突発性発疹について

突発性発疹について

突発性発疹

突発性発疹(とっぱつせいほっしん)は、生後6~12か月頃の赤ちゃんが発症することが多い感染症です。なぜ生後半年頃から感染する子が増えるのかというと、生後半年頃からお腹の中にいた時にママから貰っていた免疫力が徐々に無くなり始めるので、感染症にかかりやすくなると言われています。初めての熱が突発性発疹という方が多いので、赤ちゃんが生まれて初めて高い熱を出したという時は、まず「突発性発疹」を疑いましょう。突発性発疹は、90%以上のお子さんが6か月から遅くても2歳頃までには1度は発症するといわれています。うち、殆どのお子さんが1歳未満で発症します。

突発性発疹とは

ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)または、ヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)に初感染することによるおこる感染症です。元気だった赤ちゃんが、急に高熱を出すというのが特徴の一つでもあります。体に発疹があらわれるので、すぐに突発性発疹だという事に気が付くことが出来ます。

突発性発疹は、一度感染すると二度と感染する事はないといわれていますが、原因となる菌が2種類ある為、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)とヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)の両方に感染し、二度発症する子もいます。

また、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)、ヒトヘルペスウイルス7型(HHV-7)に感染しても、突発性発疹の症状があらわれない子もいます。「不顕性感染(ふけんせいかんせん)」といって、感染はしているのに症状としてあらわれないまま、菌が死滅する事をいいます。無症状感染とも呼ばれています。ほとんどのお子さんが遅くても2歳までに突発性発疹に感染するといわれているので、2歳までに突発性発疹の症状があらわれない場合は「不顕性感染」だった可能性もあるという事です。

突発性発疹はどのように感染するの?

突発性発疹には、まだまだ解明されていない事が多くあります。感染経路についても、その一つです。ですが、有力視されているのが飛まつ感染や経口感染です。

  • 大人が免疫力が低下しているときに赤ちゃんの近くでクシャミやせきをする事で赤ちゃんに菌が感染する
  • 赤ちゃんにキスをしたり、大人が食べかけたものを赤ちゃんに食べさせたりする

専門家の間では上記の事で感染するのではないかといわれています。突発性発疹は感染力が弱いので、保育園などの施設で流行するという事はありません。殆どが家庭内感染だと言われています。また、季節なども関係ありませんので、1年中感染する可能性があると考えていてください。

突発性発疹の予防方法とは?

予防方法などは一切ありません。また予防の為の予防接種などもありません。殆どの子が1歳までに必ず一度は感染するという事を覚えておきましょう!

突発性発疹の症状とは?

突発性発疹には以下のような症状があらわれます

突発性発疹の症状

  • 急に38~39度の高熱を出す
  • お腹や背中を中心に赤い発疹が出てきて、1日で全身へと広がります
  • 発疹は少し盛り上がりがある
  • 高熱を出しているのに赤ちゃんは元気

高熱は3~4日程度続きますが、4日目以降は微熱程度に治まります。潜伏期間は10日程度とされています。発症してから当分の間は合併症などのトラブルを避けるために、外出などは控えるようにしましょう。

突発性発疹はどのように検査・治療するの?

お医者さんが体温や体の発疹の症状などを見て判断します。特に突発性発疹に対しての治療や特効薬などはありません。
解熱用の座薬や解熱剤を処方され、体温を下げることで自然と完治していきます。
まれに、合併症などが疑われる場合にのみ抗生物質を処方する場合があります。

突発性発疹の合併症とは?

一番多い合併症は胃腸炎です。合併症と言っても下痢程度なのであまり心配はいりません。ごく稀に以下のような合併症をひきおこす事もあります。

  • 脳に炎症が起こる脳炎
  • 脳の機能が低下する脳症
  • 肝臓が機能しなくなる劇症肝炎
  • 血小板が減少してしまう血小板減少性紫斑病

赤ちゃんに意識がない、痙攣している、黄疸が出ている、内出血が確認できるなどの異常に気づいた場合、一刻も早く病院へ受診するようにしましょう。

突発性発疹にかかった時のケア

赤ちゃんが突発性発疹に感染したら、以下のことに気をつけてあげましょう。

  • 高熱が出ている間はお風呂は入れないようにしましょう
  • 汗をかくのでこまめにお着替えをさせてあげましょう
  • 熱を下げるために大量に汗をかきます。水分補給はこまめに行いましょう
  • 電解質を含んだ水分を飲ませてあげるようにしましょう

ビーンスターク ポカリスエット

ビーンスターク ポカリスエット(ニップルが取り付け可能)

ちなみに・・・ポカリスエットと似た商品でアクエリアスなどがありますが、アクエリアスはクエン酸やアミノ酸を含んでいる為、スポーツ後の疲労回復用として作られている商品です。体調が悪い場合は、ポカリスエットがオススメです。

突発性発疹の回復後

突発性発疹が完治するまでに約1週間から10日程度かかります。突発性発疹の後は一時的に免疫力が低下しています。感染症にかかりやすくなりますので、1か月程度は人ごみを避けるようにしましょう。また、予防接種なども1か月程度は受けないようにした方がいいでしょう。

熱や体調不良の倦怠感などから、突発性発疹が完治した後も機嫌が悪く、夜泣きやぐずりなど不機嫌な状態が続く事があります。好きなテレビやお菓子、音楽などで機嫌が回復する事がありますので、色々試してみてください。一週間程度でいつもの様子に戻るといわれています。

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