることも。そういったことを防ぐためにも、やはりきちんと避妊をして望まない時期の妊娠を避けるべきでしょう。

中学校や高校の保健の授業などで誰でも性教育を受けてきているかと思います。ですが、その中でいったいどれだけの方が正しい避妊方法や避妊についての知識を身に着けているのでしょうか?

妊娠する確率、失敗する確率

まず、妊娠についてみていきましょう。

避妊だと思っていた方法でパートナーや恋人と愛を育んでいても、ふとしたところで妊娠してしまうことがあります。たとえば、膣外射精は避妊方法のひとつだ・大丈夫だと思ってしてしまっている方も多いのですが、妊娠につながることが多くあります。若い男女が排卵日に合わせてまったく避妊をせずに性行為をした場合でも、妊娠する確率は約20~25%ほどだと言われています。「妊娠する確率って意外と低いんだ!」とは思っても、4~5回に一度妊娠してしまう可能性があるということになりますね。妊娠する確率についての記事はこちら

また、自分たちはきちんと避妊をしているというカップルや、家族計画のために避妊をしている夫婦は多いかと思います。しかし、その避妊方法は果たして正しくできているのでしょうか?

避妊のためにコンドームを使っていても、失敗によって妊娠する確率は約15%前後だと報告されています。女性の月経サイクルを整え妊娠しづらくする低用量ピルについても、飲み忘れなどで約8%ほど妊娠してしまうということがわかっています。これだけ避妊に失敗してしまうのは、それらの避妊方法や避妊具を正しく使うことができていないから。望まない妊娠を避けるためにも、まずは正しい避妊方法を知っていきましょう。

さまざまな避妊方法・避妊具について

コンドーム

もっともポピュラーな避妊方法であるコンドーム。価格も安価なので若い人でも簡単にできる避妊方法になります。ただ失敗することも少なくなく、その妊娠率は15%ほどになるともいいます。

メリット…手軽にできる避妊方法なので、若い人もすぐにトライできます。ピルのように副作用もなく、また避妊だけでなく性感染症の予防にもなります。

デメリット…破れたり装着ミスなどの失敗が多く、男性の協力が不可欠となるため面倒くさがってコンドームをつけない男性も少なくありません。

ピル(OC・低用量経口避妊薬)

ホルモン剤を女性が飲み続けることで避妊できるというもの。排卵をおさえる・精子が子宮に入りにくくなる・子宮に受精卵が着床しにくくなるという3つの効果で、高い避妊効果を得られます。

メリット…正しく服用していれば失敗率(妊娠率)はわずか0.3%ととても低く、女性の飲み忘れや服用時間の大きなズレがない限り高い避妊効果を得られます。
また、月経のサイクルを一定にすることもでき、生理痛をやわらげます。

デメリット…毎日飲まなくてはなりません。飲み忘れがあるとその周期の月経がくるまで他の避妊方法に切り替える必要があったり、吐き気など副作用があらわれる方もいらっしゃいます。費用が月3000円程度かかります。ピルについての記事はこちら

IUD(子宮内避妊用具)

子宮の中に銅イオンを放つ切手大ほどの小さな器具を入れて、精子と卵子が出会うのを防ぎます。また万が一受精しても、その受精卵が子宮に着床(妊娠の成立)するのを防いでくれるという効果があります。

メリット…一度装着すると効果は数年続きます。装着するときもさほど痛みはなく、10分程度で終わります。

デメリット…IUDが出てきてしまうことがあります。また、位置を確認するために定期検診を受けなくてはなりませんし、器具を挿入するときには病院によって違いますが3~6万円ほど費用がかかります。

避妊手術

卵子や精子が出てくる通り道をふさいでしまうため、確実な避妊ができる方法になります。男性と女性、それぞれでできる手術です。

卵管結紮術(らんかんけっさつじゅつ)…女性の避妊手術

卵子が放出(排卵)されて子宮に行くまでの道である卵管を縛ることで、精子を出会わないようにします。縛る以外にも、卵管を切る、切った部分をレーザーで焼いてより確実に卵管をふさぐという方法もあり、これは病院によってやり方が違いますので相談を。

開腹手術と膣の中から行う手術とがありますが、どちらも入院が必要になります。帝王切開を行った方は、出産時にそのまま卵管結紮を行うこともできます。

メリット…特に卵管を切って切り口をレーザーで焼くといった場合、確実な避妊方法になります。

デメリット…もとに戻すことはできません。また、手術になりますので入院が必要になります。

精管結紮術(せいかんけっさつじゅつ)…男性の避妊手術、いわゆるパイプカット

精子をつくる精巣と、その精子を溜めておく精嚢(せいのう)の間の道を切断・縛るという方法です。30分ほどで終わり、またもとに戻すことはほぼ不可能である確実な避妊方法となります。手術によって男性の絶頂感が失われるということや勃起不全になるということはなく、ただ精液の中に精子が含まれなくなる…というだけです。

メリット…うちの家族計画は終了・もう子どもは良い、というご夫婦にピッタリの確実な避妊方法です。女性の避妊方法と違って日帰りで、短時間で手術をすることができます。

デメリット…いったんパイプカットをしてしまうともとに戻すのはほぼ不可能です。ごくごくまれに精管が再開通してしまうことがあります。

基礎体温(リズム法)

コンドームの装着やIUDなど直接的な避妊方法ではありませんが、排卵を避けて避妊するタイミングを図るという方法になります。基礎体温を計る意味や正しい測定方法について

排卵が起こることで卵子が精子と出会うことができるようになります。この排卵のタイミングを避けることで、受精しないように、すなわち妊娠しないように気を付けるというものです。

メリット…排卵日を調べるだけでOKなので、ピルのように副作用もなくIUDや卵管結紮のように費用もかかりません。

デメリット…毎日女性が基礎体温を測る必要があり、さらに失敗率も高い方法。基礎体温は変化しやすいのでリズム法が難しいことも少なくありません。

このように、避妊の方法はいくつかありますが、確実だと言えるものは少ないということがわかりますし、その方法も手術などのリスクがあります。それぞれパートナーと話し合い、上の子との兼ね合いなどの家族計画を立てていくようにしてくださいね。

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