子どもとのコミュニケーションに大切な大人の言葉かけ

子どもとのコミュニケーションに大切な大人の言葉かけ

子どもとのコミュニケーションに大切な大人の言葉かけ

前回のコラム「子どもとのコミュニケーションにおける大人の姿勢」では、お子さんとのコミュニケーションにおいて意識していただきたい大人の姿勢として、インリアル・アプローチにおけるSOULについてお伝えしました

今回はインリアル・アプローチにおける具体的な言葉かけ(言語心理学的技法)について7つの方法をご紹介します。もともと言葉の発達がゆっくりであるお子さんのコミュニケーションを育てるために考えられたインリアルアプローチですが、話し始める前のお子さんから話し始めているお子さんまで使えます。用語は難しく感じるかもしれませんが、普段何気なく行っていることも含まれていますよ。

ミラリング:子どもの行動をそのまま真似する

"私が動いたら、ママが同じように動いてくれる!"という関係に気付くことが、発信する意欲や大人の真似をしようとする意欲につながります。

モニタリング:子どもの声やことばをそのまま真似する

ミラリングの効果に加え、自分が声を出すことの効果を気付かせることになります。

パラレル・トーク:子どもの行動や気持ちを言語化する

言葉の意味や使い方を学ぶ機会になります。また、大人が子どもの気持ちを理解しようとしていることやコミュニケーションをしたいという気持ちを伝えることになります。

例:電車を走らせている時に、「ガタンゴトン」と言う

  喜んでいる時に、「嬉しいね~」と言う

セルフ・トーク:大人自身の行動や気持ちを言語化する

大人の気持ちや態度などを伝え、また共感しているということを知らせることにもなります。

リフレクティング:子どもの言い誤り(発音、意味、文法、言葉の使い方等)を正しい言葉に直して聞かせる

「そうじゃないよ」「はっきり言ってみて」のような指摘や訂正は話したい気持ちを損なわせてしまいます。正しい言葉を聞かせるのです。

エキスパンション:子どもの言葉を意味的、文法的に広げて言って返していく

単語で言った場合に二語文で返していくことや助詞を使って返していくこと等があります。

例:「ワンワン!」に対して「ワンワン、いたね」、「ワンワン、散歩してるね」と返す

モデリング:子どもが言った言葉を使わずに、新しい言葉のモデルを示す

やりとりができ始めるようになった子どもに対して行い、質問に応じることや会話を続けることを教える機会としていきます。

例:「ひこうき!」に対して、「お空を飛んでるね」と返す

  「りんご!」に対して、「赤くて丸いね」と返す

いかがですか?

ミラリング、モニタリング、パラレル・トークは小さな赤ちゃんの頃からできます。ミラリングやモニタリングは“まねっこ遊び”という形で取り入れられますよね。お子さんが手を動かしたら同じように動かす、太鼓を叩いたら同じように叩く、「あー」「うー」のように声を出し始めたら同じように声を出す、等です。大人が真似してくれることに気付いてどんどん繰り返すようになると、お互い楽しいですよ!

お子さんが話し始めるようになると、どんどん話して欲しい、正しく話して欲しいと思うのが親心です。また子育てにおいて「語りかけが大切」と言われることが多い中、どうしてよいかわからないと思っていた方、逆につい頑張って話しかけている方もいらっしゃるでしょうか。今回の言葉かけの方法のポイントは、“お子さんを中心に”ということです。興味・関心に合わせて、伝えたい気持ちを大切にして、言葉かけを行っていきましょう。

しかし、忙しい時にはなかなか意識して言葉かけができない、ということもありますよね。そんな場合には、"セルフ・トークしながら家事!"の筆者でした。

斑目雅美先生

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