フランスでもらえる「子どものお金」はこんなにも?日本と比べたいフランスの子育て支援事情

フランスの出生率が回復した理由のひとつが「子育て支援が手厚いから」というのは有名な話です。
この支援のおかげで、ふたりないし三人目を産むママは多くいます。

筆者の周りでも、日本だと経済的に三人の子どもを産むのは無理だったけれど、フランスだからできたという日本人ママもいるほど。
そんなフランスの手厚い子育て支援とは、一体どのようなものなのでしょうか。

正社員は子どもが3歳まで「パートタイム」に仕事を減らせる


フランスではフルタイムの労働契約をしている人は、法律で子どもが3歳になるまでパートタイムに仕事を減らせます。

労働時間を減らすことは、育児休暇の一環と考えられており、フルタイムからパートタイムへ転換することで、国から支援を受けることができるのです。

2017年度は、50%以下の労働時間だと、月額252ユーロ(約29,700円)、50から80%の労働時間を選択すると、月額145ユーロ(約17,000円)が国から支給されます。

3歳未満の子どもを抱えながら、フルタイム労働で、仕事と子育てを両立することは、なかなか難しいことです。
フランスのワーキングマザーは、80%の労働時間を選択して、週一は子どもと一緒にいる時間を作るケースが多いと聞きます。
そうすることによって、ある程度ゆとりを持って子育てすることが可能なのです。

代表的なフランスの「子ども手当」


フランスでは子どもがいる場合、所得に応じてさまざまな手当てを受けられます。
その中から代表的な「子ども手当」をご紹介します。

幼児基礎手当

フランスでは収入に応じて、「幼児基礎手当」が支給されます。
幼児基礎手当は子どもが3歳になるまで毎月受け取ることができます。

子どもの数や所得などの条件が細かく設定されているので、ここでは一例を紹介します。

子どもがひとりで、片親のみが就業してる場合、前々年度の収入が30,027ユーロ(約354万円)以下だと、月額184,62ユーロ(約21,700円)が支給されています。

家族手当

子どもがふたり以上いる家庭では20歳になるまで、「家族手当」が毎月支給されます。

こちらは幼児基礎手当に比べて、高所得者も受けることができるようになっています。
例えば、子どもがふたりいる場合、夫婦合わせての前々年度の所得が67 408ユーロ(約795万円)以下だと、月額129,47ユーロ(約15,000円)。

子どもが三人いる場合は、所得が73 025ユーロ(約860万円)以下だと、月額295,35ユーロ(約34,800円) 支給されます。

保育料手当

子どもを保育所や保育ママに預ける場合は「保育料手当」を受けられます。
保育園の場合は、前々年度の所得によって保育園の料金が決まります。

そして、所得によって扶助が決定され、保育園の場合は保育料手当が差し引かれた金額を毎月払います。
保育ママの場合は、保育料手当が毎月支払われます。

その他に引っ越し手当、低所得者手当などがあります。

子どもが多いと減税される


所得税が高いと有名なフランスですが、子どもの数によって、減税されます。
また保育所や保育ママに子どもを預けている場合、翌年の所得税は、保育料の半額が減税されます。
筆者もまた、子どもが産まれる前と後の、所得税の支払い金額の違いは身をもって体験しました。

さいごに


筆者がフランスで子どもを育て、感じることは、手厚い子育て支援のおかげで、ある程度ゆとりを持って子育てができている現実です。

また経済的負担が少なく、しっかりとした手当が受けられるので、三人子どもを産むことへのモチベーションに繋がっているという話を耳にします。

ある人は三人目の子どもが産んで、育休を取った時に月額1,000ユーロほど(約11,000円)の手当てが貰えたと話してくれました。

子ども関連の手当を合算すると、まとまった金額になります。
月額これほどの金額が支給されていることに驚きました。
いかに政府が出生率回復に力を入れているかわかります。

(注)1ユーロ/118円の場合で日本円換算・金額は2017年2月24日現在

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この記事を書いたライター

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