【子どもの集中力を養う方法】集中できないのは病気?原因はある?

子どもの集中力は、ときに目を見張るものがあります。
しかし、まったく集中できずに、幼稚園や小学校などの集団生活のなかで、問題をまねくことも。

なぜ、集中できたり、できなかったりするのでしょうか。
今回はその原因と、集中力を養うためにどうしたらよいのかをご紹介します。

そもそも「集中力」ってなに?


集中力はとても身近な言葉ですが、どういう能力を示すのでしょうか。

「集中」という言葉は、あるひとつの物事に対して意識を集める状態をいいます。

ひとつのことに没頭していると、外からの声や音さえも聞こえないことがあります。
これは自分の意識が内側に向いており、外側からの刺激を受け取れない状態になっているためです。

この「集中」している状態を長く持続させる力が、「集中力」といわれる能力です。
集中力は子どもだけではなく、大人にとっても必要なスキルなので、できる限り鍛えておきたい力です。

集中することは大人でも難しい

ひとことに「集中力」といっても、大人でも集中するのは難しいものです。

実際に、「どの程度、集中力が持続するか」を試してみるとよくわかるでしょう。
自分の好きなことに集中することは簡単でも、苦手だったり、難しい内容を理解しようとすると、すぐに疲れてしまいます。

集中力には周期があり、集中力を高めたり、すこし休ませたりしながら持続しています。

この波をうまくコントロールし持続することは、大人だからこそできることです。
心身ともにまだ未熟な子どもは、集中力の持続時間は大人よりも、もっと短くなります。

 

年齢 平均集中力持続時間
幼少期 年齢+1分程度
小学校低学年 15分程度
中学生 30分程度
高校生 45分程度

上記のように成長するにつれて集中力は持続するようになりますが、当然個人差があります。
集中力は子どもの頃からトレーニングするによって伸ばせるといわれています。
後にその方法を紹介するので、実践していきましょう。

集中力はホルモンに左右される

集中をしているときに、脳内ではやる気ホルモンと呼ばれる、ドーパミン・アドレナリン・セロトニンが分泌されています。
これらのホルモンが集中力をさらに高める手助けをしています。

 

脳内ホルモンの種類 作用
ドーパミン 何か興味のあることをしているときなどに分泌される脳内物質で、脳を覚醒させ、集中力を高める
セロトニン 体内のホルモン量を調節し、もっとも最適な状態を作りだし集中力を高める
アドレナリン 身体中に血液を巡らせることで、脳の覚醒を高め、注意・集中力を高める

上記のホルモンバランスが整っていることが、集中力持続のカギともいえるでしょう。

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集中力がないのには理由がある?


近年、子どもの集中力の低下が問題視されているのをよく耳にします。

学校という集団生活のなかで、宿題を忘れたり、授業中に机から離れてしまったりと、衝動性をコントロールできずに、周りに迷惑をかけてしまう子どもがいます。

なぜ、集中力不足の子どもが増えているのでしょうか。
集中力が身につかない原因について説明します。

集中できる環境にない

現代ならではといえる、もっとも深刻な原因のひとつとして、スマホやポータブルゲームなどの電子機器の普及があげられます。

いつでもどこでも、誰かと連絡を取れる状態や、おもちゃがすぐ近くに置いてあり、すぐにゲームや遊びを始められる環境が集中力の妨げとなっています。

また、テレビのつけっぱなしも子ども集中力を低下させます。

乳幼児や子どもだけでなく、大人でもテレビがついていると、音や映像に気が散って、ものごとに集中できません。
とくにこれから集中力をつけていこうとしている子どもにとっては、悪い影響といえるでしょう。

多くの時間を家のなかで過ごす幼少期の子どもにとって、集中できる環境が整っていないことは大きな問題です。

まずはなににも邪魔をされずに物事に集中できるような、静かで片付いた環境をつくれているかチェックしましょう。

睡眠不足

子どもに限った話ではなく、人は睡眠が不十分だとイライラしたり落ち着きがなくなってしまい、集中できません。
また十分な睡眠がとれていないと、上述したホルモンバランスも乱れてしまい条件が悪くなります。

集中力を高めて、キープするためには睡眠が不可欠です。
しかし、最近では子どもの就寝時間が遅くなってきており、睡眠不足になる傾向にあります。

栄養の偏り

偏食気味の子どもが増えていますが、食生活も集中力に大きく関係しています。

集中するには脳の働きが重要であることは先に述べたとおりですが、脳の働きを支えているのは食事です。

なにかに集中すると甘いものがほしくなったりするのは、糖質が脳のエネルギーとなっているからです。

だからといって甘いものばかりを、食べればいいわけではありません。
偏った食事は、脳の機能を低下させてしまいますし、糖質を取りすぎることで眠気を促してしまうこともあります。
これでは逆効果ですよね。

何においてもそうですが、バランスをとるということがポイントです。
1日3食、栄養バランスを考えた食事をとらせてあげましょう。

病気の可能性も

生活習慣も環境も整えているのに、集中力に欠けていると感じる場合は、注意欠陥多動障害(ADHD)やうつ病の可能性も考えられます。

近年になって注目されるようになってきた病気です。
ADHDを患っている人の特徴として、ひとつの物事に集中することが苦手な人が多いそうです。

漢字の書き取りが出来なかったり、算数など教科問わずに授業から後れをとるという、学校の授業に全くついていけていない場合は、学習障害、発達障害などの可能性もあげられます。

集中力向上の努力をしても、全く状態が改善していないと感じる場合には、学校の先生など第三者に相談したうえで、一度、精神科や精神内科を受診してみましょう。

集中力は鍛えられる!


一般的に集中力は、7歳くらいまでに養われるといわれています。

この大切な時期に、集中力をしっかりとつけてあげたいと思う親は多いのではないでしょうか。
集中力を効果的に養うために、知っておくべきポイントや訓練方法を紹介します。

生活習慣を見直す

先に述べたとおり、集中力を向上させるために絶対不可欠な条件は、十分な睡眠バランスのとれた食事です。

もし、子どもがよくあくびをしていたり眠そうにしているようであれば、睡眠不足や、睡眠の質が良くないのかもしれません。

寝る時間が遅いのであれば、就寝時間を早めましょう。
夜中に何度も起きてしまい、よく眠れていない場合は、昼間の運動量を増やすとよいでしょう。

食事は、朝ご飯もしっかりと食べさせましょう。
フルーツにはマグネシウムや亜鉛など、脳の活動に必要な栄養分が豊富に含まれているので積極的に食べさせるとよいでしょう。

脳の活性化を促す食べ物を摂る

フルーツだけではなく、一般的に脳によいとされている食べ物を意識してみましょう。

例えば、味噌や納豆など大豆製品です。
脳を活性化するために必要なチロシンや、ホスファチジルセリンという栄養が含まれているので、毎日食べさせると効果的です。

また乳製品にはセロトニンが多く含まれていますし、青魚にはDHAやEPAなどの集中力アップに効果的な栄養分が含まれています。

これらをバランスよく組み合わせて、積極的にとることで、集中しやすい脳の状態を作ることができます。
また食事療法はADHDなどの病気であると診断されたお子さんの症状改善にも有効です。

サプリでやる気ホルモンを引き出す

毎日バランスのよい食事を考え作るのは、忙しいお母さんにとって簡単なことではありません。
そこで、サプリメントを頼ってみるのもひとつの方法です。

EPAやDHAなど青み魚に豊富な栄養分はサプリメントで摂取することが可能です。
青み魚が苦手なお子さんでも手軽に飲むことができるので、利用してみるとよいでしょう。

また最近注目されているホスファチジルセリンが摂取できるサプリメントを試してみるのもいいでしょう。



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ホスファチジルセリンは、大豆に含まれている脳の活性化に効果的な栄養素です。
ひとつの大豆にごく少量しか含まれていないので、サプリメントで補うと効率がよいようです。

子どものADHDなどの病気は、薬だけに頼らず、その他の改善方法も併用しながら、子どもにあった支援方法を見つけてあげましょう。

子どもとの関わり方を改善する

幼児期の子どもは、親のまねをして育つので、親の姿勢も重要な要因となるようです。

いくら静かな環境を整えてあげても、ひとりで遊ばせるだけだと、子どもは遊び方をコロコロと変えてしまい少し不十分です。

ママとパパが一緒に遊んであげることでひとつの遊びに集中でき、なにより安心して楽しむことで、子どもは能力を発揮できます。
親子で一緒に絵本を読んだり、おままごとをしたり、ひとつの遊びを楽しむように心がけましょう。

また、とくに気をつけておきたいポイントとしては、子どもがなにかに夢中になった場合には、飽きるまでとことんやらせてあげる、ということです。

親の立場でみると、どんどん部屋が散らかっていくし、そろそろご飯の時間だし…など注意したくなるケースは多いかもしれません。
危険なとき以外は、グッとこらえて静かに見守ってみましょう。

夢中になれるものを見つけてあげる

勉強以外で子どもが好きで夢中になれるものを、見つけてあげましょう。
スポーツなど体を動かす習い事は、自然と夢中になり、自然と集中力を育てることができます。

好きなことで集中できるようになれば、学習する場面でも集中できるようになってきます。
まずは「集中する」ことに対する成功体験をさせてあげることが、集中力向上の近道になりますよ。

おわりに


幼少期のうちに養った集中力は、大人になってからもいきてきます。

家庭で日ごろから取り組めることが多いので、習慣を身につけやすい赤ちゃんのうちから。しっかりと集中力を養えるよう心がけましょう。

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