【認定絵本講師が教える】親子で絵本を100%楽しむコツ

みなさんは、子どもへ絵本の読み聞かせをするときに、どのように読んであげていますか。
また、絵本にあるどの部分を読んであげているでしょうか。

家庭で読み聞かせをするときは、どのように読んでも自由です!

しかし、絵本のどの部分を見せて、なにを読んであげるのかに注目すると新しい発見が出てくるかもしれません。
これは絵本を100%楽しむための大切な秘訣ですので、ぜひご紹介したいと思います。

絵本の全てを「見せて」あげよう


読み聞かせを始めるとき、絵本の「おもて表紙」を見せてあげていますか。
意外とじっくり見せていないことが多いようです。

表紙をめくると、「見返し」と呼ばれるページがあります。
ここは、飛ばしてしまう方が多いかと思いますが、きちんと1ページとして子どもに見せてあげましょう。
「見返し」は、舞台でいう幕のような役割をもっています。
幕が上がりお話が始まるよ、というような、どきどき感をもたらす「間」を演出します。

そして「中表紙」を見ると、中表紙からお話が始まっていたり、お話や登場人物の紹介になるような絵が描かれていることがありますので、飛ばさず見せてくださいね。

お話が終わると、そのまま本を閉じてしまう方が多いようですが、「見返し」のページをきちんと開いて子どもに見せることで、お話の余韻を味わう時間をもつことができます。

映画を観終えたあとに、ぱっと席を立つ方もいるようですが、よい映画ほど、エンドロールを最後まで観て、客席が明るくなるまで座って余韻を楽しむ方が多いのではないでしょうか。

同じように、物語が終わったあとは「見返し」を見て、親子で余韻を楽しむとよいでしょう。

そして、必ず「裏表紙」まで見せてあげてください。
お話は、ここまで続いていることもあります。

お話全体の雰囲気を味わえるような絵や、「裏表紙」と「おもて表紙」を合わせることで大きな絵になったりする表紙を見ると、「物語を最後までしっかり堪能できたなぁ」と感じることができます。

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絵本の全部を「読んで」あげよう


絵本に書かれている本文は、しっかり読んでいるのではないかと思います。。

「題名」はいかがですか。
こちらも多くの方は読んであげているでしょう。
「おもて表紙」を子どもに見せながら、きちんと題名を読むと「今からお話が始まるよ」という雰囲気が高まるのでおすすめしたい方法です。

では、「作者名」「画家名」はいかがでしょうか。
こちらは、「読んでも意味があるのかな」と思う方が多いかもしれません。

確かに、お話には直接関係がないように思えます。
小さな子どもに必要な情報ではないように感じるかもしれません。
しかし、読んでいるうちに、おもしろい反応が返ってくるようになりますよ。

ひとつには、題名と同じくお話が始まるまでの、お楽しみの「間」をもたらす効果がありますし、ふたつめは、毎回読んであげているうちに、「○○という人の絵本が好き」というような感覚を、子どもが認識する助けになるのです。

子どもは、絵本を本当によく聴いてよく覚えいます。
絵本の一文をひょんなタイミングでつぶやいていることもあり、驚かされることも。
作者名、画家名も、何気なく読んでいるうちに「○○って、△△の本を描いた人?」と聞いてくれるようになったりします。

「認識・識別ができる」ということは、子どもの好き・嫌いなど「好み」の芽が絵本に関しても芽生えはじめることだと思います。
それは、お母さんにとっても、子どもの個性を知るきっかけになり、子どもにとっても絵本に対する視野を広げたり、親しみをもつヒントにつながるかもしれません。

また、読んでいるお母さんも、さらりと読み飛ばしていた部分を読むことで、新しい発見が得られることがあります。
描いた人に興味をもつことや、描いた人を知るということは、絵本を楽しむ上で、新鮮な楽しみ方を広げてくれる一歩になります。
作者名・画家名に注目するだけでそういった機会が増えるのですから、ぜひひと手間を惜しまず読んでみてくださいね。

表紙や裏表紙を楽しめる絵本2選


今回は、表紙や裏表紙が楽しめる絵本をご紹介します。

新幹線のたび はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断


「新幹線のたび はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断」

新幹線で青森から鹿児島のおじいちゃんの家まで遊びに行くんですって。
日本の形をこんな風に見られるなんておもしろい〜!
森や町、地形、高低差など、絵でしか表現できない風景が楽しめます。

まずは表紙と裏表紙を広げて見てみてください。
よく見るといろんなものが描きこまれていてそれを探すのも楽しいですよ。

三びきのこぶた


「三びきのこぶた」瀬田貞二やく

裏表紙にびっくり。
単純化された三びきのこぶたはよく語られますが、三びき目のこぶたはこんな風におおかみをやっつけたんだ!と初めて聞く物語のように感じます。

そして裏表紙に注目。
やはり豚の世界では、おおかみを食べるなんてある意味英雄的な扱いなんだなあと、またさらにお話の続きが垣間見えておもしろいですよ。

おわりに


絵本の世界観を存分に味わうことができる、読み聞かせの時間。
自分でページをめくるのではなく、「めくってもらっている」からこそ、自分で読むのではなく「読んでもらっている」からこそ、絵本のすべてを楽しむことができます。

絵本を作った人々が、たくさんの工夫を凝らして完成させた作品の、全部を「見て」「聴いて」「感じて」もらえたら、きっと読み聞かせの時間は、いっそう楽しくわくわくする時間になるだろうなと思います。
絵本への集中や関心もぐっと高まります。
今日からさっそくお試しくださいね。

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