【認定絵本講師が教える】絵本を使ったお父さんと子どもの遊び方

赤ちゃんが産まれても、どんな風に接すればいいのかわからないで困っているお父さんは、多いのではないでしょうか。

核家族化の際立つ現代では、赤ちゃんや子どもに接する機会が少ないので、いざ我が子が産まれてもはじめての経験に戸惑ってしまい、楽しく遊ぼうという余裕がもてないこともあるかもしれません。

ただ、最近は子育てを主体的に考える男性が増えてきました。
お父さんだからこそできる子どもとの遊びは、絵本をヒントに楽しむことができます。

今回は、男性が「お父さん」の実感を持つということ、産後のお父さんのスタンスや、お父さんが活躍する絵本などをご紹介していきます。

男性が「お父さんの実感」をもつまでの現状


女性が「お母さん」になる過程は、妊娠にともない身体や心が劇的に変化するので、お母さんになる、という実感をもちやすいものです。
しかし男性は、自分自身の身体に直接変化はないので、「お父さんの実感」をもつときに、さまざまな「きっかけ」が必要なようです。

たとえば、市や出産先で開催している両親学級で妊娠や出産についてを見聞きしたり、実際に出産に立ち会って、奮闘する妻に付き添ったり生まれた赤ちゃんを抱っこしたり…

赤ちゃんとの生活が始まって、オムツ替えや沐浴などのお世話が日常になることによっても、「お父さんの実感」が湧いてくるきっかけになります。

また、赤ちゃんが笑いかけてくる、あやすと笑う、小さな手でお父さんの太い指をぎゅっと握るなど、赤ちゃんからの働きかけが、父性を目覚めさせることもあります。

お父さんにおすすめのスタンス


最近では、子育てを主体的に考え、父性を発揮して活躍するお父さんが増えてきました。

「イクメン」という言葉が流行語大賞トップテンをとり、厚生労働省が2010年からはイクメンプロジェクトを、イクメン・オブ・ザ・イヤーが毎年表彰される、などのように、世の中の動きとしてそのような気運が高まっているようです。

両親学級での様子を見ていると、出産前からお父さんの意識が高く、積極的な方が増えているというのは、経験的にも感じています。

「お母さんと同じ」「お母さん2号」でなくていい!

実際に出産前後のご夫婦をお手伝いしている助産師の立場からみていると、お父さんの役割というのは、「子育てをお母さんと半分に分担する、ということではないのかもしれないな」と感じています。

出産直後のお母さんと赤ちゃんは、からだがひとつであったのでつながりが強く、お母さんの身体は五感の全てが、生物的に、赤ちゃんのお世話(授乳や、赤ちゃんのすぐそばにいるということ、赤ちゃんの働きかけにすぐ応えるということ)を、しやすいようになっています。

それは、出産という一大事を命をかけて成し遂げた、女性ならではの本能かもしれません。

ですから、お母さんと赤ちゃんにとって、もっとも身近で頼りになるお父さんには、そんなお母さんと全く同じように赤ちゃんのお世話をするのが役割ではなく、生まれて間もない赤ちゃんを全身全霊で守るお母さんを、さらに夫、父としての愛情で包み込むように「守る立場」でいてくれると、産後のお母さんと赤ちゃんは安心なのではないかと思います。

そのうえで、外部との調整、公的な手続きをお父さんが引き受けてみるとよいでしょう。
ほかには、お母さんが必要なことの手助け、赤ちゃんのオムツ替え、沐浴、家事の一部、上の子の遊び相手など、お父さんが頼りになることはたくさんあります

ここは、「お母さんが必要なこと」というのがポイントです。
夫婦で言葉にし合って乗り越えられるとよいですね。

お父さんだからこそできるダイナミックな遊び


絵本の読み聞かせは、お母さんが読むのとお父さんが読むのでは、同じ本でもまた違った味わいがあります。

読む声、読み方など、お母さんとは違う新鮮さを楽しめるので、子ども達も、あえてお父さんに読んでと頼むときもあります。

絵本に馴染みのないお父さんから、どうやって読んだらわからないという質問を聞くこともありますが、そのまま書いてあることを淡々と読めば大丈夫です。

絵本の内容、一文を読む時には、無意識にその人の経験や感情が反映されるものです。
いつも読んでいる絵本でも、違う人に読んでもらうというのは本当におもしろいです。

赤ちゃんや子どもとの遊び方が初めてで、戸惑いがある方にとって「絵本」というツールは、力強い手助けとなってくれることでしょう。

ただひとつ、社会で活躍するには成果を求められる機会も多いこととは思いますが、子育て・絵本の読み聞かせに関しては、「 絵本の読み聞かせのコツ『目的を第一に絵本を読まない/絵の説明をしすぎはNG』」でもお伝えしたように、成果を期待するのではなく、絵本を読み合う過程を楽しんでもらえたらと思います。

お父さんにオススメ絵本2選


子どもにとってお父さんと遊ぶ醍醐味は、からだを使った大きな遊びが楽しめることです。
下記はお父さんにおすすめの絵本です。
まずは、ここからはじめてみませんか。

「あそぼうあそぼうおとうさん」浜田桂子作


赤ちゃんだけでなく、小学生になっても楽しめる、かなりダイナミックな遊びが盛りだくさんです。お父さんの遊びは、いつもと違う身体感覚を味わえる、遊園地のような特別感でいっぱいです。

「ゴリラのおとうちゃん」三浦太郎作


ダイナミックな遊びがたくさん紹介されていますが、こちらはなんとなく、お休みの日にごろごろしている延長から発展した遊びのような雰囲気があって、気合いを入れずとも、子どもと遊ぶってこんな風で十分喜ばれるんだなぁと温かい気持ちになります。

おわりに


絵本には、赤ちゃんとどうやってコミュニケーションをとればいいのかわからない、という方へのヒントがたくさんあります。

それに、一緒に絵を見ながら書いてあることを読むだけなのでとても簡単!

今回ご紹介したような絵本なら、さらに具体的な遊びにも発展していけます。
自然と笑顔も生まれますよ。

ストレスフルな社会で一生懸命働くお父さんお母さんこそ、小さな子どもとの楽しい時間は癒しになります。ぜひお試しくださいね。

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この記事を書いた専門家

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