【漢方薬剤師が教える】母乳と血液の関係

皆さんこんにちは。
タクヤ先生こと杉山卓也です。

さて、出産した後に、多くの方が悩むのは「母乳」のお悩みが多いようです。
「十分な量が出ない」
「うまく赤ちゃんが吸ってくれない」
というのは、よく耳にする悩みです。

赤ちゃんの夜鳴きや、成長にも大きな関係が出る母乳。
漢方で質の高い母乳づくりができるように、しっかりとお話していきます。

母乳と血液の関係


そもそも母乳と血液の関係をご存じでしょうか。
「実は母乳の原料は『血液』です」と言うと驚く方もいます。

「乳」という漢字を使っているだけあって、牛乳やお乳のイメージが強いのか、血液という発想自体がなくても不思議ではありません。
しかし、母乳の原料は血液です。

なかには「なんで赤くないの?」と疑問を持つ方もいるかもしれません。
まず乳房にある乳腺内で、血液は「乳汁」へと変換されます。
それが「乳管」を経て、いったん「乳管洞」に溜まります。
これが「母乳」の仕組みです。

「血液から作られた母乳がなぜ白色なのか」というと、母乳が生成されるときに、血液中の栄養分や白血球はそのままなのですが、赤い色をしている「赤血球」は母乳には入りません。
そのため母乳の色は白、どちらかというと透明な色をしています。

つまり赤ちゃんはお母さんの「血液」によって栄養を補充しているのです。

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母乳が出ない原因

母乳=血液というなら、漢方でいう「血(けつ)」が母乳を作るために欠かせない、というのはイメージしやすいのではないでしょうか。
漢方では、母乳を作るエネルギーのことを「気」と呼び、非常に重要な要素として捉えます。

なんらかの理由で「気」や「血」を作る機能が低下し、作られなくなってしまうと、それに連動する形で母乳も作られなくなり、出が悪くなります。

では産後に「気」や「血」が消耗する理由はなにがあるのでしょうか。

産後は、子どもの夜泣きや授乳といった「子育て」に大きなエネルギーを使い、ママは「気」や「血」を消耗します。

出産そのものにも莫大なエネルギーを消費しているので、うまく回復ができていない場合、ママから赤ちゃんに血液や、栄養を分け与えることができなくなり、母乳の量は減ってしまいます。

おっぱいが出なければミルクにすればよいかもしれません。
しかし、最近のミルクは成分がよいとはいえ、母乳とミルクは似て非なるものです。
そもそも、ママの健康状態が崩れたまま育児を続けていくことは、おすすめできません。

赤ちゃんに欠かせない母乳を出すための漢方薬


産後のお母さんの体調管理はとても大切です。

もっと突き詰めると、産後だけでなく妊娠中から行う漢方薬による母体の健康増進は、より効果的で、多くのケースで産後の悩みが激減しています。

実際に、当店の子宝相談で漢方で体調を整えたて出産されたママ達のほとんどは母乳の出がよく、産後の不調を訴える方が少ない傾向にあります。

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漢方薬を使うなら「血のもと」を作るための補血薬(ほけつやく)、エネルギーを作り出す補気薬(ほきやく)、そしてご出産で大きく消費してしまった生命力を改善させるための補腎薬(ほじんやく)が適しています。

これらがしっかりとした母乳を作り、ママと赤ちゃんの健康に大きく貢献します。

そのほかには、食生活や日常生活の乱れも母乳を作る妨げになり、色々なことに思い悩むことも「気」を消耗してしまうので、ご主人の「俺、育児とかよくわからないから」オーラに殺意を感じたとしても、できるだけおおらかな気持ちでいてほしいと思います。

母乳が健康であれば赤ちゃんもすくすく育ち、よく寝る傾向ですので、夜鳴きが減り、ママの負担も減るという好循環になります。
大切な赤ちゃんのためにも、母乳を元気に出せる体づくりを漢方で始めてみませんか。

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