絵本の選び方「ファーストブック」

絵本の選び方「ファーストブック」

ファーストブックとは、人生で初めて出会う本のことです。

生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01程度と言われています。抱っこをして授乳をする姿勢をとると、ちょうどお母さんの顔に焦点が合うくらいの見え方です。赤ちゃんに読んであげるときは、それくらいの位置で絵本を見せてあげると、目に入ってきやすいでしょう。発達に応じて、動きのあるものを目で追うようになってくるので、ページをめくるという動作も、そして新しい絵に移り変わっていく絵本の仕組みも、赤ちゃんにとっては面白く感じるはずです。赤ちゃんの目の見え方についてはこちら

赤ちゃんにとって最も認識しやすいのは、「顔」です。ぼーっとして、何を見ているのかな、という赤ちゃんが、お父さん、お母さんの顔は、意思をもった様子でじーっと見つめます。どんな赤ちゃんも澄んだ瞳で、人間の始まりは、こんなにもうつくしいものなんだなあと思わせてくれる瞬間です。

こういった特徴を踏まえて、赤ちゃんへのファーストブックでおすすめしたいのは、カラフルな色遣いや、動きのある仕掛けで、赤ちゃんが認識しやすいもの。「顔」が出てくるもの、擬音語や擬態語、繰り返される言葉が心地よいもの、などが挙げられます。

例えば

じゃあじゃあびりびり

「じゃあじゃあびりびり」は、どこから読んでもいい自由さがあり、なめたりかじったりしてもびくともしない装丁が、大変ありがたいです。

もこ もこもこ

「もこ もこもこ」は、何歳になっても楽しめて、赤ちゃんも読んでいる大人も、不思議な世界観にあっという間に引き込まれますよ。

やさいさん

「やさいさん」は、ユニークな野菜たちの表情と展開、最後のオチも魅力的で、仕掛けがあるのでダイナミックに遊べます。

だるまさんが

「だるまさんが」は、赤ちゃん達に大人気。読んであげると本当によく笑って、その動きをまねしたり、親子の触れ合い、楽しい遊びに発展していくことができます。

どれも大好きな一冊です。

初めて出会う絵本は、赤ちゃんの、良きおもちゃになってくれたらと思っています。紙がぼろぼろになったり、破いてしまうこともあるかもしれません。なんでも口に入れたがる時期には、本をかじってしまうこともあります。でも、そんな風に、本の重さを感じ、紙の手触り、口に入れた時の感触、破ける音、破ける手触り、その全てが「経験」なのですよね。絵本は、読むためだけにあるのではありません。ページ順に見ていく必要もありません。ある程度の年齢になって、わかるようになってから、本は大切に扱うものだよ、と伝えてあげても、遅くはないように思うのです。

絵本って楽しいな、もっと読んでみたいな、と思ってもらえるように、窮屈なルールを作らず、自由に選んで、自由に読んでみてもらえたら、きっとその面白さが赤ちゃんに伝わるのではないかと思っています。

平松祐美子先生

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