【漢方薬剤師が教える】流産予防はズバリ!子宮の環境を整える

皆さんこんにちは。
タクヤ先生こと杉山卓也です。

さて、前回に引き続き、流産をテーマにした内容でお届けします。
今回は「流産しないために漢方でお役に立てること」についてお話します。

流産してしまうのは子宮の異常?


一般的に流産を起こしやすいとされる、原因を特定するための「不育症検査」では、下記が指摘されると流産率も高いとされます。

  • 抗リン脂質抗体
  • 血液凝固系異常
  • 甲状腺機能異常
  • 夫婦染色体異常

しかしながら、このいずれにも該当していないにも関わらず、流産を繰り返すことがあります。

不育症検査で「異常なし」と言われた方は、病院での治療方法がないケースが多いので「流産しない子宮に整えていく」という漢方独自の方法を、考えてみるのもひとつの方法です。

そのための時間は、決して無駄にはならないと思います。

もちろん、上記の検査に該当した方にたいしても、それぞれ漢方での対応は可能です。



流産しない子宮とは


「流産しない子宮」の条件として、私があげたいのは大きく分けて3つ。

  1. 血液量が充分で流れが滞っていない子宮
  2. 冷えを感じていない子宮
  3. 栄養状況の充分な子宮

 

それぞれに意味があるので、以下に説明します。

血液量が充分で流れが滞っていない子宮

中国では子宮のことを「血海」と表記し、「けっかい」と呼んでいます。
要するに、子宮はそれだけ血液が必要な臓器である、ということですよね。

血液が子宮内に常に流れ込むには、血液そのものと、その流れがしっかりとしていることが、何よりも大切です。

子宮内膜を厚くしたり、子宮に酸素や栄養素を取り入れたりするのも、全て血液・血流であることを常に意識しましょう。

漢方では補血剤(ほけつざい)や活血剤(かっけつざい)といわれるカテゴリの漢方薬を用いて、血液を正し、流産しない子宮づくりの大きな力となります。

冷えを感じていない子宮

草花で考えると、地面が温かい場所には、元気いっぱい花が咲くように、やはり命が宿るには温かい土壌が必要です。

子宮の冷えを体感することは難しいかもしれませんが、手足の末端や腰、おなかの冷えを感じている人は要注意です。

漢方では温裏(おんり)作用と呼ばれるカテゴリの漢方薬を用いるとともに、下腹を中心とした患部を温めることを意識して、温かい子宮づくりを目指します。

栄養状況の充分な子宮

栄養がいき届いている、健康的な子宮づくりに必要な「栄養」となるのは、アミノ酸や亜鉛などの栄養素です。
漢方では「補腎薬(ほじんやく)」というカテゴリの漢方薬が、これにあたります。

流産回避のひとつの指標として、妊娠12〜13週目までが重要とされています。
妊娠初期の間は、流産しないよう、赤ちゃんに母体にしっかりといてもらうための「子宮というベッドづくり」に漢方を役立ていただきたいと思います。

ベッドづくりで思い出したのが、ベッドの布団カバーをかけるのが致命的に下手くそな私が、必死に10分位かかってようやく理想的に形になった、と達成感に浸っていたところ妻から「そういう独創的な付け方は社会的にはちょっと」と言われ目の前で付け直された暗黒歴史。
子宝にはもちろん夫婦仲も大切ですよ!!

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