きょうだいを迎えるときに読む絵本

きょうだいを迎えるときに読む絵本

きょうだいを迎えるときに読む絵本

二人目のお子さんを妊娠したときの喜び、さぞやとお察しいたします。しかし、嬉しい反面、上の子のことが心配、という声もよく耳にします。ただでさえ手いっぱいなのに、もう一人増えて大丈夫なのか、これまで親の愛情を独り占めしていたのに、きょうだいが生まれたら上の子はちゃんとそれを受け入れられるのか、赤ちゃん返りって、良く聞くけれどどうなるだろう、などなど…。第一子で、夫がお父さんになる過程のように、きょうだいが生まれることで、お兄ちゃん、お姉ちゃんになる上の子が、どんな風に変化していけるのか。お母さんが気に病むところではないでしょうか。

家族が新しく増えるということは、それまでの家族の在り方そのものが変わるということです。上の子はもちろん、夫婦関係も変わっていく中で、どのようにそれをスムーズに移行させられるか、というのは大きなテーマでしょう。核家族社会においては、子育てに関するモデルや経験の少なさから、悩みや戸惑いを抱くお母さんが多いことは知られていますが、そのためのサポートが十分ではないという現実もあります。

きょうだいが生まれるということを察知した上の子が、どのように受け止めていくか。今まで出来たことをしなくなったり、わざと困らせるようなことを続けるといった、赤ちゃん返りと言われるような行動をとることもあれば、逆に、お母さんの気を引くために良い子になりすぎてしまうこともあります。そのどちらもが、赤ちゃんへの関心を自分に取り戻したいという上の子の、切なる願いがなす健気な行動なのですが、毎日付き合うお母さんは大変です。

だいたい、下の子の月齢が進み、笑い返したり寝返りをしたりといった反応が見られるようになると、一緒に遊べるようになったり、世話をするのが楽しくなったり、かわいく思えたりすることが増えるようになり、赤ちゃん返りなどの行動は落ち着いてくるようです。そうはいっても、上の子が、新しい家族を迎えるときに受ける、精神的な葛藤がないということはないでしょう。その負担を少しでも小さくしてあげるために、妊娠中から準備することは可能です。そのひとつに、絵本の読み聞かせをお勧めしたいと思います。

以前のコラムでもお伝えしたように、私は、絵本の読み聞かせを教育的な目的のためにするのでは少し寂しいな、と考えています。でも、日頃から絵本を読み聞かせている親子であれば、絵本の感動やキーワードを日常に反映させるという自然な流れがあるはずですし、絵本の中から何かのメッセージを“学ぶ”ことも、副産物としての“効果”の一つであることは事実です。赤ちゃんを迎えるという、初めてな上にかなりの大ごとである場面では、抽象的な説明だけではなくしっかり心の準備を重ねていくことが必要です。一度話せば済む、というものでもありません。毎日の絵本の中で、赤ちゃんを迎えることをテーマにした絵本を選ぶこと、そして読みながら、少しずつお母さんの気持ちを語りかける時間を設けてみてください。

ぜひ伝えてもらいたいのは、下の子が生まれたからといって、上の子に対する愛情は全く変わらないということ。ましてや、愛情は減ってしまうものではなく、下の子の方がかわいい、というような分配が起こるわけではないということを、お話してみてください。それから、上の子の素直な気持ち、したいことやしてほしいことなどの望みを、思いやるだけではなく実際に聞いて、受け止めること。たとえそれがネガティブな反応であっても、その場では気持ちを受け止めて、そんな気持ちを無理に変えようとしないでほしいなぁと思います。そういう気持ちを表現してもいいんだ、ということを経験できたら、気持ちは随分楽になるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。もちろん、嬉しい気持ちできょうだいを迎えてほしいと親は願うものですが、そういった心境への変化を待てるのも、妊娠中の10ヶ月があればこそです。私自身も子育ての中で日頃痛切に難しく感じていることではありますが、長い目で、信じて待ちましょう。

では実際にどんな絵本があるかをいくつがご紹介いたします。テーマとしては、ある程度多いジャンルですので、お近くの図書館などでも「赤ちゃんを迎えるときの絵本を」とお求めになればたくさん紹介してもらえることと思います。

ぎゅうって

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

ぎゅうって [ さいとうしのぶ ]
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はるちゃん、ね

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はるちゃん、ね [ さいとうしのぶ ]
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上記2冊の絵本は2冊セットで読んでもらいたい絵本です。そして、1-2歳の小さな子にも楽しい絵本なので、そのくらいできょうだいを迎える子にもおすすめです。きょうだいが生まれる、という点では「はるちゃん、ね」の方だけなのですが、その部分を強調するように読んで聞かせるのはなんだか違うなと感じています。一人の女の子がお姉ちゃんになっていく過程の中には、こんな風に愛情をもらって育まれたからこそ、自分も愛情を分けられるようになるんだよ、ということが大切かなと思います。子ども自身も、はるちゃんへの親近感をもつことで、自分の経験とつなげて考えられるのではないかと思います。

あげます

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あげます。 [ 浜田桂子 ]
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お兄ちゃんがまたどうしようもなくかわいい。もしかしたら、第二子をご出産のお母さんが読むとまた、良いかもしれません。物語や言葉のテンポも良くて楽しいので、しみじみするより、明るい気持ちで上の子とお話できるのではないかと思います。

平松祐美子先生

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