妊娠検査薬はいつから反応する?最短は?フライング検査では?

妊活中の女性にとって、妊娠しているかどうか一刻も早く知りたいもの…。
生理予定日に生理が来なかったり高温期が続いていると、まずは市販の妊娠検査薬で確認してみる方も多いでしょう。
今回は妊娠検査薬についてご紹介します。

妊娠検査薬を使う前に

妊娠したかどうか、早めに知りたいという女性もいることでしょう。
しかし妊娠検査薬は、正しい使い方をしなければ、検査の結果に一喜一憂してしまうことになりかねません。
まずは妊娠検査薬について知っておきましょう。

なぜ妊娠検査薬で妊娠判定できるの?

妊娠検査薬は高い確率で妊娠判定ができるものですが、どういう仕組みで妊娠がわかるのでしょうか?
女性の体内では、妊娠すると「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンが分泌され始めます。
hCGホルモンは妊娠すると急激に増え始めます。

妊娠検査薬では尿のなかに含まれるhCGホルモンに反応し、規定値よりもhCGホルモンが多く含まれると陽性反応があらわれます。

一般的な妊娠検査薬は、尿中のhCGの量が50mIU/ml以上あると、陽性と判定されるようです。
また、尿内のhCGの値が25mIU/ml以上で反応する、早期妊娠検査薬も売られています。

週数とhCG分泌量について

hCGホルモンは以下の表のように、妊娠8週目をピークに急激に増加していきます。
妊娠の週数というのは、最後の生理があった日から計算されます。

一般的な市販薬は50mIUから計測可能なので、妊娠4週から使用可能です。
早期妊娠検査薬を使用する場合は、25mIU以上で計測できるため、妊娠3週から妊娠判定ができるとされています。

妊娠週数 hCGホルモン値
妊娠3週 0~50
妊娠4週 20~500
妊娠5週 500~5,000
妊娠6週 3,000~19,000
妊娠8週 14,000~169,000
妊娠12週 16,000~160,000

妊娠検査薬の使い方

妊娠検査薬の使い方についても紹介します。

妊娠検査薬はスティック状になっており、尿採取部分に直接尿をかけるか、コップなどに尿を採り、尿の中に浸すようにしましょう。

キャップをして平らな場所に妊娠検査薬を水平に置き、判定時間を待ちます。
妊娠検査薬には終了窓と判定窓があり、判定時間になると終了窓に、判定できたことを意味する線がでてきます。
このとき判定窓に、線がでていれば陽性反応で、線が出ていないと陰性反応ということです。

終了窓に線が出ていない場合は、尿の量が多すぎる/少なすぎることが原因としてあげられます。
上記の理由で失敗した美は、かける尿の量を調整して新しい検査薬で検査しましょう。
いちど使用したものは使えません。

また、一度陰性反応がでていたのに、時間の経過とともに線がうっすら出てくる場合があります。
この薄い線は蒸発線といわれるもので、陽性反応ではないので注意しましょう。
必ず、既定の判定時間内の結果を確認するようにしましょう。

どんな種類の検査薬がある?

さまざまな検査薬が売られていますが、どのような種類があるのか人気の銘柄をみてみましょう。

妊娠検査薬

妊娠検査薬銘柄 値段 特徴
ドゥーテスト・hCG 妊娠検査薬 1,296~529円/2回 予定日1週間後から使用推奨、日本製
P-チェック・S 864~282円/回 予定日1週間後から使用推奨、安い、日本製
オムロン 妊娠検査薬 クリアブルー 1,296~440/2回 予定日1週間後から使用推奨、判定時間1分で短い、イギリス製

早期妊娠検査薬

早期妊娠検査薬銘柄 値段 特徴
ラッキーテスト 排卵検査薬10本付950円/回 予定日2日前から使用可、アメリカ製、ネット購入可、米国FDA認証
wondfo 排卵検査薬20本付1,380円/2回 予定日2日前から使用可、中国製、ネット購入可、米国FDA認証
チェックワンファスト 1,000円/回、1,500円/2回 生理予定日当日から使用可、日本製、調剤薬局にて購入可

一般の妊娠検査薬は値段もお手頃で、予定日1週間後からも使用を推奨しているものがほとんどです。
早期妊娠検査薬は月経予定日以前に使用できますが、一般の妊娠検査薬より少し高く、普通の薬局には置いていない場合が多いようなので、手に入りずらいのが難点です。
また、海外製だからといって精度が悪いわけでもなく、米国のFDAのお墨付きなので問題ありません。

妊娠検査薬はいつから使える?

いざ、妊娠検査薬を購入しても、決められた正しい時期に使用しなければ、検査の制度は落ちてしまいます。
検査薬はいつから使用すればいいのでしょうか。

一般的には生理予定日の1週間後

先に述べたとおり、一般に妊娠検査薬は「生理開始予定日の1週間後以降」が判定可能な時期といわれています。

尿中のhCGの値が50mIU/mlを超えると陽性反応を示しますが、妊娠してからのhCG分泌の速度には個人差があります。
かなり早い段階から 50mIU/ml以上の濃度に達する方もいれば、生理予定日から1週間すぎてもhCGの濃度が陽性反応値にならない方もいます。

なので、検査薬では陰性反応だったのに妊娠していた、というケースもありますが、通常では、生理予定日の1週間後以降で、妊娠判定ができるとされています。

早期検査薬が最短の方法

先ほど述べたように、早期妊娠検査薬というものもあり、hCG濃度が25mIU/mlで反応するため、一般の検査薬よりも低い濃度で判定できます。
早期妊娠検査薬は「生理開始予定日の2~3日前」から使えるものが多いようです。

できるだけ早めに正確な結果を知りたい場合には、一般の検査薬でフライング検査をするよりも、早期妊娠検査薬を使ったほうがよいでしょう。

生理不順の場合はいつ使えばいいの?

妊娠検査薬は「生理予定日の1週間後から」使用可能とされていますが、ふだん生理不順になりがちな方の場合、生理周期がまちまちで生理予定日自体がいつなのかわからず、妊娠検査薬を使用するタイミングが難しいでしょう。
この場合は、前回の生理開始日から、1ヶ月半程度経過してから、使用すると検査の精度があがるようです。

また、妊娠した可能性が高い日(つまり性交渉があった日)がわかるのであれば、その日から3週間後に使用するという方法もあります。
生理不順とは関係なく、性交渉後に受精、着床しhCGが分泌されるまでに3週間程度かかるためです。

体外受精・人工授精の場合

体外受精や人工授精をおこなった方はいつから妊娠検査薬が使えるのでしょうか。
まず、体外受精をおこなった方については、病院での判定日が決まっており、血液中のhCG値を計測するのが本来の流れです。
それよりも前に検査薬を使うので、フライング検査であることが前提です。

受精卵を子宮に戻してから、卵が子宮に到着して着床するまでに、約1週間~10日ほどかかるといわれています。
着床してからhCGホルモンが分泌されはじめるので、3日目胚:移植後6日~11日、5日目胚盤胞:移植後4日~10日から判定できる可能性があります。

hCG注射を使っている方の注意点は、注射によるhCG濃度への影響がなくなっているかどうかです。
注射の影響があると、正確な検査結果を得られないケースがあります。

人工授精の場合は排卵日に合わせて精子を子宮内に注入するので、受精を行ってから着床までの流れは自然に受精をした方と特に変わりありません。
なので上述した通り、一般の検査薬では生理予定日1週間後、早期妊娠検査薬の場合は生理予定日の2~3日前から使用できます。

妊娠検査薬使用の上で知っておきたいこと

妊娠検査薬について詳しく紹介してきましたが、検査薬はあくまでもhCG値だけでの判断です。
ママによって例外の状況はありえますので、以下のことを参考に、自分の状況と照らし合わせることをオススメします。

フライング検査の結果は確実ではない

どうしても妊娠しているかどうか知りたくて、判定時期よりも早くから妊娠検査薬を使う方人も少なくありません。
気持ちはわかりますが、いわゆるフライング検査によって、陽性反応が出て妊娠がわかったママもいれば、陽性反応がでたけれど妊娠はしていなかった(化学流産)というケースもみられるようです。

hCGホルモンが早くから濃い濃度で分泌され、予定日の1週間ほど前から陽性反応がでる方もいますが、十分な濃度が分泌されていない場合がほとんどです。

フライング検査をおこなうのは個人の自由ですが、確かな結果ではないので、一喜一憂しないようにし、説明書に記載されている通りの期間に改めて検査しましょう。

妊娠検査薬はあくまで目安

妊娠検査薬の性質上、陰性反応でも実はhCG濃度が不足していたというケースや、逆に陽性反応がでたけれど妊娠していなかったというケースもあるようです。
妊娠以外で陽性反応が出る原因は、閉経期や不妊治療中のhCG注射による反応、高度の糖尿などが考えられます。
陰性反応が出ても、hCG濃度が不足していたり、水分の取りすぎによって濃度が低くなった場合もあり得ます。

ですので、検査結果についてはあくまで目安として、自己判断せずに最終的な判断は必ず病院で診察を受けましょう。

薬を服用している場合の検査薬への影響は?

不妊治療をされている方で、デュファストンを服用している女性も多いですが、この薬の服用は妊娠反応の確認に影響しません。
デュファストンを服用中であっても、市販の妊娠検査薬は問題なく使えます。

注意したいのは、hCG注射を打っている場合です。
注射の種類によって検査薬に影響しなくなるまでの期間は違うので、かかりつけの医師に、hCG注射の持続期間など確認しておくとよいでしょう。

病院へ行くタイミング

妊娠検査薬は尿内のhCG量で判定しますが、医師は、超音波で胎嚢の音を聞いたり、胎児の心拍を確認したうえで、妊娠していると判断します。
胎嚢が確認できるのは妊娠6週頃からといわれていますので、このころに病院に行くのがよいでしょう。

胎嚢が確認できないと、再度検査をする必要があります。
しかし、何か異常がある場合は早期発見・早期治療が望ましいので、病院に行くのが遅いのも良くありません。

おわりに

妊娠検査薬の結果は99%といわれていても、身体の状態によっては判断が難しいこともあります。
自己判断は赤ちゃんにとってもママにとっても危険です。
検査薬はあくまで目安にして、最終の判断は産婦人科での診察に任せるようにしましょう。

【編集部ピックアップ!「妊活」関連記事】

妊娠を計画中の女性にぜひ意識してほしいのが「葉酸」の摂取です!

二分脊椎症や無脳症をおこす「神経管閉鎖障害」は、妊娠前から初期にかけて葉酸を積極的に摂取することで発症リスクを下げることができます。

厚生労働省
では、妊娠1か月以上前から妊娠3か月の女性に対し、毎日食事からとる葉酸にプラスして、栄養補助食品(サプリメント)から400㎍の葉酸をとるように推奨しています。

高品質の葉酸サプリの情報はこちらの記事がおすすめ

注目記事

【妊活サプリランキング】葉酸だけでは不十分!本当に必要な成分、効果、値段で徹底比較

妊活に必要な成分は葉酸以外にも沢山。妊活の為に本当に必要な成分を男女別に解説!夫婦で一緒に摂れる妊活サプリを比較しランキングにしています。

賢いママは知っている? 妊活中から産後までにやっておきたいお金の準備まとめ

妊活・妊娠・出産…いったいお金はいくらかかってどう準備したらいいの?そんなお金の話をチェック!

気に入ったらシェア

スポンサーリンク

スポンサーリンク