妊娠中、産後に起こる手のしびれ手根管症候群について

妊娠中、産後に起こる手のしびれ手根管症候群について

妊娠中や産後に手のしびれや痛みを感じることがあります。
手首の所にある直径3センチくらいの手根管というトンネルがあり、この中には、手指を支配している正中神経の束があります。何らかの原因により、この神経が圧迫を受けることで、手のしびれや痛みを生じる事があります。これを、手根管症候群と言います。

性別や年齢に関係なく出る症状ですが、特に妊娠中は、急激な体重増加やホルモンの影響でむくみやすくなっている為に、手のしびれや痛みを訴える方は少なくありません。また、ホルモンの影響により筋肉は疲労しやすくなっています。さらに姿勢の変化によって筋肉への負担が増えることで腕の痛みやしびれを起こしやすくなっているのです。

産後には授乳や抱っこの際に手根管への圧迫が続くことで、この症状が発生することがあります。赤ちゃんの抱っこの仕方は、お母さんも赤ちゃんも癖になってしまいますので、手首や腕に負担のない方法で赤ちゃんを抱っこ出来るようにしてください。腕や手首に痛みや疲労が残るような時は、抱っこの方法が間違っている可能性があります。早めに改善し痛みが出る前に予防するようにしましょう

楽な抱っこのポイントについてはこちらを参考に

特に妊娠後期では、赤ちゃんに沢山の栄養を与えなければならないので、血管が拡張し、血液中の水分量が多くなりむくみやすくなります。

血液がうまく循環していれば良いのですが、様々な原因により身体の中の水分が一定の場所でせきとめられたり、血液の循環が滞ってしまうと血液から体液が漏れ皮下組織に水分が溜まりむくみが生じます。運動不足、ストレス、冷え、体型の変化による衣服の締め付けなどは、血行不良の原因になります。

腱鞘炎との症状の違い

腱鞘炎は、手首の親指側に痛みが生じます。親指を握った状態で手首を小指側に動かすことで痛みが生じます。

手根管症候群は、親指から薬指の半分に症状が出るのが特徴です。痛みやしびれ、さらに進行するとお箸やコップが持てなかったり、物が掴みにくくなることもあり、夜間から明け方に痛みを感じることが多いのも特徴です。

予防方法

  • パソコンは、力を入れ過ぎずキーを軽く打つようにしましょう。
  • 最近一番多いのは、スマホの使い過ぎです。手首に負担がかかってしまいます ので長時間の使用は控えましょう。
  • 定期的に、手や手首のストレッチをしたり休憩をしましょう。

症状が出てしまったら…

妊娠中の場合は、体重増加やむくみが主な原因です。妊娠中に出来ることは体重の管理と塩分を控えることが大切です。

安静にすることが第一ですが、手首を使わずに生活をすることは無理ですよね。サポーターなどを使い、なるべく手首にかかる負担を減らしましょう。お風呂で温まった時にマッサージをしたり、洗面器やバケツなどにお湯をはり手を温めるのも良いと思います。

手首より少し離れた所に痛みの原因がある事もあります。肘や腕、肩などの筋肉の緊張を緩め、血液の循環を良くすることで改善される場合もあります。病院で相談しても、出産したら治ると言われることも多いのではないでしょうか?

痛みやしびれの症状が強く出てきたり長引いたりすると、とても不安ですよね。マタニティ整体では、痛みが出ている原因となっている筋肉にアプローチすることで、症状の緩和、予防を促します。

妊娠中には、使えないシップ薬もありますので、市販のものは使わないようにしましょう。鎮痛剤やシップは、安易に使用せず病院で処方してもらいましょう。

また、母乳育児をしている方が、鎮痛剤を使用する為に母乳育児を止めてしまうこともありますが、赤ちゃんに影響のないお薬を病院で処方してもらえば母乳育児を中止することはありません。

お薬を使わずに、専門の整体院に相談したり、セルフケアをすることで、痛みや痺れが起こらないよう予防することが大切です。疲労はためないように、ご家族に協力してもらうようにしましょう。

自分で出来る簡単マッサージ

入浴中など、リラックスした時に行いましょう。手の甲を上に向け、胸の前で肘を曲げ、腕を横にのばします。床やテーブルに押し付けても良いでしょう。

反対側の親指を使って、前腕の指圧をします。ご自分で気持ち良いと感じるところを5秒圧迫して離す。場所を少しずつ移動させ、前腕全体を解します。

マッサージ

佐藤雅子先生

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